AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

NGT48のにいがったフレンド!の魅せた「ロシアンぬ~れっと」が神オモチャだった件。。

 

 

そんなことってあるもんかね~しかし…

 

もちろん今回のこれは1日2日の誤差じゃなくって1か月範囲なんだけども~

 

峯岸みなみのくだりで語ったように、あるいは「れなぴょん×坂本龍馬」で語ったようにパっと出会ったその日に向こうから何らかのリアクションが返ってくるパターンが自分には多い不思議な魔法持ち。。

 

 

イッテQ登山部南極大陸最高峰制覇を目指すSP!」余興シーンより。(2018.2/18オンエア)

 

 

 

 

イモト、一番最初にやってずぬぶ濡れになった…そんなバカな!?

 

本来は、芸人なんだから少し後ろへ回ってずぶ濡れになる確率を高めたいはずじゃ…

 

まさか濡れるのが嫌だからって一番最初に?

 

たまたまずぶ濡れになれたからいいようなものを、ずぶ濡れ回避しようとするなんてそんなものは芸人として失格だ

 

風邪をひいていたからって当たる確率低い最初に回った?

 

 

サイテーだなイモト…

 

イモト最低だよ

 

見損なったよイモト

 

芸人風情が当たりに行かないでど~すんだよ。。

 

 

 

って、思うじゃん?

 

 

 

 

「にいがったフレンド!(2017.11/19)」で(すでに卒業された)あの日の大滝姉さんがずぶ濡れになっている

 

大滝姉さんも、一番最初に引いて、ずぶ濡れになってる

 

おそらくイモトは「にいがったフレンド!」のこれを観ていて、「ロシアンぬ~れっと」は最初にいきなり、ずぶ濡れになる、と知っていたということになる…

 

そうだとすれば、すんなり納得もいく

 

 

登山家でなくて芸人なのだから、あの場面で一番は、どう考えてもおかしい

 

 

石崎ディレクターが「ロシアンぬ~れっと」を取り出したあの場面

 

イモトの頭には、にいがったフレンド!でずぶ濡れになった大滝友梨亜の姿が思い浮かんでいた…

 

 

 

既に生産は終了している昔のおもちゃ

 

8発中、1発目にいきなり出やすいロシアンぬ~れっとの法則を知ればこそ

 

全てはイモトの計算通りだったということだ

 

イモトはあえて一番に行き、当たりに行っていた!

 

 

大滝姉さんも最初に引いてずぶ濡れになり、卒業するのは結婚がどうとかロッチにいじられた。

イモトも、最初に引いてずぶ濡れになり、2回目では白豚っと失礼石崎Dが引いてずぶ濡れになり、そんな二人は以前から結婚するんじゃないかって噂が常に付きまとっているつながりがある…

 

 

ぬ~れっとよ…

 

愛のキューピットとなる神オモチャとなれるのか…

 

 

 

 

 

 

…はい。

 

イモトの登山にはいつも感動させられてる。

今もなお挑戦してるところに心打たれて毎回号泣できる。。。

 

熱いしカッコいいし、なんなのだろうねしかしコレ

 

 

 

ウンナンの蒔いた種で、彼らのやり方でないと絶対に育たない。

その中でもイモトは群を抜いて成功した芸人で、しかも女性やで…

ウンナンの凄いところはこういうところで古くは千秋ビビアン小池栄子山川恵里佳他いろいろ、女性タレントの台頭に一役買ってることが多かったりする。

(イモト含めて)もちろん彼女たちの持ってるものの凄さもあるんだけど、それを変に芸能界色やオレ流に染めるんじゃなくて自由にやらせて「これか!!」って各自で見つけさせて持たせてるところがやりやすい、ノンプレッシャーの空気を作るのがウンナンのやり方。

 

AKBもこの辺の自由度と個々の持ってる感活かしの辺りはウンナンの世界観っぽくもあるんだけど、ウンナンにあたる「ともに共演する指導者」みたいなものが、もちろんいないんだよね。

まさか豚っと失礼、秋元Pがネ申にアイドル達と出て山一緒に登ったり泳いだりしたってど~にもならないわけで…

 

ましてAKBくらいの大所帯になると、成功するメンバーはほんの一握りで、脱落者だって多くなる…

 

 

 

この流れで(すでに卒業している元NGT48メンバー)大滝友梨亜について少し語ると、自分は大滝友梨亜は年上のお姉さんズと知ってからは、てっきりモーニング娘。初代リーダーを務めた中澤裕子、的な姐御肌の頼もしいお姉さんだと勘違いして観てきた部分がある…

 

顔で中沢姉さんと結び付けたかと言われると否定できないものの、なにかこう、大人びていて、心強くて、口うるさくて、視野が広くて、年下メンバーに対してガー!!っていけるような、いい意味で頼もしい姐御。

 

でも実際は違って、「ネ申の佐渡太鼓」での場面場面での映り、言葉の端々から、あぁ、この人はメンタル弱いか弱い女子だったのか…と気付かされ、「にいがったフレンド!」で答え合わせ。

 

だからそのー

 

ウンナンのくだりのように何でも他人頼み他力本願でいいわけでもなくって、ウンナンの蒔いた種で見事に共通している点が「グイグイグイグイ前に出てくる押しの強いタイプ」なんだよね。

各自で自由に頑張りなさい、ってウンナンの世界観を与えてもらいながら

(あ~、ウンナンさんの番組楽でいいなー。優しくていいな~。ボケ~~~)

 

ってしてたって、何にもならない。

 

大滝姉さんもロッチという優れた芸人と番組しているんだけど、(あーこの番組楽でいいわ~)って、思ってるとかじゃなくってそーゆースタンスで少なからずいてしまい自分を出してく、魅せてくってまるでできてなかったところを見ると、中井りかや荻野由佳、高橋清司佐藤杏樹その他大勢、キャラの宝庫のNGT48というグループでは見事に埋もれてしまって、(大滝自身がお笑い目指すとか、人を笑顔にするとか楽しませることがやりたいと述べていた)自分の限界を感じてみじめになって早々に離脱してしまったのも無理のないことだと思った。

角ちゃんみたいにまずは垢ぬけてからじっくりやっていこう、なんて余裕のある年齢でもないし…

 

 

だから例えばこの場面

 

 

 

大滝友梨亜卒業スペシャルのラスト場面

「大滝さん、あなた卒業後、お笑いやるとかやらないとか?」

「ええ…まあ(笑)」

「そんなあなたに、笑いの教科書として、これをプレゼントします!」

「ロッチの傑作コント2017!」

「(笑)」

「しかもしかも、特典映像に沖縄旅行も入ってるやつ」

「誰がオッサン2人の旅行観たい思うんだよ!」

 

 

清司のラップのくだりで述べた「オモシロオーラ」、大滝友梨亜に面白いオーラはまるでない。だから彼女が生きる道は「ツッコミ役」でしかなかった。間違っても自分で面白いことして笑わそうなんてそれは決してできやしない。

(顔つながりはさておき)大滝友梨亜が中澤裕子バリのしゃべりと頭と強さで仕切って仕切ってツッコんでって、活躍が出来たら、NGT48の大きな武器となったろうしキャラクターとして確立できたろうし存在感を残せた。

「誰がオッサン2人の…」

って、ガッって大滝姉さんが拾い上げて噛付けるツッコミ役だったら、どれほど個性が光って目立てただろう。

 

 

ボケるのって、結構なんでも誰でも簡単で、まして芸人と絡んで遊べてるアイドルからしたらボケに徹してアピールするほうが絶対間違いなく楽ではある。

だからこそその一方で、「ツッコミ役・仕切り」が不在となってその席が余裕で空いてることが、思いのほか多い。

 

 

元モーニング娘。新垣里沙は、もともとは天然系の小ボケを繰り出すタイプで、デビューしてからしばらくの間はそのスタイルで遊んでいたものの、面白いオーラがまるでないからにっちもさっちもいかなくなって行き詰ってしまった。

そろそろ彼女が一番上の先輩になるぞ~って頃に、モーニング娘。10周年大喜利大会!が行われて、後輩の久住小春がMCを務めたんだけどそこで回答者新垣は恥辱にまみれて無様な恥さらしになって醜態さらして散った…彼女のファン、優秀なヲタですら、これは観れたもんじゃないトラウマ的な場面となってしまった。

 

そしてそれを経て、彼女が見つけたのが「ツッコみ、仕切り」というポジションだった。

いよいよ居場所がなくなって行き詰って、どうしようかと悩んで、ふと周りを見渡してみると、当時のグループメンバーの誰もがボケボケボケ、見事に余さず「全員あまねくボケ」だった。

 

ツッコみの席があからさまにガラ空きで空いており、新垣里沙はそこへ座ってツッコミ役に転身し、以降は彼女が当時のモーニング娘。にいなくてはならない大事な存在へと昇華し、同期の高橋、後輩たちから頼りにされて信頼されて愛されて、サブリーダーなんだけど真のリーダー、なんて言われて盛大に活躍することができた。ヲタ人気・支持も一気に馬鹿みたいに増えた。

もう今こう書いてて鳥肌で目頭熱くなるような「ガキさんの闇から光へ…、一時代を築いたモーニング娘。サブリーダーの伝説」は語っても飽きない有名な伝説の一つである。

 

AKBの謳う「アイドルの成長物語」としてもガキさんはピッタリ当てはまるし、たったそれだけ、ホントにたったそれだけ、ボケだったのがツッコミ・仕切り役に切り替えただけで、まるで世界が違う色が違うキャラももちろん違うで大変身をして、大活躍できるようになった。

※ただ座っただけではなくて、座ってからの思考と鍛錬を絶えずやって精度を高めた新垣里沙のたゆまぬ努力を見落としてはならない。

 

 

 

「ああ、この子はダメだ。」「こりゃダメだ、華がない、アイドルらしくない、可愛くない、魅力がない」「なんでこんなものを合格させたんだ」「やめてどうぞ」

なんて突き放されてしまいそうなアイドルが万が一いるとしても、そこから何か一つ、掛け違えたボタンをかけなおしてバチコォォォンン!!って、ドハマりする何かを見つけたら、何かの席に座ることができれば…それが特等席であったのなら

 

 

アイドルが、壁にぶつかって伸び悩んだり行き詰った時、あえてその逆パターンを行ってみるのも一つの手、かもしれない

 

 

伸び悩んで行き詰って、卑屈になって散ってくアイドル達を見ると、いつもそう思う

 

一辺倒にならない多様な思考…

  

ボタンの掛け違いに気付いて、掛けなおすだけで化ける例って山と転がっていたりする。

 

その変化からの活躍を魅せてこそ、「アイドル成長物語」の面白味を出せるというものだ

 

デビューして、運営に推され番組に推され、ヲタらからも人気で支持を得ていて、センターになって選抜に入って総選挙でいい順位とって

 

 

すごいねすごいね~さすがだよ~~~どんどん登りつめていくね!

ボクの目に狂いはなかったよ!

応援した甲斐あったよ!

  

ってそんなものは物語でも何でもない自意識加情の洗脳型オナニーでしかない。

 

 

 


(すでに卒業されているので)言いたくないが、言っちゃ悪いが大滝姉さんみたいな「なんやねんコイツ?」みたいなメンバーが確変突出してこその物語だし、そうやって突出した者のほうが、内々で籠ってヲタらのカネで遊ばれてなれ合ってる者よりも、外へ出た時強い、真に戦える、他の才能持ちに負けないで渡り合える。

 

 

AKBのアイドル風情にそういう確変突出の物語に面白みを見出して楽しめるように【見る側】がならないと、いつまでたってもアイドルの地位は向上しないし、一度落ちた人気を取り戻すことだって到底できやしない。

   

今のAKBと彼女たちを取り巻くヲタらってのは、相互自慰行為を公で大っぴらにしている気色の悪い連中たちだもんだから

 

世間から盛大に厭われ相手にされないんだよって、そろそろ気付かなくちゃ結局いつまで経っても何も変わらないでいるしか術はない。

 

そしてそれが出来るようになったハロプロ勢の今後の逆転劇に、期待している自分がいる。