ドラクエ実況するアイドル
この前の何かの記事で「ドラゴンクエスト」ってタグり込んだらたどり着いた場所にあったもの。
AKBらしくてエエやん。。
だからこれで面白いのは、ヲタらは豆腐プロレスに関しては
「アイドルがプロレスとかwww」
「アイドルなんだからコンサートをやれ」
「プロレスはんた~い!」
って盛大に述べるくせして、アイドルがこーゆー無様でダサい素人レベルの遊びをするのは、好意的に受け入れる。
その理由の一つにまず、「ゲーム = オタク的」だから。
「アイドル=オタク的」でさらに加えて「ゲーム=オタク的」で2重にオタクだから、そこは安心して受け入れられるんだよね。
無様な生き様のヲタらにとって、アイドルがゲームすることに抵抗は無い。
むしろ楽しめる。
豆腐プロレスの批判にあるような言葉の数々が本当に彼らの心の底からの本音であれば、こういったアイドルの気色の悪い遊びに関しても、ちゃんと非難できなければならないが、もちんろ余裕でそうはならない。
「だれだれちゃんのドラクエ実況、オモロォォォイ!!」
って大盛況にまんまとなる。
それともう一つに、アイドルが自分(ヲタら)と同じオタク的なことをしているという安心感、同じレベルに立ってる共存感やオタク的な価値観の共有が、ヲタらにとっては嬉しく感じるということだ。
たとえばわかりやすいところで「クリスマス」
クリスマスにアイドルが「地元の友達とカラオケで楽しんだ!」「どこどこ行って遊んだ!」なんて発信したら、ヲタらは傷つく。
ヲタらってのはみじめで孤独で無様な生き様の虫けらだから。
あぁ…自分はこんなにみじめなのに、あの子は楽しんでるんだなぁ…と。
加えて男の子とかもいたのかな?
って、不安になって2重3重に苦しむ。
しかしあるいは「クリスマスは家族と過ごしましたープレゼントにもらったどうぶつの森3をお姉ちゃんと一緒に遊びましたー」って発信したらどうだろう?
ヲタらは総じて「○○ちゃんは良い子だ!」
って言って盛大に崇拝する。
アイドルが、年に一回しかないクリスマスに、孤独に家に引きこもってshowroomでもしてれば、票数が2倍3倍に膨れ上がる。
これの何が悪いって、別に何も悪くはないんだよ。
豆腐プロレスとの比較をしたけど「デッカい組織がするのといち個人がするのと、意味が違うwww」「自己プロデュースだ」
って、その場しのぎの正当化する傾向はヲタらという生態の特徴なのだから、好きなように身の丈に合ったやり方で程度の低い下等な道を歩めばよい。
これで問題なのは結局常になんだってアイドルの視点で見ていかなければならない。
横山総監督が稀に漏らす
「人って全体のことを考えて、動かれへん…」
「もっと大局観を以って活動できひんものなのか…」
「一人二人じゃダメ。みんながAKBを盛り上げよう、どうにかしようと考えてくれなきゃ」
ハロプロからAKBグループに来た自分は、面白いように両グループで各々の個性が出ていることにかなり早くに気付いた。
あっちは、口だけじゃなくて見せかけじゃなくて本当になかなかに先輩・後輩の序列を意識して、なおかつ大人(マネージャーや事務所スタッフ、作り手)たちがきちんと「大人」として君臨していて「大人」として作用しているんだよね。つまり、大人の厳しい目が光っている。
対してAKBってのは(あくまで例え的な表現で)ヘラヘラしててチャラチャラしててチャランポランでヘラヘラしてるイメージ。
スタッフやマネージャーがアイドルの使いっ走りとか召使に成り下がっていて、なおかつ(内々の)作り手たちもたいして厳しくも無ければアーティスティックでもない。
「甘やかされて」とはよく言ったものでAKBは総じてゆるゆるのぬるま湯に浸かるぶよぶよふやけきった「心、精神」のアイドルが大多数いる。
だから何だというのだ?
ただの悪口言いたいのではない…
たとえばAKBの幾人かのアイドル達は常に「劇場公演どうしたらもっと良くなるのか?」とか、「今のチームのこと」を真剣に考えて、同志を見つけて語り合い、相談し合って、頑張って「そこ」に真剣に取り組んでいる姿勢を、テレビやなんやでこぼすときが良くある。
その一方で、ゲーム実況する子もいる。
横山総監督の言うところの「仲間はずれ」にあたるかどうかはわからないけど、素人レベルのそれをして遊んでいる「プロ意識のお高いアイドル様」が、なにかこう泥臭いが必至になって頑張って努力し上を目指そうとする者たちの足を引っ張っているのではないか?
誰の目線で、どの感情を以って、この結果を読み解くと良いのだろう…