戦友へ贈る真実の歌…こぶしファクトリーは「これからだ!」を以ってこぶし魂を魅せてやれ!
この画像は、こぶしファクトリー最新シングル「これからだ!」のMVの中の1シーン。
受験番号150902番の方は残念ながら不合格です。
今後のご健闘をお祈り致します。中央大学…
ふむふむ…なるほど。。
こぶしファクトリー幾つかの年表まとめ
12月のB子脱退以降、ネット上は恒例の
「使えない3人がいなくなって良かった」
「アイドルらしい5人が残ってむしろすっきりした」
「足を引っ張ってたメンバーがいなくなっただけだ問題ない」
という言葉を以って、今まで懸命に活動してきた、ファンたちに自身の儚い青春の時間を捧げてきた女の子に対して、投げつけた。
その中で、ごく一部のまとめサイトのコメント欄にて「事務所の変貌ぶり、悪役ぶりを大長文を以って指摘する」者が現れた。(もちろん自分ではない。。)
そのコメントでは、ほとんどすべてが「脱退したメンバーが悪い!」という傾向に傾いていたが「メンバーがなぜそうなってしまったのか?なぜこの時期に重なって立て続けにこういう事態が起きたのか?」またこぶしファクトリーを担当していたマネージャーの変りと合わせて、「メンバーが悪いのではなくて、つんく♂元Pが居なくなった後の事務所のやっていることや方針から鑑みて事務所に問題がある」と指摘していた。
もちろんその他のコメンテイターたちは「頭おかしい」とか「メンバーが悪いという証拠が出ている」と書き立てていた。
これですごく面白いのは、藤井梨央の最後のブログ更新27日から「ルール違反」とされて「話し合いを重ねたが…」までの期間だ。
卒業まであとおよそ2か月を残して、彼女はなぜ突然、そんなことになったのだろう?
色恋沙汰をネット上で騒ぎ立てているが、彼女がそれであるという証拠は一切何もない。
そしていくつかのポイントとして
他のメンバーたちは、藤井梨央の脱退を受けて、各自ブログで盛大に別れを惜しみ愛情ある文字で感謝を綴り伝えている。
その後も藤井とプライベートで会い遊び、それをちらつかせて(彼女たちとしては、りおちゃん元気だよー的なアピールだったと思われる)ファンたちへブログ通して伝えていた。
それに反してA子、さらに加速してB子の脱退時、残されたメンバーたちは「はい、そんなこともありましてー♪」なんて「♪」付けたりしてサラっと済ます書き方だった。
藤井梨央の卒業発表から契約解除までの間に何があったかというと…
「新体制移行につき、カントリー・ガールズ3名の移籍・兼任」だ。
ここが非常に大きなポイントとなっている。
彼女たちも「お前らも移籍・兼任だ」と、言われたのだろうか?
もちろん違う。
あの日あの場面においては、移籍・兼任という「仕打ち」は酷い仕打ちのように思えたが、今となっては…である。
まして「ファクトリー2グループ」はちゃんとテーマを以って誕生しているグループなので、そーゆーことでもない。
ところで、藤井梨央とはどういう女の子だったか?
こちらの画像は藤井梨央の強い女性としての魅力がふんだんに溢れている場面を写したものだ。
カントリーガールズでもある船木結のバースデーイベント(2016年)
スペシャルゲストとしてサプライズで、船木の親友である藤井が出演した。
そして一緒に、「ギリギリ風船割り対決~!」を行った。
制限時間内にどちらがたくさん風船を割れるかという親友対決企画だ!
高級トンカツ店船木屋をオープンするために必至になってガチで挑まなければならない船木なのだが…
彼女はヘラヘラニヤニヤしながら3つしか割ることが出来なかった。
やっつけにもほどがある…
対してゲストの藤井は…
激しい騎乗位を想起させる高速の上下運動とともに髪をかき乱し、会場内には「パンッ!パンっ!」っとリズミカルな破裂音が響き渡る。
いすは次第にレスラーの使用済みパイプ椅子のように変形していく…
こうして結果、藤井は13もの風船を割ってしまった。
「あたしぃ~♡アイドルですからぁ~キャフフ(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
なんて弱弱しい態度で臨むのではない。
たかがこんなくだらないイベントの如きイベントでさえ
顔にモザイクかけなければならないくらいの鬼の形相にまでなって
何事にも全身全霊をかけて全力で挑む
負けてなるものかという鬼気迫る気持ち、意気込み
こういう気持ちがアイドルに対する卑下や差別に対抗できる強い精神力と自尊心を作り上げる
これが、観客が欧米人であれば、藤井のパフォーマンスに大いに沸いて盛り上がっただろう
逆に不甲斐ない、ダラダラやった船木のパフォーマンスにはブーイングが起こるだろう、主役であろうと関係ない。
残念ながらここは日本で、軟弱系男子の集まる会場だから?
「藤井梨央やりすぎ」
「空気読めよwww」
「ゴリラがいるぞwww」
となってしまうし
「ふなちゃんカワイイ~♡」
「ふなっきちっちゃいからな~(笑)」
「ちっちゃいなりによく頑張ったよ」
となってしまう。
強い女性が活きにくい環境下が窺えるし、船木の出来てなさ加減を上から目線でチヤホヤするのもまた実は、性差別であるのが悲しい現実。
女なんてものは程度が低いし、その程度の低さの通りにちゃんとやってくれたね、と。
我々偉大な男たちの期待通りの弱弱しい女性であったね、と。
猛るゴリラのガッツポーズではない。
「見たかお前ら!」
と言わんばかりの勇ましい姿だ。
船木結との風船割り対決と、男尊女卑のブタどもと二重に戦った藤井梨央の、やってやった感あふれる勇姿がそこにはある。
みての通り、藤井梨央は勇ましいガッツあふれる強い女性であった。
この彼女が、こぶしファクトリーのサブリーダーとして率いてくれていたということだ。
大学にも通っていてアイドルとの両立にも挑んでいる。
そんな藤井だからこそ…
あの期間に、あるべきこととして予想されるのは…
ハロコンリハーサルで大人たちが、ある種の大人たちが、心無い言葉を投げつけた可能性…
「お前たちもカントリーみたいな目に遭いたくなければ一生懸命やりなさい」
「カントリーみたいな目に遭いたくなければ爺さんたちの手を握ってたくさん売りなさい(笑)」
「カントリーみたいになりたくなければ」
そういった、なにかこう心無い一言が、グループに向けて放たれていたとしたら…
もうじき卒業だから我慢することだってできたはずだ…
だがしかし、それはできなかった強い心を持つ彼女だから、それに対する反発心で、ハロコンリハーサルのボイコットを起こしたのではなかろうか?
実は、あのデッドゾーン(ブログラストの27日~契約解除前の7月5日)までに、ネット上で「藤井のハロコンリハ出てない疑惑???」的な書き込みがチラホラとみられていた。(ハロヲタ恒例のブログ更新数日間無いだけで騒ぎ出す習性により)
もちろんその段階では、馬鹿の一つ覚え「男がらみ」のくだりでいよいよ脱退か?なんて騒がれていたが、繰り返すと彼女に関してそうであったという証拠はまるで一切ないし、彼女の脱退後のメンバーたちのブログで綴る文字からして、藤井に対する悪意というものがまるで感じられない点も重要になってくる。
彼女たちは、藤井がそうなってしまった理由を知っている…
20周年オーディションで全員不合格とされて研修生へ誘いこまれた時、文句や愚痴をどこへぶつければいい?
いまだに放置されている何の音沙汰もない新グループとリーダー候補のみじめな彼女のように、ぐっと堪えてひたすら耐え屈っすれば良いのか?
92の一致は偶然なんかじゃない
心無い一言から反発して…ある意味で、弱い自分たちには到底できない態度で示すそれを、代わりにやってくれたこぶし魂を魅せてくれた英雄でいてくれたこと…
何かこう、「誰かに伝えたい」メッセージを飛ばしているのが見て取れる。
そしてそれは間違いなく、「これから」の自分たちグループに関係していた、誰かだ。
間違ってもファンやハゲ散らかしたオッサンらに向けたメッセージではない。
「キミにもいいとこ魅せたいな、努力は裏切らない、証明したいな、約束これからだ」
今もなお、こぶしファクトリーのブログには、脱退した3名の記事がすべて公開されて残っており、すべて読むことができる。
3名とも、芸能界すら、引退している。
カントリー・ガールズを諸事情で脱退したC子さんにおいては、ブログの記事が直後すぐにすべて削除(非公開?)になっており、今は読むことができない。
でも、こぶしは、違う。
ハロステより。
何かを意識して意図的に作られている「これからだ!」の歌詞と映像と企画を読み解いていくと、面白いことが分かるのかもしれない。
あとは彼女たちが恐れずに、表現することから逃げないで、それができるかどうかだ。
あなたが魅せてくれたあの日の勇気に、今度は私たちが応える番だよ…と。
辛夷(コブシ)
花言葉は「信頼」