AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

NGT48のにいがったフレンド!の髙橋真生が突然の卒業発表で専属モデル「まうまうコレクション」をやめてしまう件。。

 

NMB48の鬼軍曹「沖田彩華」の卒業について書いていて、ふと知りたいことがあって「とあるワード」を検索したらまさかの「NGT48髙橋真生(まう)の卒業発表」が飛び込んでくるなんて…

 

髙橋真生、という文字の羅列を目に焼き付けてから上の画像を見てみると分かるように、名と顔が合致する抜群の美少女ぶりでNGT48の1期生の中ではダントツ飛び抜けて美的面に優れているメンバーだった。

その美貌はジャッキーチェンの映画に出ていた若かりし頃の「後藤久美子」のようでもありさらにはイマドキの進化した日本人女子の可愛らしさをも秘めていてとても魅力的な女子である。

モデル志望も伊達じゃない、透明感のある雪国の美女子「髙橋真生」だ。

鼻下のホクロは、AKB48の武藤十夢と同じくマイナスに働くモノ(通称:十夢家の怨念)なので十夢家同様にいずれは取っ払ってより美しく輝いていくのだろうな~なんて思っていたのだが、そんな彼女のより進化していく美貌を見れずして彼女はグループを卒業する決意をした。

 

 

これはさすがにビックリしたね~汗

 

なんの情報も手元にないしナンノコッチャわからないのでとりあえず滅多にみることのないNGT関連のまとめサイトをチェックしてみると…

「根性無しwww

「やめて正解」

「不人気メンだし卒業してどうぞ」

「佐藤ちゃんの邪魔をするな雑魚メンのくせに」

 

さすが…

ちょうどNMB48の沖田彩華の卒業について熱いNMBヲタらの熱いサイトをみていたがそこと比較して土着的な田舎者らしい雪国の民らしい「冷たい冷ややかな」感想で溢れかえっていて、別段驚かされることも無く、そう言ってるだろうな~という予期がまんまと当たってしまって思わず笑ってしまった。

 

「根性無し」

って…いい年の大の大人のオッサンがアイドル追いかけてる分際の如きがどの面下げて「根性無し」と言えるのか、滑稽でしかない。

10代女子にとって3年という月日はとてつもなく長いもので、(NGT48として)デビューしてちょうどそろそろ3年が経とうかというこのタイミングに根性もクソもねーよと、まともな人間様たちは誰もが思う。

 

 

自分が書き込んでるわけではないが感付く連中らも多くいるだろう。 

どこかで書いたことだが「NGT48はまだ1期生(23、4人)しかいないのに魅力的なメンバーだらけ、逸材だらけで、NGT48が面白い!」と。

それでNGT関連の記事が飛び抜けて多くなるほどに、初めて劇場公演を観に行ってしまうほどにNGT48に魅かれていた自分も、土着的なヲタらの質を目の当たりにして一気に萎え失せてしまった。

 

そんな程度で熱が冷めるとかwwww「根性無しwww

ではなくて、他のグループのアイドルとヲタらの一体感や関係性、距離感維持してしっかりやれてるそっちの方が素晴らしく映るからで、「NGT48のグループ、アイドル達に闇がある」のではなくて、彼女たちを支えているテイのヲタらにこそ闇があるのだと気付ければ熱の冷めは容易である。

 

やはり、にいがったフレンドに出てきた「クレープ屋のオッサン」のように素晴らしき人(ファン)ってものはなかなかいないものだ。

 

埼玉県のメンバーに盛大に声援を送り、地元新潟県出身のメンバーたちに対しては「雑魚はいらない」「出ていけ」「やめて当然」と言う。

何かこう、新手の手法によるギャグか風刺の類に挑戦中なのかもしれない。 

 

 

さてそれで、このくだりは総選挙43位の西村菜那子のところで書くつもりでいたのだけれど、ここで書いてしまえば、髙橋真生のすばらしさ…というよりかは、精神面の支え的な、そこを探る面白いストーリーがあって、分かる者なら容易に理解できることなのだが、NGT48の1期生としてオーディションで23、4人が合格し、デビューしたが、正規メンバーとして選ばれしメンバーは16人だったため、残りの7人8人は「研究生」という扱いになった。

 

AKBというものに触れて気付けることに、あぁなるほどね、と。

  • チームA = 16人
  • チームK = 16人
  • チームB = 16人  → 48人フォーティーエイト!

それはSKEでもNMBでも、もちろんNGTでもそのシステムを取るものだから、作り立ての誕生したばかりのNGT48において、最初のチーム「N(Ⅲ)」では、16人しか入れないのも致し方がない。

 

これで大切なことは、チームNに選ばれなかった「研究生7、8人」の未来についてだ。

 

どんなに努力を重ねようと、一生懸命頑張ろうと、劇場公演挑もうと、誕生したばかりのNGT48というグループを盛り上げようと尽くそうと、メンバーみんなに優しく接しようと、真面目に努力しようと、何をしたところで、「研究生」を脱することはないのだ。

 

だって「チームG」がまだないからね…

 

研究生となった7、8人の正規メンバー昇格の未来は、チームG(16人)の誕生を待たなければならない。

さあそれで2期生が募集されて加入しました、と。

その増員効果で「チームG」が出来ました、と。

研究生(1期生)7、8がみんな揃って正規メンバーに昇格しましたー!やったね~ワイワイ♪

 

 

もちろん過去にも他の姉妹グループではこんな例(グループ誕生最初期の正規メンバーからあぶれた研究生扱いメンバー)はいくらでもあったが、大切なことは、非常に大切なことは、他の姉妹グループの「2期生、3期生」の募集とチーム二番目、チーム三番目の誕生は1年2年であっという間に成し遂げられているという点で、NGT48の2期生募集とチーム二番目の結成はまさにグループ誕生から3年経ってようやく実現したことであり、これがつまりどういうことかって「1期生として加入しておきながら正規メンバーになれなかったあぶれた7、8人はずっっっっっっっっっっっっと長らく3年もの時を研究生として過ごしてきた」ことになる。

10代の女の子たちにとって3年という月日がどれほど長く感じられたか…そこに思いを馳せた時「大人の事情で…」で済ませてはいけないし、良しとしてもいけない。

 

それと合わせてだからにいがったフレンド!内で西村菜那子が語ってくれていたこのセリフが映え出るというものだ。 

 

こんなところでもしっかりと「反乱御姫のキャラ」をアピールしてもらえている…

 

それはさておきものすご~く説得力があって感動的場面となった西村菜那子の名台詞だ。

当時のネット上では駄馬らや愚民らが盛大に「不正だ!不正だ!」と汚し散らしていたけれど、「AKBアイドルを推すことの意味、意義とヲタの役目」がしっかりと垣間見れて、良しだ。

 

上で、髙橋真生に対する誹謗中傷があまりにもひどすぎるものでついつい、「NGTヲタらは冷たい、残酷だ、最低だ!」と述べてしまったけれど、ちゃんと出来てる熱いヤツらってのも当たり前のように多くいる。

 

歴代で1位2位を争うって、言い回しが、神美心を持つ西村菜那子らしい素晴らしい言い方であって、実際はダントツでお前らが1位だろうがってそんな不遇な境遇を乗り越えてきている、それがNGT48の一期生でありながら(元)研究生の西村菜那子であり、髙橋真生でもあるのだ。

 

さあそしてそんな「髙橋真生」に対してごく一部の(と信じたい)NGTヲタらは「根性無し」だの「やめて当然」だの「雑魚メンはいらない」だのと言い放っているということも、合わせて忘れてはいけない。

 

 

それで髙橋真生に話を戻せば、このブログで唯一好評のシリーズ「にいがったフレンド!の○○な件。。」企画において、髙橋真生のまうまうコレクション専属モデルとして書く気満々でいて、画像も撮りためて、あともう一つ、なにかこう弾け出る、突き抜ける「何か」を彼女が描いてくれれば、それをピックアップして無理からでも書ける、準備万端でいたのだが…残念ながらその「何か」が炸裂することはなかった。。。

 

あのー

少し前のにいがったフレンド!で、かとみな率いるドラフト生?2期生?がお披露目出演していて、その中の一人の子が、ものすごい、あり得ない、スゴ業をやってのけていた、あーゆー「何か」を髙橋真生が繰り出して欲しかった…

 

モデルキャラでロッチにピックアップされてにいがったフレンド!的には実はかなり初期の回から出演回数多くして出ていた子で、清司麗菜の台頭前では髙橋真生の方が楽し気な世界観描けていて有能な「レギュラー的メンバー」だった。

「アンダー多すぎる!」

の殴り付けも抜群に面白かったし、中井りかの話題振られて黙る髙橋真生もまた素晴らしく面白かった。

実際のプライベートでどうとかもちろん欠片も知る由もないけれど、にいがったフレンド!で魅せるアイドル髙橋真生というものは「根が明るくて元気」な印象が強くあるから、彼女が出る回、出る回は、そのオンエア内容を常に明るいイメージに照らしてくれた。

それもすべては「3人制」というにいがったフレンド!特有のシステムのおかげもあって、数に埋もれずにしっかりと画面内で彼女の魅力をアピールすることができたのだ。

 

スタジオ型バラエティで数ではしゃぐ系だったら、髙橋真生は埋もれてしまっていたかもしれない…。

 

数に埋もれる…

 

ヤマダガイルで書いたんだったかなぁ…

 

数攻めで舞い踊るグループゆえに、アイドル的パフォーマンスの面ではなかなか厳しかったね…

 

ソロで、単独で、彼女を観るとなんて美しい、キレイな美女子なのだろう!

と感動的な美しさが際立つのだが、さあステージに立って歌い踊る時、数に埋もれてまあ無様でみすぼらしいありさまになってしまう不思議な子でもあった。

 

あのー、ギター侍あゆたろうのように「女子!」あるいは「オンナ!」っていうアピールが苦手なんだろうな~というのは分かるけれど、そこに抵抗とかあるタイプなのだろうと。緊張しているのか何なのか…

にいがったフレンド!内でのモデル感はしっかりできているわけで、ホント不思議、面白い。ソロで抜群に映えて、数攻めだと埋もれまくるって。

もしかすると、ステージに立ち歌い踊る「アイドルすること」に興味があまりなかったのかもしれない…。

 

 

 

彼女の、卒業発表のセリフ

 

「アイドルとしてはやりきった」

 

しかし研究生として3年間を生き抜いた18歳女子が言うには妙に切なく感じてしまう一言だった。 

 

確かに…彼女はプライドの高い子だったね…

 

大なり小なり自尊心ってものはあるもので、人として、女の子として、当たり前っちゃ当たり前でしかないのだが…

清司麗菜のように、開き直っておバカに徹する度量が彼女にもあれば、もう少し何か花開く可能性があったかもしれない一方で、それをしてしまう自分って「髙橋真生」ではないわけで、そこへ飛び付けないその感じこそが「髙橋真生」でもあるワケで、難しいよね芸能界は…

 

NMBのまなぶくんで出た話だったかな~

レディー・ガガ」が、まだ無名だった頃、お金も無くて、しかし「自分は音楽アーティストとして名を挙げてやるんだ!夢を叶えるんだよ!!」って情熱を持っていた若かりし頃のガガ様は、ストリッパーをして生活費を稼いでいた。

日本人の視点で観ると「コイツ必至やなwwwww

と、汚いものを見るような蔑む目で見下すが、欧米の視点だと別段何ってこともない。

夢を叶えるために、勝ち取るためには(出来る範囲で)どんな手段も辞さない覚悟でやっていく姿勢。

SKE48の惣田紗莉渚がなぜ素晴らしいのだろうか?

周りから多くの非難と、しかもメンバー内からも冗談交じりとはいえ「媚び売りの少女」と言われていたこともあった惣田紗莉渚の渾身の出世、そこに、伸び悩む後列に位置する自称アイドルたちが思いを馳せて学べることもあるはずだ。 

 

何かこう、AKBグループの面白い現象の一つに、彼女の卒業だって3年間頑張って活動してきて、かーらーの、卒業なのだから、この前卒業コンサートを盛大に開いて3年間のアイドルを華やかに卒業していったモーニング娘。尾形春水と同じはず、なのだけれど、何か不思議と、AKBグループのこの手の卒業となると「敗北者の去り」「負け犬の逃げ」「夢を諦めた挫折」みたいに映り、またそれを言われてしまうという残念さが常にある。 

全体の1%にも満たない彼女の純粋で熱心なファンたちが髙橋真生を称賛し称え送り出すとしても、99%のその他大勢が悪く言ってくるのだからまるで手に負えない。

松井珠理奈のレベルですらあのザマなのだから、なおさらだ。

 

一番最初に述べたように、他のメンツらとは一線を画す新潟県出身の美女子が、何の爪痕も残せずしてアイドル活動に終止符を打たざるを得なかったことは残念でならないし、研究生として過ごした3年間が彼女の今後に役立てば…なんてありきたりのつまらない言葉しか浮かばない虚しさしか残らない…

 

切なさや儚さは、アイドルの去り際に必要な要素であるが、彼女の場合またちょっと違った気もしてしまう…

 

卒業して、いなくなってしまうことが寂しいのではなくて、3年といて、彼女のやりたいことが何一つできなかったことに思いを馳せるからである。