AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【豆腐プロレス感想文2】やりすぎディーヴァとジャンボリー

 

第4試合 ディーヴァおだえり vs ジャンボ佐藤

 

 

ここだけ別世界だった…なにしてんのコイツら(笑)って別世界。。

ここだけ普通に関係者の人から声掛かってもいいだろうってくらい、完成度が高すぎた…

豆腐とかアイドルとかもはや関係がない…無境の地のリングで繰り広げてた。

 

小学生時代にサッカーと、野球とバスケで運動できる子グループが別れてて、でもやっぱり体育で何するにも、持久走(マラソン)大会やスポーツ大会やなんやではいつだって、運動神経の良さと体力と言ったらやっぱりサッカーグループが強かった。

それで5年か6年の頃に「陸上競技大会」なる行事があって、いろんな陸上競技をするわけなんだけど、確か1000メートル走だったかな~…持久力と言ったらサッカーの人らが強くてトップ独占状態。クラス・学年で、あぁやっぱりそうだよねって感じ。

 

でー、自分の学校だけじゃなくて近所周りの各地の小学校からも陸上競技のタイムや順位が出て来てて、持久走は自信あるぞって、他校のタイムやなんやを見てビックリ!

 

自分たちのトップ勢よりもはるかに速くて、めちゃくちゃタイムがエグい。。。

 

それが…

 

なんと…

 

女子!!!!!!!

 

 

頭でも運動でもなんでも、女子でも上には上がいるんだなぁ…と、否定のしようがない数字で魅せ付けられてショックを受けた最初だった…そのタイム、さすがに出ないわ~って。。。

だから当時クラスで

「これホントに女子かぁ?」

「やらせだやらせ!」

「オカマだオカマ!カマ野郎だ!」

なんて騒いで怒られた記憶がある…

 

持久走しか興味なかったけど実際は、短距離でも幅跳びでもなんでも、上行く女子は大勢いただろう。

 

運動的なところで、一般的よりもちょい上を行く男子勢の、さらにその上を行く女子って、やっぱりいるものだ。

ディーヴァおだえり、ジャンボ佐藤…きっとその類の女の子たちなのだろう…

彼女たちのプロレスは今までのように部分部分でいいね!上手だね!ではない。全ての動きからしてもはや別格、別世界、次元が違いすぎている。全部の場面で隙が無い完成度。

練習してここにたどり着いたのではなくて、もう既にものすごいものを持っている人たちが、プロレスを練習してこうなったって、世界観。

かとみなのところで述べた「汚い言葉の発し」も素晴らしかったし、「痛感」にまみれてて、寒くなるかな?なんて心配は少しもいらない、引き込まれるように観ていられた。

スライダーいじらずに全部通して観れたのはこれが初。。

 

 

上の画像のドロップナンタラもすごかったけど、自分がしびれたのはここだ!

 

 

 

そんなことってある?

 

アイドルのプロレスで不覚にも鳥肌って…

 

間とタイミングだよだからこれも。絶妙の間とタイミングに魅せられた。

青の子はそれがすごく良くて、間の詰め方が独特で絶妙なんだよね、このシーンに限らず。

間とタイミングが絶妙だから、(実際めちゃくちゃ痛いだろうけど)それ以上に「おおおお!!今のは痛いぞ。。。」っていう痛感を抉り出して魅せ付けてくれる効果がある。

 

青の子はそれが上手くてこの試合はその面白味がふんだんにあったし、オレンジの子の上手さがあってこそ成り立つ絶妙の間とタイミングでもある。

 

練習を重ねて信頼?があるからこそできる「いってまぇぇぇ!!」っていう思い切りの良さが、絶妙の間とタイミングと共にぶつかり合っていた。

 

 

 

第五試合

 

 

ホクロみっけ!

 

 

っと失礼、画像ミスった。。。

 

 

第五試合~~~、こちら!

 

 

                  かとみな見っけ!

 

 

                    って違う!

 

 

 

第5試合 コマネチ湯本 vs ヤバクネ谷口

 

 

湯本姉さんと、前大会でめちゃくちゃ高評価を得ていた谷口。

 

これもまたビックリしたねぇ~…

 

画像のそれからの一連の流れ…

 

たぶんヤバクネにはお兄ちゃんがいるのではなかろうか?

 

男の子が幼少期に創り出すおもちゃとおもちゃをぶつけて遊ぶ戦いごっこの世界観の要素がふんだんに入っていて、それを女の子が表現するってあり得るのだろうか…

 

セーラームーン世代でも無かろうに?

 

だから逆に、男子が、女の子のお人形さんの遊びから派生した「なにか」を演じる時、その経験がなければ深い内面世界を抉り出すことは到底できない。

でも、例えばお姉ちゃんがいて子供の頃にその手の遊びに付き合わされて経験していれば、余裕で理解もできるだろう。

 

それと同じでヤバクネ谷口のこのプロレスでの表現力って、どう考えてもお兄ちゃんがいて子供の頃に男の子の遊びに付き合わされて戦いごっこを経験してるだろ?っていうところを突いて来る風格・世界観が漂いまくってるんだよね。

頭で理解して頭でやっているか

心で理解して魂でやっているか

案外そういうのって観ている者に伝わるものだ。

 

いなかったら恥ずかしいからもうやめるけど、ヤバクネ谷口は、豆腐プロレスのいちキャラクターとしては今大会でずば抜けて一番に輝いていた。

 

 

 

 

コイツ…わかってるな…っていうのが伝わってくるから、ぜんぜん、寒くない。

むしろ、すごい(笑)

これはこれで鳥肌。

あぁ、そぉ…そこまでいけるのか…と。

述べたように世界観を理解して出来ている(ように見える)から、女の子が演じて無理からやっているようにはまるで見えない。

めちゃめちゃ絵になる。

 

 

それでまた声がすごくイイ!

谷口の叫弩激憤の如く猛る声と、コマネチ湯本の女子感のある戦う猛びと、天使と悪魔の対のようで魅せてくれる。

 

どうしても第4試合がバカみたいに凄すぎてしまって「次の試合やり辛いだろうなぁ…」なんて心配してたけどなんのその。

手加減しているような叩き合いにはなってはいるものの、声と世界観でカバーしてこれはこれでまた素晴らしい試合となっていた。