AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

後藤楽々 アイドル活動一時休止発表

 

SKE48の期待の新人で未来を担うスターと称されるたぶん7期生の後藤楽々が、受験勉強のためアイドル活動を休業すると発表しました…

  

恥ずかしながらも白状してしまえば…

 

結局自分はバラエティ重視の傍観者なわけで特に誰に対して強い思い入れがあるとかヲタ化することもなく洗脳されることも無くアイドルバラエティだけを今まで観続けてきた、そんな自分…

 

で す が …

 

だから例えばの話、イモトが

「今月いっぱいで芸能界やめま~す、あざっしたーバイバーイ」

ってやめたら、やっぱり

「えぇ~…うっそぉ~ん。。。」

 

って、ガッカリしてしまう。

それはウンナンでもとんねるずでも、ダウンタウンでも、あるいは島田紳助の時も実際

引退します!

っつって

「うっそぉ~ん。。。」

って、ガッカリしてしまう。

 

それは純粋に好きで楽しませてもらっているからに加えてある種の尊敬の念や他の連中らとはひと際違う輝く才能から繰り出される表現力に魅了されているからでもある。

 

 

さあそして、アイドル部門でもそれにあたる女の子がいる

 

かもしれない…

 

ハロプロではカントリーガールズの小関舞

 

AKB勢では…何百人いるのだろう?

600、700人くらいいる中でたった一人、SKE48の後藤楽々。

 

この人たちが、例えばアイドルやめまーす、今までありがとね―バイバーイ

って急にいなくなったら

「うっそぉ~ん。。。」

って、ガッカリしてしまう。

 

これは結局、芸人らには到底できない現代アイドルだから出来る過去に例を見ない「面白さ」を抉り出してくれているから。どんなに口が達者で面白い人で才能に溢れていても、現代アイドル達が描き出す過去に例を見ない面白さってのは、彼女たちの特権みたいなもので、彼女たちにしか表現できない、タレント・芸人勢とは一線を画した絶大な面白味。

島田紳助明石家さんま、お前らにこの面白さが出来るか!?ってこの特殊な面白さ。

アイドルという衣装を着ることで表現される10代の女の子が描き出す謎の面白さ。それは確かに目に見えない複雑な形をして存在している。

 

それを自分は、小関舞(厳密にいうと1年前のアレ以来飽きてしまったけど。。。)

(だから今唯一)後藤楽々に焦点当てて楽しんでいたのだが…

 

そんな…、ねえ?

 

800、900人もゴミのように沸いている中で、ドン・ピシャリでたった一人のその子に直撃するかねしかし?

 

りりぽんの結婚宣言に直撃したヲタじゃねーんだから。。。

 

なんであれ彼女が何をしようが知ったこっちゃないがそれはそれとしてゼロポジやむすびや公演やショータイムshowやなんやでの彼女の面白や楽し気がしばらく長い間観れないガッカリ感「えぇ~…うっそぉ~ん。。。」を感じてしまったということだ。

 

 

総選挙は…

SKEまとめをみていないんだけど、出ないとしたときコメンテイターたちはどんなものだったのだろう…

 

と気になって今見に行ったら、まあSKE恒例の熱い魂のコメントにまみれていて涙が溢れそうになる。。

 

エエね、SKEってのは。

 

今こそ、SKEこそ、AKBグループの中でなら頂点に立つにふさわしい唯一のグループだから、今年いよいよAKB48を超えて上に立ってもらいたい気にもなる。

立ったから何ってことでもないんだけどね。。

 

それでビックリしたのがホクロの子、卒業してたんかぃ。。

そのまとめサイトで「最後の握手会!」って出てて、は?って思って

ゼロポジの👊アウト企画にたった今出てたやん。。。。

ちょ~ど今観てたやん。。。なんやねんコレ

 

この辺の雑さ加減もまたAKBらしくていいっちゃいい…。

 

 

 

それはそうと後藤楽々に話を戻せば

彼女で非常に好印象に映ったのが、確かペディア見だったかな?何かに載ってあったこんな話。

「運営だか支配人だかに、『ららや?アイドル活動一本に絞って頑張りなさい。さもないとセンターにはしてあげないよ?』と大人たちに脅かされましたけど、ららは『私はアナウンサーになるという夢があるので学校とアイドルの両立を頑張りたいです!』とはっきりと言った。」

ってそんな話。

そのくだりを真に受けたとして思いを馳せる時

弱弱しい心弱い女の子ザ・ジャポネーゼ・ガールであれば、センターチラつかせて迫る大人たちの圧力に屈してはついつい「はい。。」と言ってしまうそうなところ、後藤楽々はちゃんと自分の夢と希望と心意気を大人たちへぶつけて黒幕の野望を跳ね返したんだよね。

まだまだ幼い女の子だけど、それができるって、いいよね。

運営もまた彼女のそんな強い気持ち、「ガチ感」を汲み取り感じ取ったからこそ、「学業優先で一時活動休止」を大々的に受け入れたということだ。

 

AKB勢の運営(つまりはAKSになるのかな?)で、すごく心地良く印象良く好感度が良いこととして、「この懐の広さ」が挙げられる。

ハロプロ勢には到底不可能だろう。

一生に一度の成人式にすら行かせないでハゲどもらにクリアファイルお渡し会なんてやらせるようなアホ丸出し加減なのだから。

それはヲタらにすら言える。

尾形春水の卒業発表を受けて

「えー、学業優先すると分かってるような子を合格させるとかありえないんですけどー。落ちた子可哀想ー」

とか言っちゃうような程度の低いうじ虫が支えているのがハロプロなのだから、彼らの世界観では到底できる芸当ではない。

生ぬるいとか仕事を舐めてるとか、プロ意識がないとか、高齢の馬鹿の一つ覚えではなくて、アイドルであり、女の子であり、10代の少女であるという世界観を経験豊富な大人ならではの寛容さと多彩な視野で見つめ捉えて、臨機応変にしっかりやってくれる。AKB勢(AKS)はその辺が抜群に素晴らしい。

 

だったらやめなさい。」

と、今まで積み上げてきたアイドルとしての知識・知恵・経験・絆を無下にするのではなく、一時休止でいいんだよね。そんなものは。良い意味での一時休止なのだから、さあ戻ってきたときが楽しみだ!ってちょっとしたストーリーにもなる。ゴムだって悟空だって修業期間というものがあってしばらく物語の一線から外れたりして「一方その頃…」みたいな雑魚キャラゾーンに突入して「出ないことによる面白さ」という一風変わった展開・手法によって物語をより一層ワクワク楽しませてくれたりもするのだからそれと似たようなものだ。

そしてこれが、上で述べた「タレント・芸人さんには到底できない、アイドルを名乗る10代の女の子が抉り出す謎の面白さ」へと変換される魔法となる。

 

 

だからこれ(後藤楽々の休止発表を受けて)でさらに感動してしまったのは、彼女のブログやTwitterには

「ららちゃん頑張って!」

「合格祈ってるよ!」

「合格して戻ってきてね!」

 

って、熱いファンらが熱い言葉を述べるのは、そんなものは当然だ。面白くもなんともない。

そこではなくて、各種サイトのコメントレベルですら

「運営見直した!」

臨機応変にやる器量、エエやんけ」

「今の時代に適した選択をした運営を見直した」

「らら、頑張れ!」

「楽々なら楽々合格だ!」

 

って、エエ感じのコメントで溢れていたことに驚かずにはいられない。それらを目にして思わず感動してしまう。

 

AKB勢の良いところは「超個人主義」であり「超個人戦」なのだから、みんながみんなアイドル大好き!アイドル一本でやっていきまっす!!

ではなくて、プロレス全力で取り組んじゃうのがいたり、後藤楽々のようなルートを通るパターンだってもちろんいるし、良しとなる。

偉い豚さんはかつてこう述べている。

「AKBを踏み台にしなさい。」

「AKBを踏みつけて高みへと上がりなさい。」

「ぞんぶんに踏みつけてステップアップの1段目としなさい」

「AKBはゴールではない、始まりなんだ」

「キミたちはまだまだ若いんだ!」

 

やめる(卒業)間際になって明かすのではなくて、もう早々に「アナウンサーになる!」って夢とビジョンを明かしちゃってる面白さもあるのがAKB勢の魅力の一つであり、後藤楽々の良さでもある。

先に明かしちゃってる方が、やりやすいし、心持も気楽だし、それはその子のみならず大人たちもそう、ファンもヲタらもそう。

 

 

メンバーたちも、そう…

 

そうか、それで思い出すのはやはりこの場面だ… 

 

 

今年1月オンエアのZEROPOSITION。

 

40分ノーカット対談企画で後藤楽々(番組MC)は松井珠理奈を指名して2人は40分間存分に語り合った。

 

後藤楽々は、研究生にして選抜に選ばれる(松井玲奈ラスト)など、作り手たちからの期待も多大で、(いわゆるヲタらで言うところの運営陣からの推され、ゴリ推し)SKE48を担う期待の星と称された。2017年の総選挙では、圏外からの46位で2万票を越して獲得し注目を浴びた。(速報はもっと上位だった)

 

しかし…

 

後藤楽々の同期「小畑優奈」が台頭し、センター抜擢の遊びから後藤楽々が下へ位置して、今に至る。

 

 

そこを踏まえてのゼロポジ語りの言葉。

 

松「正直言うとね、正直言うと、最近の楽々はもしかしてもう、割り切っちゃったのかな?って思った時があったの。」

楽「あ~…」

松「ゆなな(小畑優奈)が出てきて、センターに立ってるけど、楽々の時ほど、ファンの人からの、…」

楽「うん…」

松「なんて言うの、『なんでゆなななんだ!』みたいなのがないじゃなん。なかったじゃん。」

楽「うん。」

松「だからー。あのー…このままきっと、ゆななが上手くいって、ファンの方にも認められて、すごいなぁ~って、でも楽々も頑張らなきゃいけないけど、やっぱりゆななすごいなぁって。楽々は楽々なりに、まぁ、自分の道で、がんばろっかな…。っていう風に思っちゃってるのかな?って思った時もあったの。」

楽「あー…」 

 

松「割り切って―、でも、明るいじゃん?」

楽「うん」

松「それで落ち込むわけじゃないけど、楽々は楽々だし!楽々は楽々でかんばろっ♪…みたいな感じなのかな?って思ってたの。」

※まあ、そっちはそっちで好きにやってもらって、こっちはこっちでこっちがやりたい感じで、がんばろっ♪

 

楽「うん…」

「って思う時があったの。で、それは寂しいな~って、思ったの。」

楽「うん。」

松「でもそうじゃなくて、やっぱり、今のSKEがどうしたら盛り上がるか、さらに、ってなったら、今ゆななにセンターがね、2作連続なってるけど、そこに立ち向かっていく人がいっぱいいれば、もっとSKEが盛り上がるし、めちゃ楽しいグループになると思うのよ。」

楽「うんうんうん。」

松「・・・・・うん。」 

 

松「なんか私ばっかりしゃべっちゃってるけど(笑)」

楽「いや、でも、楽々もー、割り切っ…割り切ってた時もありました(笑)」

松「そうでしょ(笑)」

「なんかー、境遇も違うし…、なんかー、(ゆななは)そうなんだなー、みたいな」

松「うん」

楽「思っちゃった…、思っちゃってー、なんか、割り切ってた時はあったと思います(笑)」

松「うん」

楽「でもー、なんか、やっぱりどっかで、悔しいって気持ちもあったから、」

松「そうだよね」

楽「だからー、やっぱり自分も、前に行きたいって気持ちがあるんだな~って、思いました。」

松「最近特に?」

楽「最近~…やっぱ1作目、意外にマンゴーの時はー、自分のプレッシャーとか、今までずっと三番手とかで―、でそのプレッシャーからは結構自由になってー、こう、今までは自分を出せなかったからー、前やった時に、自分を隠しちゃったんですよ」

松「しっかりしなくちゃとかね」

楽「そう。だから存分に自分を出そうと思って―、出してたけどー、やっぱり2作連続でゆなながセンターになって―、あっ、じゃ、これからはゆななは絶対に必要なメンバーになっていくって思った時に、じゃあ楽々はどうなるんだろう…と思って―、なんか、やっぱりどこかでー、あんまり落ち込んでるところとかはメンバーには見せたくないから、MVとかも結構笑っていたけど、でもやっぱり、…うん、どこかで悔しいなって、思う自分は…いたの、かな?(笑)」 

 

「嬉しいよー。それが聞けて。」

 

 

なるほど…

 

そーゆーことだったのか…と、今さらながらに気付かされる。

 

後藤楽々を観ていて常に心のどこかに浮かんでいる一つの「映像」が自分の中にはあった。

 

後藤楽々がミットをもってサンドバッグを抱えて

「さあ、打って来い!さあ!こい!もっとこいよ!」

って、よしってパンチを打ち込む。

 

パサっ…

 

なんだこの手ごたえのないスカスカ感は…

 

打てども打てども、手ごたえのないスカスカ感。

しかし後藤にやる気がないとか手を抜いているとかでは全然ない。

むしろ後藤楽々の目の中には炎が滾って真っ赤に燃えて、猛る声で

「はいもっと!もっと!もっと来いよ!」

って、ものすごい勢いとやる気を感じる。

「歌やれ!踊れ!はいバラエティ!公演!次showroom!まだまだ!」

って、パンチを打てども打てども、パサっ…パサっ…

 

…なんだろう、この感覚

 

すっごいスカスカしてる…

 

彼女の表現されて出てくるそれらと、受ける際の重量感の無さとの差異…

 

もう一度言えば彼女が手を抜いているとか適当にやっているとか、そうではない。

 

だからこそこれはいったいなんなのだろう?

 

不思議だ…

 

そして面白い。

 

 

後藤楽々とは関係なしに豆腐プロレスの感想文でかつてこんなことを書いた。 

 

A子に対して感じていた、不安定さ。脆さ。なんだろうこの感じ?…な感じ。

 

 

そりゃそうだよね。

いつも近くで共に活動している運命共同体のメンバーは容易に感じていたろうし、松井珠理奈ももちろんそう。

彼女の活動を見つめてきた多くのファンやヲタもある程度は理解していただろう。

 

バラエティ重視の自分は、活動休止の発表を受けてはじめてそこで「なるほど!」「そういうことだったのか!!」

とようやく合点がいったというワケけだ。

 

珠理奈も感じていたんだね。

後藤楽々がどこかでいよいよ引いて、違う興味へと移ろうとしているのを察していた。

それは、逃げかもしれないし、逃げじゃないかもしれない。

 

あくまで例えば、イメージの話だが、「もうあたしにはアイドルしかないんだ!SKEしかないんだ!これでダメなら人買いに買われてどこぞの諸国に売り飛ばされてしまうんだ!だから自分は、SKE48のアイドルとして頑張るしかないんだ、もうこれしかないんだ!!!!」

って、全力で挑みかかってくる手ごたえのあるB子か?

アナウンサーになるのが夢で~

ってSKE48のアイドル活動とは別のパターンも用意されていてそこでも遊べるA子か?

 

もちろん、プロの現場の第一線で活動している松井珠理奈と、素人の妄想とが一緒だ!なんて欠片も思わないが、芯は通ずる。

先輩として、仲間として、全力で来てほしい、全力でやっていて欲しい、一致感、一体感。

 

友達と遊ぶときだって、そうだっただろう?

みんなが全力で取り組んで取り掛かってみんなで一体感を以って遊ぶと楽しい。

何時から塾なんだ~

とか、この後ゲームしたいな~

とか、何時になったら帰る~

とか、そーゆー雑念というか一体感になれていない要素を入れ込んでくると、楽しくない。楽しめない。

「それは寂しいな~って、思う」かもしれない。

 

今やってるこの面白さが尽きるまで遊び尽くすんだよ!

って、時間なんてどーでもいいんだよ!塾の一つや二つさぼってもいいんだよ!

っていう全力感から繰り出される一体感。

まだ未熟で幼い後輩が、先輩のそのバカみたいな勢いに負けず劣らずについてきてくれると、嬉しいものだ。

松井珠理奈は「SKEを盛り上げるため」と横道にそれたが、彼女の本心はきっとついてきて欲しい熱い気持ちにあるだろう。

 

 

また妄想コーナーになるが

珠理奈が先頭に立って「さあ!校庭10周するよ!」

って言えば、みんなついてきて共に走ってくれる。

さあ、10周終わりました。すると珠理奈が

「もう10周いくよ!」

って。

ほとんどみんなが嫌々走る中で、そんな中にも数名

「さすが珠理奈さん!そうこなくっちゃ!」

「まだまだついていきますよ!」

って、気持ちでついて来る熱い後輩というものがいる。

「よーし、もう10周」

「またまだーあと10周!」

「さー、まだ行けそうだね、もう10周だ!」

ケンドー松本や小畑優奈や菅原その他、SKEってのはそーゆーついて来れる熱い後輩率は他のグループと比べて高い方だろう。

 

さて、では後藤楽々はどうだろう?

彼女ももちろんついて来る。

しかし、だ…

他の連中とは大きく違って、ゆななが走ってるんだから自分も走ろう。

とか、自分よりも年下の後輩メンバーが走ってるんだからあたしも走らなくちゃ!

とか。

あるいは、珠理奈さんにはいつもお世話になってるし優しくしてもらってるから…っていう恩義とか義理人情で、ついていく、走る。

ケンドーやゆななやなんやのように、当たる芯が、違っている。

だから途中で珠理奈が振り返って

「あれ?楽々?そろそろ塾行く時間じゃない?」

「あ、はい、そうですね」

「走るのはもういいから、行きなよ、遅れちゃうよ」

「あ、はい、じゃあ、あたしはこれで。お疲れ様でした。」

って、いつでも離脱できてしまう。

すると、おっと?

珠理奈はケンドーやゆななの方を向いて

「あなたたちも塾行く時間でしょ?走るのはもういいからさ」

って、言うと

 

「私はまだ走ります。」

 

って、余裕で言えてしまうんだよね。

それを聞いた、目の当たりにした後藤は

「げ゛っ…そんなパターンかよ。。。」

って、知り、凹む。

 

ゆななと、楽々は、違うんだな…って。

 

先輩珠理奈は、塾行ってきまーすって去る後藤を寂しく思い、まだまだ走ります!って言ってくれるゆななに嬉しく思う。

 

この差、なんだよね。

 

上の方で後藤楽々のアナウンサー志望と両立、努力についてすごくイイね!と述べたけど、それはそれとして、残念ながらSKE48というのは口パクと言えど「アイドル歌手」なのだから、そのスカスカ感と全力で当たりに来てるヤツとで差がつくのは仕方がない。

アナウンサー選抜でもあれば別だが、残念ながら後藤楽々が加入したそのグループは一応アイドル歌手というテイでやってる選抜集団なのだから、まして「情熱」「熱血」「熱情の嵐」で有名なSKE48なのだから、彼女がピックアップされないのも仕方がないということだ。

 

何度も言うようだけど、後藤楽々にやる気がないとか適当とか手を抜いてるとか、そーゆーことではないんだよね。

それは観ていて分かるし観ているレベルですらわかる。そーじゃない。

し か し、スカスカなんだよね。

この不思議な感じは、だからあぁなるほどと、休止発表を受けてようやく理解できたと、そーゆーことだったのかと。校庭走る姿が真っ先に浮かんだんだよね。

 

 

そしてこの発表で最も大切なことは、ファンやヲタらの熱量や気持ちとか、そんなことよりも何よりも、共に活動してきたメンバーたちに

 

楽々は、そっちなんだね

 

って

 

楽々は、塾行くんだね

 

って

 

塾行っちゃう系なんだね

 

って、伝え知らせた点に大きな意味がある。

 

 

あの日の対談のその語りの中で、なかなか目を合わしてくれなかった後藤楽々の真の気持ちを察していたであろう松井珠理奈は、今このこれを聞いて果たして心の奥底で何を思うのだろう…

 

 

塾に行くことは全然悪いことじゃない世界だからこそ、AKBってのは面白いんだよね~