AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【楽しげカントリー】森戸知沙希 vs お菓子禁止令!

只今ラジオ放送中5人全員でお届け中…オモロイ!

 

ビックリしたね~

そんなことってあるもんだねぇ…

ここで森戸のちぃちゃんがノってる!って書いたけど、とんでもないノリだ。

 

5人でお届けpart1でも初っ端から「遅刻した罰ゲーム的に替え歌歌わされる辱め」で大爆笑かっさらった森戸だ。

あーゆーのって、おんなじことなんだけど、やる人が違うだけで笑えるものになったり、全く笑えなかったりするものだ。

森戸知沙希はなすことすることすべてが面白く映る、できるようになった。昔からそういう傾向が強くあったが、とうとう開花し得たということなのか…もはや誰も彼女の勢いを止めることなどできないだろう。

 

 

DVDマガジン11と合わせて鑑みるにとうとういよいよ笑いや面白の主導権や世界観を爆発させる話の起点が小関舞から森戸知沙希に移った大きな変化を感じた。

 

 

「皆さんに…ご報告があります

 

私森戸は…お菓子禁止令を…

 

月に…、一回のペースで破っています(笑)」

 

 

その他のメンツの大爆笑ぶりの凄まじいことこの上ない!

これは楽屋とかプライベートでする素の笑い声だった。

カントリーのメンバーたちがここまでの笑い声を上げて爆笑するなんて、自分は聞いたことがなかった。

こーゆー時やなふなの笑い声って、聴く者の笑いをさらに底上げして笑わせてくれる(笑)

 

森戸が「みなさんにご報告があります」

のところで山木がフライングして「あはっ」って笑ってしまったが、森戸が言うまでの間の各メンバーの表情が見てみたいものだ…

こーゆー時ラジオは悲しいね。。

こんな面白いものは表情ありきで楽しみたい。

 

それはそれとして森戸の発表の仕方の、言葉の選びや、間の空け方、落としどころの言葉のスピード感、練習したのかってくらい抜群だった。それが何よりもすごい…あの耳赤の森戸少年が、こんなトークのテクニックを披露するなんて…

 

 

「お菓子が歩いてきて、食べてって顔するの」

「それ、受け取らないわけにはいかないじゃん」

「月に1回、…やっぱり、3回くらいかなぁ

 

の声のトーンの変化すら素晴らしい…

もともとおしゃべりだった彼女は内気で恥ずかしがり屋だった。その殻を破りなさいとももち先輩が攻め込んでくれた…田んぼの傍でセクシーな声出しなさいって、喘ぎなさいよってすごい無茶ぶりをしてまで彼女の殻を破ることをしてくれた。

そして絆が深まったカントリーガールズの楽し気なメンバー達との出会い、メンバーたちとのおしゃべりや活動を通してついに、殻を完全に破ったのかもしれない…

 

もともとがいい意味でのおしゃべりなのだ。

道重さゆみ同様に、おしゃべりなんだよねこの人。

「頭の回転速い」なんてよく聞くが、まさにそれで本能のままにただくっちゃべるうるさい耳障りな喋りではないんだよね…それはつまり「内気で照れ屋な面」が彼女にちゃんとあったことで、しゃべり散らかす汚らしいしゃべりにならないで済んだのだ。

 

ヤンタンのレギュラーは…そういえば工藤の替わりは誰になったのだろう…?

ヤンタンレギュラーに森戸が選ばれれば、道重ルートに乗るかもしれないし、カントリーのラジオで気の合う仲間たちとはしゃいでおく方が、もしかしたら伸びていくのかもしれない…

 

なんであれこの回に限らず森戸知沙希のしゃべりからは、普通じゃない風格、オーラ、安心感、面白予感が昔から漂っている。

そしてそれは「一人で達者にしゃべる」ではなくて、相手がいることによる「放り込み」や「カウンター」「ダメ」「ツッコミ」というコミュニケーションのキャッチボールすることで感じられる。

鈴木香音のように一人で楽しくできるのとは違って、相手がいて面白くなることができる人。

 

 

ラジオでの話に戻せば、山木梨沙の追撃も素晴らしかった。

「セロリの刑いっとく?」

 

お菓子禁止令でやってるならそれはそっちで勝手にやってわざわざ言わんで勝手にやってればいい。

でもそうじゃない。

アイドルの女の子たちが、こんなルールを作って4の付く日以外はお菓子禁止でやってま~す、って発信してファンやヲタらを楽しませている。

だからこそ指揮官ももちは、それを破った(確か蓄積3回破ると)セロリを食べる刑を行うことにして、実際過去に小関と森戸がセロリの刑を、ブログの画像にアップして刑執行の模様と言葉で綴りネタにして、もちろんライブMCやなんやでもネタにして、わちゃわちゃ遊ぶ。

そーゆーのすら楽し気に、面白可笑しく映るのはこれこそアイドルグループの特権でもあり魅せ場でもあるのだ。

 

結局今となっては「お菓子禁止令」を守るって、ももち先輩の愛とか自分たちで作り上げたルールとか、そーゆー惰性という名の懐古感で続けてるようなもので、深い意味や面白味が無かったりもする。

 

だからこそ、罰ゲームのセロリの刑にまで及ばせなければ意味がない。

せっかく森戸がとんでもない爆笑と面白味を放り込んでくれたのだから、それを利用して積み上げて、積み上げて、面白を高みに上げていかなければならない。

 

次回の5月だか6月に(結構大きな会場で)やるイベント内でセロリ喰らってみるとか森戸ヲタに喰らわせてみるとか、あるいはそれまでにラジオでネタにしてみたりなんだったらラジオのリスナーの皆さんに「こうやって今、ちぃが告白してくれました。お菓子禁止令を破った森戸知沙希をあなたは、許せますか?それとも、セロリの刑を執行したほうが良いと思いますか?」なんて言ってお便り募集してリスナー巻き込んで遊んでみたっていい。

その一点だけで終わってはいけない。頭を使って広げていかなければいかない。

 

せっかく「セロリの刑」が彼女たちが生みだした造語となっているのだから、もっとそれで遊んでいかなきゃならない

 

だからそのー…5人でお届けのパート1だったかなぁ…

「新コーナー、作るとしたらどんなコーナーを作りますか?」

に対して、みんな『う~ん…』『なんだろう…』『なんかある?』

なんだよね…

常にアンテナ張って世界観広く楽し気に見ていないと、不意を突かれた時、出来ないんだよ。出ないんだよね…

ちなみに無念の離脱をした稲場愛香は、こーゆー場面でパッとちゃんと出せる人だった。それは以前も同様に「新コーナー」尋ねられた時に真っ先に意見を述べていた。

  

 

まあそれはそれとして他のメンツも素晴らしい出来栄えで、前回100回記念スペシャルで魅せ場を作れなかったやなみんも今回は見事にナイスな存在感を残したし、船木はもう安心安定のガヤからの入り込み、天才的だ(笑) 

 

 

さあそして満を持しての…

 

小関舞…そりゃまあ仕方ないよね…学業優先で出番がないのだから。

山木梨沙はまだかろうじて他のラジオにゲストで出たりなんやしているけど、ホント、小関はとうとう出番がない。

 

自分は、学業優先になった小関に、それはそれで学校生活での様々な経験が知となり肉となってカントリーの活動に活かされるだろう、と。学校も行かんと活動してる連中よりも、同世代の同級生たちとはしゃぐことでの心の豊かさや頭の成長が、必ず活きるだろうと思っていた…

 

が…

 

やっぱり現場でしゃべって笑わせてって、やってる「プロ」の方が強いよね。。。

 

持ってる武器を試せてない、使えてない、錆びるしか術がない。武器も、武器を使う腕も…

 

山木梨沙と森戸の首の可動域」「ベーシック」の話は間違いなく面白い。

つまり、出来るんだよね…。

与えられる場が…なんだよ。。

 

 

カントリーガールズを好きな連中、あるいは小関ヲタらが小関の素晴らしさを挙げる際に持ち出す場面が、これだ。

 

 

カントリーガールズのバスツアーで、イベントが雨天中止のため体育館でヲタらとドッヂボールをした。

 

ヲタらが勝利し、メンバーたちが

「皆さん、大人げない」

「いい大人が、大人げないですよ」

「こっちはアイドルで女の子なんだよ」

「14歳なんですけど」

「ピッチピチの16歳」

 

で各自が同じような普通のマイクアピール?をしてガッサ込んでいく。

さあさあそして最後は「満を持しての小関舞」だ。

 

 

「みんな、ヒドイよ」

 

ドッカン!と爆笑が起きる。

他のメンバーの流れとは違うオリジナルを放り込みができる子で、ももち先輩期は小関が常にこの位置にいて、笑いを産み出してくれていた…。メンバーたちも頼りにしていた。ももち先輩も特に愛情を持っていたように思える。

 

しかし述べたように、活動が制限されてほとんど活動できていないのは厳しかった…

学校生活と友達との青春が…とかはまるで関係がなかった。。。

現場に出てしゃべって動いて頭と腕を磨かなければ、小関の良さはどんどん失われていくだろう。

プライベートの楽し気よりも、プロの場で成す楽し気が完全に勝っていた…

カントリー・ガールズは仲が良く素晴らしきチームプレイをしているのは間違いないが、予想以上に移籍組が強くなって成長を遂げているのを見ると、小関の置いてきぼり感が悪目立ちしてしまう。