AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

福岡聖菜は、なぜ選抜に入れないのですか?

 

序列の壁…ではない。

 

そんなアホ丸出しの壁なんてあるはずもない。

そーゆー問題じゃなくって単純明快な線(ライン)があるのだ。

 

 

このくだりで非常に面白いのは(あくまでネット上の汚物保管庫の間抜けなコメンテイターたち限定で)

「聖菜ちゃんは握手対応が良いのに、なんで入れない!?」

とか

「この前の総選挙で32位(前々回97位)だったから十分可能性あったんだがな~」

とか

「握手券も売れてるんだろ?次回に期待だな」

とか。

 

ヲタらはどうしたって馬鹿の一つ覚えでそこへ安易に飛びつく。

一方では「AKBはアイドルじゃなくってキャバ嬢だ、キャバクラだ」なんて言って非難するくせして、いざという場面では「お手てニギニギ」を指標にしてしまう。

 

 

やはり、下級ヲタらからは何も学ぶことはできないか…

彼らに少しでも期待していた自分が、むしろ「バカ」だったのかもしれない…

 

 

 

 

福岡聖菜

 

AKB48

15期生

選抜回数は、いまだ0回

 

総選挙では二度の圏外を経て97位から32位への大躍進は、彼女の魅力が爆発した証だろう。

典型的な、オタクらに「見つけられた」例でありアイドルとして順調に開花した素材である。

 

「傾向と対策」でみれば、このまま30位前後を維持していくか、あるいはトップ方向へのぼりつめるかの2パターンしかない。

よっっっっっっっぽど、何かやらかさない限りは、下へ落下することはないだろう。

 

 

ところでAKBとは何か?

 

総選挙とは何か?

 

一般人からしたら、絶対に、まるでわからない。

しかしライトなタッチでも良いから触れてみれば、いろいろと見えてくることがある。

 

 

総選挙の順位  女子としての魅力、人気

 

総選挙の順位  アイドルとしての実力、人気

 

 

これが見えてくると、AKB鑑賞がより一層面白くなるだろう。

ホントに所詮は「握手会での人気」であり、「気色の悪いオッサン連中の心をどれだけつかめるか」でしかない。

2016NHK紅白歌合戦選抜で、とうとう大々的にバレてしまった。

洗脳された連中たちの洗脳が解けないように、2017年はもちろん、やらなかった。

 

この辺についてはまた別の機会に詳しく説くとして、福岡聖菜のその順位や人気が「アイドルとして」「女の子として」の人気や魅力と必ずしも一致していないのが、AKBグループの人気や順位の特徴である。

 

 

別に福岡聖菜の順位にケチを付けたいわけでも「偽だ!」と言う気も、さらさらない。

 

 

選抜になぜ入れないのか?

そこを語る場面である。

 

最初に述べて既に否定した通り、序列の壁でもなく、ヲタらの考察「握手人気」でもない。

 

 

女の子の、しかもアイドルやってる女子に対して言いたくはないが

「華がない」からという単純明快な答えが出ている。

 

ヲタらならいざ知らず、演じ手であるアイドル側ですら、「何か大切なことを忘れてしまっている」メンバーも多くいる。

 

 

どんなに、モテない現在永久進行形のオッサンらが「入山杏奈」や「加藤玲奈」を非難したとて、彼女たちには明確に「華がある」

見る者を魅了する、女の子ならではの華感

 

そしてこの華とは、持って生まれたものであって、途中でゲットするとか1から育て上げるとか、そーゆー次元のものではない。

※そしてこの華たちが集い、競い合って、その中の「高嶺の花」がアイドルとなるべきが真の正解ではある。過去の「アイドルの定義」では。

 

残念ながら持ってない者は持っていない。持つことは、ない。

ただ、アイドルとしてキラキラ輝けると、生まれ持つ「華」とはまた別の話。

 

 

「悪口を言うつもりはない」

なんていちいちいちいちことあるごとに書くのも邪魔臭いので控えるが、じゃあその選抜に福岡聖菜をセンターに武藤十夢やら村山彩希やら谷口めぐや北沢ナンタラさんや篠崎ナンタラさんや、ナンタラ亜美ちゃんやカンタラ愛美ちゃんやで脇を固めてみれば良い…

 

なんて地味で華のない田舎臭いお嬢さんたちですね、と笑われてしまう。

 

 

『私たちは、ハロプロのアイドルです!』

 

っていえば、ハイハイハイ、わかるわ~(笑)

って、納得してもらえるだろうが、残念ながらAKBはAKBであってハロプロではない。

AKBは「華やかなアイドル路線」でずっと走ってきたのだから、AKBに興味のない連中にも目の触れる「選抜」には、華のないものは入れない。

 

 

 

「一生懸命努力してるのに…なんでだよ!!」

って、純粋に彼女を応援しているヲタらの感情は痛いほど理解できる。

「入山みたいな歌もダンスもガチで下手くそで態度も悪いようなのが毎回選ばれて、なんなんだよ!」

って、怒りたい気持ちもよく分かる。

 

むしろ自分も、汗とか涙とか努力だとかそーゆー青春みたいな甘酸っぱい汁が大好物で、可愛いとか可愛くないとかどーでもいいタイプだから、むしろなおさらよく分かる。

 

それで「お試し枠」みたいな特別な「○○枠」なんてものがあって、華がなくても様々な個性がその枠で選抜入りして才能や個性を試される。

 

しかし自分はこうも思う。

華の中に紛れ込んだ汚い田舎の雑草が、後ろの方でギリギリカメラに映り込んで

「やったー映ったよー!」

「みてみて!あれ私!(笑)」

「ファンの皆さんのおかげで選抜入りできました♡」

「いい経験になりました」

「また次回も選んでいただけるように頑張ります!」

 

なんてやって醜態さらして、果たしてそれが正解なのか?

と…

 

 

 

やっぱり板野友美や麻里子様や、大島優子や過去の選抜常連の先輩たちは「華」があった。

今でいえば小嶋真子や加藤入山込山その他大勢、華のレベル差あれどみんな持ってる女子だ。

彼女たちがたとえ15期、19期、39期、どのタイミングでAKBになろうと、彼女たちはいつだって選抜入りする常連さんとなろう。

 

同世代の女子と付き合いのない連中には免疫がないから、そういった女子・女性のもつ「華感」がナイフのような凶器となって攻撃されて傷を負うのも無理はないがしかし、そういう連中が「聖域聖域」「ブスブス」「さっさと卒業していなくなれ」と連呼したところで、華は華であるがゆえに選ばれる。

 

3か所、総400コメントの中で一つだけあった。

 

 

ところで自分は高みなこと高橋みなみには、華は無いと感じている。

こんな語りはものすごく間抜けで無意味だが、だから逆に彼女が13期とか15期とか22期とかいつのタイミングで加入しても、はたしてあれほどの人気を得ることができるだろうか…

握手対応が良くて見た目の順位を高くすることはできても、「ツリ目の滑りキャラ」なんてレッテル張られて「バラエティ班」なんて言われていたずらに遊ばれて終わっていくのではないかと思う…

 

「努力は必ず報われる!」

 

なんてどの口が言ってるのだと炎上路線まっしぐらになるだろう。

 

結局、AKBのアイドル達が抱える問題はこれに尽きる。

 

 

AKBグループを毛嫌いしている特に著名人らが

「AKBの序列システムが嫌い」

「女の子に順位付けるとかマジキモい」

とか、そこを非難する声をよく目にする。

 

しかしAKBに少しでもいいから触れてみると理解できる、「それは別に何ら問題のない、いちショー」でしかないと。

 

大人たちが作る「序列感」は、実は何ら問題はないと気付かされる。

むしろそういった戦い、競争のない「みんなで手をつないでゴールしましょうね~」の馬鹿丸出しの幼稚園の徒競走みたいなことをしている無様な連中が、非難されなければならない。

※順位を付けるのは悪いことです。だから学校のテストを廃止しましょう、成績付けるのやめましょう、とはどうひっくり返ってもならないのと同じで芸能界ってそういう場所。

 

真の問題は、演じ手である彼女たちアイドル側が作り出している「差別意識」「優劣関係」「優越感」「劣等感」にある。

 

バラエティで笑いを取ってしゃべりが達者で芸人との絡みが上手くて、「あなた面白いね~」ってメンバーは「バラエティ班」と呼ばれる。

「○○ちゃんのラジオは面白いな~」

とか

「バラエティでゲスト出演するとき、△△ちゃんがいると心強いんだ~」

って、これだって立派な才能で立派な個性で、魅力として映えているのだが

「はいはいはい、所詮は、それね」

って。

 

そんな意地悪なわけもないだろうし(AKBのメンバーって実は絆が深く広い)、女子ってそもそもそーゆーものだし、どっちでもいいけど最も重要なことは

「総選挙でいい順位になること」

「選抜に入ること」

 

これこそがAKBの全てであり、たった一つの正解であり、唯一の勝者であると、本来は洗脳すべき演じ手の彼女たちアイドル側が、逆に洗脳されててそれに踊らされてしまっている点が、問題なのである。

 

村山彩希のように、自らの意思を以って総選挙には出ないで、劇場公演をひたすら頑張り女神だか守護神なんて呼ばれるようになる、これだって立派なことで素晴らしいことで、魅力的に映えている。

 

しかし悲しいかな

「はいはいはい、すごいですねー立派ですねー(笑)」

って。

 

そんな意地悪なわけもないだろうし(AKBのメンバーって実は絆が深く広い)、女子ってそもそもそーゆーものだし、どっちでもいいけど最も重要なことは

「総選挙でいい順位になること」

「選抜に入ること」

 

ネット上のコメンテイターたちがよくやるご意見ご感想のくだりを、アイドルたち側がやっちゃっている。

 

 

真のファンや純粋なオタらたちは、彼女たちの様々な活動や活躍を余さず汲み取って見ているし、楽しんでいるし、評価している。

 

万年圏外のメンバーたちにも華のある子もいれば、順位はいいのに選抜にまるで入らない華は無いけど個性という名の魅力がふんだんなメンバーは山といる。(松村香織がいい例だ)

 

そういったメンバーの、ファンやオタらが

「この子は選抜に入れない子なんだ」

って、諦めたとか逃避したとかではなくって、総選挙も選抜も「いちイベントの一つ」として捉えて、総じて彼女たちの活動を見ている。

「そこではダメだったけど、あれがあるよね!」

って。

「彼女の強みはそこじゃなくって、あっちだよね!」

って。

「そこじゃなくって、あなたのここに魅かれたんだよ!!」

って。

そういうファンたちって、実はものすごいたくさんいる。

 

 

ところがところが困ったことに、ファンたちではなくて、ネット民ではなくて、演じ手であるメンバーたちが馬鹿の一つ覚えをしてしまって「それ~~~」「それだ~~~~」って、そこに一点集中してのめり込んでしまっている、現状がある。

 

ファンのためじゃなくって、内部にいるメンバーに見返してやる気持ちを抱いて…

 

これが結局、「何の目的意識も持たずに、AKBに入ることがゴールで夢が叶ってしまい、そのあと何も目標を得ずしてダラダラダラダラ活動してしまう素人感覚のメンバーが多すぎる」と、ヲタらに非難されている「アイドル側が所有する大きな問題に繋がっている。

 

 

 

 

そしたら涙目の彼女たちが

「じゃあだってさ?みんなそこでしか見てくれないじゃん!影の努力なんて見てないじゃん!」

って…

 

 

須藤凛々花の話を持ち出すと「こいつ須藤好っきやな~www

と思われてしまうがあえて言えば、やっぱり須藤凛々花は、その辺がちゃんとできてたよね。

 

彼女は間違いなく華のある女子で、推されてる感がバラエティしか観てない自分ですら面白いように分かったよね。

まなぶくんの席位置、AKBINGO!での席位置。

 

でも彼女はそれにおんぶに抱っこにならずに、果敢に攻めていた…

麻雀哲学下ネタユーモア。

笑うとき「わぁ~♡」って感じで手を叩くあれだって、演出であれ自然体であれ、「須藤凛々花の一部」となった。

 

媚びるため、人気を得るための材料探しではないんだよね。

他力本願でなくって「これ好き!」「これやりたい!」「こーやりたい!」

っていうのを、大人たちにやらされてるんじゃなくって、彼女自らが意思を以ってやっていたんだよね。

 

だから須藤が結婚宣言したときに

「やりもしねー麻雀の月額会員にまでなったんだぞ。金返せ、詐欺女」

って喚く馬鹿が多くいたけど、それと、須藤のやってるのと、天と地の差があるんだよね。

どの位置に居ようと彼女は、何に惑わされることもなく淡々と自分を貫いてやり切っただろう。

 

 

AKBのアイドルであることの証や爪痕、足跡って、順位や選抜だけではないはずだ。

 

いつか子供ができた時に

「お母さんはねー。このAKBってアイドルに昔いたことがあるんだよ~」

って。

「総選挙は何位で、選抜何回で、すごい人気があったんだよー」

って。

 

将来我が子に語り聞かせて自分のためだけの思い出作りのためだけにやってるようにしか見えないメンバーが、どうしたって点在している、ように思えてならない。

 

 

AKBに入ったのではなくて、400人500人の素人女子がすべて余さず有名人になって成功するわけがない、努力も汗も涙も夢も希望も簡単に無下にされる芸能界という特殊な世界に入ったのだと、気付かなければならない。

 

そしてそれは、華があろうとなかろうと全メンバーに共通で、全メンバーに共通でAKBグループを卒業する日が必ず来る。

 

「AKBの看板が無きゃこんなものだな」


ってなるかならないかの、ラインを見つけ出してほしいと思うよ。。

 

 

 

ハッシュタグ記事数見て泣きそうになっちゃったけど別に悪口ではないということを最後に書いておきます。。

華がないからってすべてが全否定されているわけではないことと、個性が活かされることが芸能界でありAKBの良さじゃないのかなって。

そこにアイドル達が気付ければ、化ける可能性もあるんだよって。

日本国民誰もが知ってる山田花子は何を以って億万長者になったのか?

モーニング娘。のオーディション受けて落ちた南キャンのしずちゃんは、どんな道を歩んだのか?

女芸人目指せってことじゃないよ。

アイドルなんだけど、アイドルしながら「違うなにか」もできる欲張りシステムがAKBの魅力じゃないの?
って。

多くの人間が「中途半端な」と言って非難するだろうけど自分はそうは思わない。

指原莉乃AKBINGO!の大喜利クイズで不発で何もできずに収録後に大泣きした話は有名だ。

たったそれ一点に固執するのではなくて、声を大にして「大好きです!得意です!」って部分を切り開いていくことも才能の一つで、それを模索するためにいろいろなことに挑戦することは良いこと以外のなにものでもないはず。若いのだからなおさらだ!

選抜入りを目指して努力する彼女をどうこう言う気は無いのです。

彼女のヲタさんたちごめんなさいね