AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

AKB総選挙2018・予想13位!~AKBグループを再興するために奮闘する御姫様、その名を「中井りか」と云ふ。。。~

 

NGT48:中井りか

【速報】46位

【結果】AKB界隈でもっともその順位が注目されている

予想一覧  

 

どうにか神7までは間に合った…

こんなに好評になるとは思わなんだな。。

GWに遊びほうけてAKBとかど~でもよくなっちゃって気付けばブログほったらかして…

それでも無駄にアクセス数は高い高度を維持して操縦士無しのくせして飛行してくれていたおかげで3月頃からずっと構想練ってたんだしやるか。。。って重い腰上げるが如く…だ。

 

とりあえず7位までは書けて良かった。

 

それであとは順位並びとかどうでもよくって、画像は後回しにしてピックアップしていきたいメンツらをどんどん取り上げていきましょう。

 

 

まずはNGT48、中井りか

先日のりりぽんとのラジオはまだ聴いていない…これ書きながら聴いてしまおうとも思ったが

久しぶりの心躍る素材なのだしど~せ聴くなら精神研ぎ澄まして聴きたいと思ったから。

ただ、ついうっかり、各種サイトのヘッド見で「オールナイトニッポン、思った以上に盛り上がらなかった!」なんて文字の並びを目にしてしまった。。

 

なんであれ後のお楽しみにとっておくー。

 

 

それでー

中井りか

まずはなんで13位予想かって、彼女の尊敬している憧れていた?いるアイドルというものが、元NMB48の渡辺美優紀みるきー)であると公言している。

それでー

今年の総選挙の目標に、「憧れのみるきーさんの12位にランクインする!」

と述べている。

 

いやいやいや…ちょっと待って、と。

そこのガチャピン、ちょっとこっち来なさい。

…と。

渡辺美優紀の5年6年と費やした活動へのリスペクトがないではないか、と。

たかが1年2年の如きが、渡辺美優紀の偉大なる12位を気安く持ち出してはいけませんよ、と。

その12位だって色々経ての最後の12位という彼女の軌跡なわけであって、たかだか数年の者が憧れてるからってテイでそんな簡単に持ち出して良いところではない。

 

ラジオで対談した元NMB48の須藤凜々花はこの辺のラインの読み取りは抜群だった。

なぜ彼女が、ほぼすべての先輩に対して「うどん先輩」「まおきゅん先輩」「ふーちゃん先輩」「まゆゆ先輩」「こじはる先輩」「タモリ先輩」「ふなっしー先輩」○○先輩と、しつこいくらいに先輩に対して「先輩」を付けたのか?

そこを思うとき須藤凜々花のAKB愛とは別に、知の積み、経験の積み、自分より高みにいるという存在感の頼もしさ、心強さ、賢さ、先人たる賢人として、たかが数か月のレベルでもちゃんと敬意を払って、自分より高みにいる素晴らしき先輩として見ていた先輩への愛、リスペクト感がしっかりと垣間見えて伝わってくる。

そういうキャラ作りで無理からやっていたのではない。

口癖でもない。

心からの繰り出しだからこそ、ノーミスでしっかりきっちり自然体で「○○先輩!」と出来ていたのだ。

彼女がだから例えば、みるきー先輩を尊敬していたとしたら、彼女はむしろそこは聖域として自分なんてものはとへりくだって下に位置して「超えられない壁=12位」として、自分の順位よりも、先輩への敬意、愛情を重視する。

たとえ12位超えて取材陣が「かねてより尊敬すると公言している渡辺美優紀の12位を越えましたね!」「みるきー超えしましたね!」「あっという間でしたね!」なんて言われようものなら、いやいやいや、ちょっと待て、お前ら、と。

自分なんて虫けらっす、って。

みるきー先輩は偉大っす、って。

自分なんてまだまだっすよ、って。

こーゆー彼女の部分(先輩をリスペクトし低姿勢でいること)が見事にヲタにウケた。受け入れられた。りりぽんいいね!

って。

自分も須藤凜々花のその部分、その姿勢に感動したクチなので、中井りかみるきー持ち出しはイヤイヤイヤイヤイヤちょっと待ちなさい。。。となってしまう。

 

 

それに加えて、彼女にとってもこんな早々に12位超えたらもうあとずっとつまらないだろう?

 

おそらく彼女は、今年12以内に入って目標達成!

して、来年からは総選挙に出ないという策を練っている。

しかしまだまだ粗削りで未熟なのだから、もっともっと苦労して揉まれて知を積み経験を積む必要がある。

その意味でも13位以下辺りが妥当なのかな~と。

 

もはや予想でも何でもない、ただの希望を語るコーナーと化してしまった感は否めないが、そんなことはどーでもよくって中井りかで常に大切なことは「本当に、ネット愚民と同じ属性で、垂れ流すだけ垂れ流して、汚すだけ汚して、それが正解となり支持されて、上へと登り続けてしまうのか?」という点を考えること。この点に思いを馳せること。

 

つまりどういうことかって彼女の暴言ショーはもともとはこーゆー連中たちに向けられていた。

 

こーゆーことをまんまと書き込んでしまう連中、己のガキをほったらかして真昼間っからパチンコしてるようなまともじゃない連中、出来れば同じ日本人ではないように区別してほしいんですけど…と思わずにはいられない異常者、ニュースみてれば毎日のように沸いて出てきているのが分かるだろうそーゆー連中たちに向けて、中井りかの暴言ショーは開催されていた。

もともとは。所謂アンチに向いて。

〇害予告するような輩、自宅周辺をうろつく輩、ストーカーの類、アイドルにとり憑き迷惑かける馬鹿どもたち。

ついこの間も、今をときめく国民的スーパーアイドル「乃木坂46」の運営陣が「メンバーへのストーカー行為がここ最近多く、やめろお前ら!」と、公式的に警告文書を発表したばかりでもある。

そーゆー連中ってものは思ってる以上にたくさんいる。

だからそれで中井りかの暴言ショーはそーゆーまともじゃない異常者にちゃんと向けられていた。

それは、アイドルとしてどうなのか?とかもはやわからないレベルにまで来てしまったけれど、まあ、まぁ、相手が相手なのだからして彼女を応援するファンやヲタも彼女のその部分、やり方を否定することは無く受け入れてそーゆーことしちゃうアイドルとして成立していた。(そーゆー性格の女の子ってわかった上で魅了されているのだから。) 

 

ところが…

ダウンタウンのアホの浜田の番組に出た辺りだっただろうか…?

アレを機にかはわからないけど分岐点となっている箇所であることに間違いはないだろう、ある日突然「NGT48メンバー、グループ」を持ち出して暴言ショーを開催し始めたもんだから、おいおいおいどうした?どうした?

と、ヲタらが一斉にざわついた。

 

なぜ彼女の「メンバー、グループ」の持ち出しが良くないかって

「ボクの大好きな○○ちゃんの悪口を言うなー!」

 

ってそんなことではなくて、NGT48というグループの一員として彼女はやっているのだからグループを大切にし仲間を思いやり、共に歩む戦友としてやっていく必要がある、とは釜飯の段で指原と比較して語った。

NGTのメンツらが「りかちゃん!私たちを犠牲にしてでもいいから、頑張って!」って総じて言ってるのであれば問題ないがそうではないのなら中井りかがその持ち出しをすることで

「グループ卒業してソロでやれ!」

という、まともじゃない異常者の言葉が、正解となってしまう、正論となってしまう…

 

阪神淡路大震災が起きたその日、被害が大きかったA町の、隣町のB町は比較的被害も少なく、すると朝っぱらからB町のパチンコ店に多くの病人たちが寄って集り、懸命なる救助活動をしているA町の隣で一日中パチンコして過ごす馬鹿どもがいた。

マスコミが彼らにインタビューした際

「自分の金でやってんだよ文句あんのか!」

とカメラを掴んですごんでみせた…。

ではさて…

「自分の金でやってんだよ!」

を、正義、正解、正論として真に成立させるためには、どんな世界観を作ればよいか?どんな世の中の構造であればその言葉が多くの人たちから受け入れられる正解となるのだろう?

 

という逆から読み解く思考をした際、中井りかの「メンバー、グループ」の持ち出し芸は、邪悪なヲタらの言葉の数々が正義で正解となってしまう危険性を多分に孕んでしまった。

 

「メンバー、グループの悪口言ってる中井をいいねと推してるヲタ最低」

「メンバーに対する悪口を見て見ぬふりして中井をいいねいいねと持ち上げてるヲタ最悪」

 

NGT48を愛するヲタへの飛び火も凄まじい、それらの言葉もまた正解、正論となってしまう。

 

そしてそんな中井りかが、そんなヲタらたちからどんな評価を得るのか、楽しみな総選挙でもある。

 

といういちshowを作り上げた中井りかは、過去に例を見ない演出家アイドルであるのかもしれない。 

 

 

 

ところで困ったことに…

 

今までの予想では「良いところ」を挙げてベタ褒めしてピックアップしてきたのに、中井りかのここだけなにかこう胡散臭い説教染みたダメ出しコーナーみたいに、

なっちゃうよね~あせる

まあそれが彼女の属性であり魅力の裏返しにもなっているから良いのだが…

 

逆にだから中井りかの、良いところって何だろう?

どーゆー部分なのだろう?

十夢家の野望の段で挑発的に武藤十夢の代表作って何だろう?と書いたが、中井りかの代表作、中井りかと言ったらこれ!という作品、表現、セリフ、一場面、何があるのだろう?

まさか上の画像の「アンチ見つけた~♡」じゃあるまいに?

中井りかのヲタたちが、中井りかの何を観て、どこを見て、何に魅せられてファンになり魅かれたのだろう…

 

みるきーを彷彿とさせるわるるだかくるるだかのセクシー小悪魔パフォーマンス? 

 

どっかで書いたけど「自分が網羅し理解できる範囲なんてものは大砂漠に落ちた一粒のごま塩の塩粒程度の範囲でしかない。」と…。

何でもかんでもすべてを理解できると思っちゃいないよ、と。 

それでだから彼女が上の画像のパフォーマンスを高めようと、アイドル的に、アイドル歌手としてそこで魅せてく姿勢があれば単純に「中井りかのアレ、いいよね!」で通じ合える。

 

ところが―…

1回しか観てないくせい偉そうに言うなと全てのヲタらに突っ込まれるだろうけど1度だけわざわざド田の新潟まで行って観たNGT48の劇場公演の彼女のそれは、もう「とりあえず笑ろとけ笑ろとけ」「笑顔魅せときゃ成立すんだよこんなものwww」みたいな、顔から下がざんないアレを観ているのでどうにも自分は中井りかのアイドルパフォーマンスの評価は低くもなる。

 

 

おっと。。。

 

だからまたダメ出しコーナーみたいになってるから~~~汗汗汗汗汗

 

そーじゃないだろ。。

彼女の良さは何やねん?

 

テレビ的に、彼女がある程度の範囲内で良く出来ているのは自分にもよく分かる。

 

例えばこの場面。 

 

みんな大好き「にいがったフレンド!」より。今年4月5月辺りにオンエアされた回。

 

別段何が面白いってことでもないんだけど、作り手たちの狙い目をしっかり表現して上手く熟している「タレントっぽい」「タレントさん的な」動き、表現力がきちんと出来ているのがよく分かる。番組を成立させる熟し具合。

 

一緒について来る金魚のフンっと失礼、他のメンバー2人は何もしゃべらんとボケぇ~っとしている。

 

よってこのくだり、中井りかの独壇場で映る映る、中井りかが映るんです。

 

この辺の積極性、度胸、前に出る意識は、NGT48の中では優れて際立っている。

そしてそれは彼女の武器であり、魅力である。

 

これは、SKE48の番組「ゼロポジ生討論」の中で番組プロデューサー竹中P(メガネ)がSKEメンツらに語った言葉。 

 

「(テレビの仕事を真剣にしてる人、一生懸命積極的にやってる人っていうのは)去年、今年とSKEでこの討論番組やってるけど、(出来が悪かったら)じゃあ来年もしかしたらここにNGTが座ってるかもしれない?NGTに取って代わられてるかもしれない?…って、そういう意識、危機感を常に持って、やってるんだよね。【覚悟の差】がある。」

 

なんもしゃべらんとボケぇ~っと付いて来るだけのと。

中井りかの積極的な番組への参加姿勢、貢献と。

 

テレビって面白いよねぇ?

 

番組内で食い散らかして

「美味しい♡」

「美味ぁ~い♡」

「超~うまーい!」

 

って言ってるだけでお金がもらえる、そのお金はどこから出てくるのだろう?

 

彼女たち10代のアイドル達がそこを理解してテレビの仕事に臨めている方が稀かもしれない…。

 

総選挙でいい順位になったら曲歌える!テレビに出れる!仕事増える!

 

それだけのお馬鹿さんと…

 

中井りかのように芯を理解し、しっかりと芸能のお仕事を熟しているのと…

 

そこらと比べる時、中井りかの魅力が溢れ出すようにも思える。 

アイドルというテイで考えてしまうから良くないわけでそのしがらみを取っ払ってみた時、なんだ今まで散々語ってきた「面白を繰り出せよ!」「歌なんてどーでもいいからバラエティを頑張るんだよ!」「もっとしゃべれよ!!」「ユーモアを抉れよ!!!!」を見事にその姿勢を以って望んでいる超わかりやすいメンバーだったではないか。。。 

 

とあるラジオ、吉田豪中井りかの魅力を語り散らす」より。

 

エエやん(笑)

 

まさにその通りで、中井りかの魅力、良さが表れているではないか。

 

そもそもが、ヲタらが何を言おうがどうあがこうが、AKBという集団は世間から嫌われ続けて続けて今に至っているのだから、世間はキラキラ輝く乃木坂46あるいはモモクロ、perfumeが大好きなのだから、そういう事実が絶対的に立ちはだかっているのだから、中井りかのその思考と志向は、良い。

 

つまり、モーニング娘。が十何年と証明し続けていることとして、正統・王道なやり方を以っては這い上がれない、再浮上なんてできないことを証明してくれているしさらにその裏返しでモーニング娘。再浮上!!」と言われていたとき、あの日あの時モーニング娘。には誰がいたか?誰の力で再浮上と取り上げられていたのか?その誰かは何をしたのか?

国民的な覇王と戦うとき、同じ武器を持って戦っても勝てはしない。

だからまずは目立つこと、面白を抉り出すこと、それが何よりも大事。

違う土俵で魅せること。民の心を掴め。それは楽し気なユーモア。

中井りかのその発言の類が、毒舌による即興だったとしてもいい。

真に考えて繰り出しているのならなお良い。 

二代目総監督や松井珠理奈やその他大勢の口だけの「AKBのために!」「AKBよもう一度!」よりもはるかに説得力のある言葉と態度を魅せてくれているのがヲタらに非難されまくりの実は中井りかだったのだ。

ここまでくると秋元Pが彼女を推し込みたくなる気持ちがよく分かる…。

 

もしかすると…

NGT48のヲタらは中井りかを目の上のたんこぶとして毛嫌いするかもしれないけれど、広くAKBグループというものを愛してやまないオタクらたちは、中井りかのその感じを温かい目で見守っていたりするのではなかろうか…

見栄えの良いだけの言葉、そんな言葉じゃなくって、中井りかの核心を突くそれだよ!

って、それでまたそれを直球で言ってくれる中井りかに、AKB再興を期待している…。

 

 

だからあとはホント個人的に、「メンバー、グループ」を持ち出さないでたとえば「秋ブタぁ!!もっといい曲作れや!」「ダセぇ歌詞書いてんじゃねーよ!」「こんな爺さん丸出しの支配人じゃなくて若いイケメンがいいんですけどー」とか「AKBって終わってるよねーwww」とか「総選挙の馬鹿の一つ覚え」とか、作り手や黒幕たちに向かうのであればAKB界のジャンヌ・ダルクとして面白く仕上がったんだけど、そこが惜しいと感じてしまう。

ブタっと失礼、秋元Pだって秘かに期待してるんだよ…、中井りかのそれに。