AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

AKB総選挙2018・80位!~青木詩織の推し惜しおしりんパーティー、始まるよー!~

SKE48:青木詩織

【速報】93!

【結果】80位(18265票)

あとがき一覧 

【コメント保存】

ゼロポジ生討論大会での追い込まれ具合ヤバかったから良かったなぁ(笑)という謎の喜びが湧いて出てきた。

この人に限らずSKEの女子らってものはどいつもこいつも(裏や真の姿は知らんけど表で魅せる姿というのは)「思い詰めちゃう系女子」で悲壮感が半端ないから怖いんだよね…もっと明るくやれよ、楽しくやれよ、視野を広く持てよってところ、この世の終わり、地球の最後みたいに思い詰めちゃってて、観ていて辛く、痛々しい。

2017年の総選挙前のゼロポジ生討論で話題になったが誰も答えを見出せなかった「SKE48に必要な『な に か』」の1つの答えがだからそれだろが、と。

 ハイ、今日のゲストはおしりんさんで~す。

この人はねぇ…ホントもうなんだろうねえ。。

何度か書いたようにアイドルアイドルしたいのであれば劇場公演に篭ればいい。客層はさておきキャーキャー言われてやりがい感じて歌い踊って汗流してせめてそこでだけでも青春爆発させて心から楽しんで若々しい肉体を弾け飛ばして劇場公演でアイドルアイドルしてればいい。その仕組みはちゃんと備わっているし、運営、ヲタの求めるところでもあるからそこを頑張る者を悪く言うものなどいやしない。そこに篭ってそれだけに全力注いでアイドルアイドルしてればいい。

 

でもそれは嫌だと…

脇や土台は嫌なんだ…と

 

ゼロポジ生討論(2018)に参加した総じて悲壮感を漂わせていた哀れな女子たちは、それが如きのくせして篭り篭って劇場オチで終わるのは嫌だと、目立ちたい、もっと前へ出たい、いい思いがしたいという熱い気持ちを以って勝負するんだよ!って自分自身で決めた人たちだから、「毎年有識者という名のオッサンらに泣かされる」で広く知られる「厳しい現場」生討論バトル大会に出たいです!と挙手して自らの意思で出る!って決めた。

みんながみんなじゃないけど、涙流して嗚咽号泣し、自身の心情をさらけ出して熱い思いを語り、しかし総選挙の結果はビミョーぉぉ。。。

もはやナンノコッチャ。

今も各グループ選出?のメンバーたちが「ゲーム」でランク付けして課金させてしょ~もない闘いしているようだけど、そーゆーのを見るとおしりんの涙と重なってホント泣けてくる、虚しい、寂しい、キラキラしているべきアイドルがゲームにすがる。

 

身の程弁えて黙って劇場だけやってろよお前らみたいなもんが!

って、それはこっちの勝手な物言いでしかなくって

やっぱり彼女たちの多くは「前へ出たい!」「目立ちたい!」「美味しくなりたい!」「有名になりたい!」「あがきたい!」「もがきたい!」「頑張りたい!」ちゃんと熱い思いを胸に秘めて戦ってるのだと気付かされる。

※劇場に篭る(頑張る)ことがそうじゃないとはまた違う。

 

松村香織みたいな特殊な例はさておき、今年の総選挙で21位を獲得したNGT8の奈良未遥は一気に最新4thシングルで前列の目立つ美味しいエエ位置についてすごく幸せそうな楽しそうな嬉しそうな喜ばしいストーリーを展開させた。

女帝ゆきりん姐さんの隣で前列で、(元)誰やねん?の(元)研究生だった(元)しがない子が、総選挙の結果を通して大したよね。いろんなものをごぼう抜きして名を挙げ前に出て来た。

奈良ちゃんのこれはある意味で極端な例かもしれないけど、やっぱりこうなんだよ。これが如きなんだよ。こーゆーことが起こる可能性を存分に秘めているんだよね。

自分みたいな偏屈者は「能無しが―能無しくせに―」と喚くけど、彼女たちは女の子なんだから、女性アイドルなんだから、まずは何よりもその美的面や人間味(女子力)で蜂を寄せ集める美しい愛らしい花たればそれでいいじゃない…って。

ハゲ散らかしてはいるけれどよく働く蜂おじさんたちが寄って集る人気のある花であればまずはそれでいいじゃないか…と。

あの花にはやたらと蜂が集ってるなぁ~…ってひときわ目を引く人気の花。

これを頼みにしたっていいじゃない?

こんな展開を夢見て胸躍らせてワクワク期待しちゃったっていいじゃない?

10代の女の子なんだから…

48人だか480人だか4800人だか知らんけどかつては新年恒例手相大会AKBINGO!のメンバー総覧ボードも短かったのに今となっては山の様にゴミのようにたくさんいるもんだからボードもとてつもなく長くなり、そこに名が出る誰もが須藤凜々花松井珠理奈のように「持っている」ワケでもないし、あるいは前田敦子大島優子まゆゆの様にはなれない。絶対に。

これが出来る人なんて者はまさに天から選ばれし者だけだ…

 

さておしりんデレラはどうだろう…奈良ちゃんデレラのような夢物語を描けるだろうか…

青木詩織がめっちゃエエ子で優しくてあったかくて親切心の塊で愛情に満ち満ちて良い子なのは分かる。

しかし芸能界で戦う「いち戦士」としてみた時、にっちもさっちもいかないとわかる。

 

ゼロポジ討論会で視聴者(要はSKEヲタ)からコメントを受付けていて

「今出ているメンバーみんな、自信が無い」

「自信が無くて弱弱しく見える」

「自信が無い子は推せない…」

自信の無さげを指摘するコメントが出たんだよね。

それで有識者の(竹中Pではないもう一方の)メガネが

「オラオラ系が、なんでもかんでもいいとは言わないけどさ?」

「これ!っていう、この『総選挙というゲーム』で勝つために、自分をアピールして勝ち取るための熱い気持ちを、積極的に伝えてほしいよね。」

そこに出ていた青木詩織を含むメンバーたちは皆

『ファンノミナサンガー、ファンノミナサンガー』

しか連呼しておらずに、ただただすがり憑く哀れにしか映れていなかったのが残念でならない。

※唯一水野愛理だけが、辻希美まる出しのトンチンカンなコメント述べててギリギリ、悲壮感ちょい混じった妙な明るさが垣間見れていた。

※※どんよりとしたしみったれた空気とムード、メンツに覆われているからこそ、一人でも心から明るい笑顔や朗らかさ、素晴らしき熱、策、アイディア、キラキラしい魅力を放り込めれば唯一無二の太陽の如くに大きく目立ち抜け出る大チャンスでもあった。

もっと楽しくはしゃいで明るく魅せて観る者の心を刺しに行かなくちゃいけない、どんな時でもどんな場面でも。

悲哀や哀情を以って刺そうとすると届かない。

そりゃあ熱心なヲタは頑張るかもしれないけど所詮はそれまでなのだ。

ゲームでトップ目取ってだからどうした?

80位になってだからなんだ?

何も残らない。

それが繰り返されて飽きられるただそれだけのこと。

 

とはいえ彼女たちが大変なのもよく分かる。

頑張ってるなぁ~っていう感動、コイツらカッコいいなぁっていう感動、アイドル女子ってカッコエエなぁ~という感動それらはいつも常に心にある。

そもそも「アイドルになる!」という夢を叶えた女の子たちで夢の場所にいる女の子たちで、しかしそれで完結できずにさらにあれもこれも叶えなきゃで大変やなぁ~と(平安古典で云うところの)「あわれな気持ち」がこみ上げてくる。

とはいえとはいえアイドルに限らずなんだって、入学入社入隊入団入塾入場、すべてが「入ってそこで完結」するはずもなく、そこからさらに大なり小なりの戦いが繰り広げられるのはアイドルだけに限ったことじゃない、どこにでも転がっているあるべき姿。

 

だからこそ…

ゼロポジ生討論でもむすびの吉村でも、もしかしたら握手会でも、オッサンたちに上から目線であ~だこ~だといろいろ言われてお説教されて偉そうに語られて指導されて指示されて、本心は(マジでウザいんですけどぉwwwwじゃ~お前やってみろよ!)なんてきっと心の中では思っているだろう、特にSKEは他の姉妹グループと比較してそーゆー場面にぶつかることが多いように思う。

生討論のメガネどっちもこーゆー語りたいコンサル大好きな「育成タイプ」「育てたい!」オッサンたちだからそれでまた関係者のくせして「SKEヲタ」名乗っちゃってるような如きだからそれはもう遠慮なしにグイグイくるし泣かすようなことも言ってくる。

※もちろん意味がぜんぜん違うのだが、メガネらの厳しい言葉を以ってメンバーを泣かす姿なんてまさに「握手会にやってきた説教某がだれだれちゃんを泣かした!」と情景としては同じではないのか…?

 

でもこれはすごくチャンスなんだよね…気付けるかもしれないチャンス。

ここはあえて、素人丸出しの握手会で説教しに来るヲタ(本当にそんなのがいるのか知らんけどいるならいるで。病的痛いヤツではなくてまあまあ、竹中P的に好意的な育成タイプの言葉であれば)そんな者もあえて含めて、チャンスになる。

「こーしたほうがいいよ」

の「こーしたほう」ではなくて

「あーしたほうがいいよ」

の「あーしたほう」ではなくて

その言葉に隠された意味から学ぶのではなくて

それそのものを学び取るのではなくて

(へっ、うっさいボケ、じゃあお前がやってみろよバ~カ!)

ってその言葉に対して思っちゃっていいし言っちゃっていいからせめて「男のやり方」「思考観」「なんでお前はそんなことをわざわざ私に言おうと思ったのだ?」ってその部分に気付けると、狩りに出かける大きな一歩が踏み出せるための強力な武器を得ることができる。

 

例えば夏休み。

夏だ!川原だ!キャンプっぷっぷ!

家族でキャンプする時、はじめて扱い見るテント張りについて説明書を見ながら男たるパパと猿ガキマンのお兄ちゃんはあ~だこ~だとゴチャゴチャやって試行錯誤しテントを張ろうと頑張る。

その周りをちびっちゃい妹がウロウロウロウロしている。もうそれだけで可愛い。それだけでいい。

「まだできないのぉ?」

とかなんとか言っちゃってママの方いったりこっち来たり、ウロウロウロウロしている。

ママと妹が「テント張ったるで!」とは意気込みはしない。

男がやるべき仕事。

 

ところがアイドル達は、女子だけどその男の仕事をする場面に常に出くわす。

結局原始人の頃から、男が狩りに出てあの獲物をこうして捕らえよう、ああして捕えようと想像を駆使して試行錯誤し考察実践して経験積んで知恵を積んで精度を高めて組み立てて、ってやってきているゲノムに満ち溢れているから勝ち取りに行く策やアイディアが溢れ出てしまうものだ。しかもそれは食についてで命が掛かっていることだからなおさら、鳥でも兎でも何でも、「へっ、余裕余裕~♪」ではなくて、絶対に捕まえてやるというアイディアをぶつけるんだよね。行き当たりばったりの狩りなんてあり得なかった。

武器でも罠でもどんな道具にも、先人の男たちの考察と研究という名の知恵が詰まっている。

例えば原始人じゃなくてもフロンティア(アメリカ西部開拓)時代のとある実話の物語「大草原の小さな家(長い冬)」では、当時のミネソタでは大雪が長々と降り続けて汽車が来ず、村が降り込められて食料が尽きそうな大ピンチが訪れた時、シカの群れだったかな…雪積る草原にたくさん現れて『よっしゃ!男ども!狩りに行くぞ~!』って男たちが銃を手に馬に乗り出掛けるんだけど、やたら滅多らに追いかけないし撃ちもしない。じっくり「こーしたほうがいい」「あーしたほうがいい」「こーしようあーしよう」と策を練るシーンがかなりのページを割いて描かれている。

 

男は常にそうやってきたもんだから、別にアイドルやってる女の子に偉そうにしたいとかダメ出しして意地悪したいとか、女子相手にダメ出しかまして「オレって偉い~♪」「さすがオレ様~♬」気取りたいのではない、性根の腐った病的愚民を除けば、多分大抵概皆そうではない。

 

「やったるで!」もステキで大事だけど

 

「とったんで!」の気持ちはもっと大事。

 

「とったんで!」に気付けよ、…と。

 

「とったんで!」の精神を持ちなさいよ、と。

 

「やったるで!」だけではテントは張れない。

 

「とったんで!」の思考を伝えたいのだ!

 

だから「トップ目とったんで!」を…

それで古く女性はというとベース(村、家)で子育てをして、近場の実や草なんか食べれそうなものを採って、その実も「腐ってないかな?食べられるかな?」と見分けたり、あるいは子供(赤ちゃん)の顔色や肌の色から察して「熱があるのかな?」「虫に噛まれたのかな?」「大丈夫かな?元気かな?」男にはわからない微妙な色の変化を見分ける能力に長けた。

今でも身だしなみや見栄え、オシャレの敏感さは常に目に映るそれそのものへのこだわりであって、アイドル女子の話に戻せば目には見えないクリエイティブな力を使って考察研究して組み立てたりターゲットに狙い定めて勝ち取りに行くことがどうしたってできないのは、ずっっっっと昔からそーゆー役割分担でやってきたんだから仕方がない。

もちろんすべてがぴったりこれに当てはまるわけではない。

それをすれば絶対100%成功するとか勝ち取れるとかでもない。上のシカの話も、綿密に作戦立てていながらにしてドジふんじゃってシカたちはいっせいに逃げ出して結局1匹も獲物ゲットならず。。だった。

でもノープランで行き当たりばったりの体当たりでラッキーパンチよ当たってくれぇぇ!!なやり方で、はたして勝ち取れるのだろうか…手持ちの武器が笑顔と色気と愛嬌だけでいいのだろうか…。「まだかなまだかな♬」でウロウロウロウロしているといつの間にかテントが完成していた、なんて展開は、芸能界ではなかなかない。

最初に述べたようにそんな子もいるだろう、それだけでなんか取れちゃった人。取っちゃう人。でもゴミの様に多くなりすぎた大人数のなかで活動を共にし数年間を経て「自分はそっち側ではなかったね…」っていつでも気付ける。

 

芸能界をやめたいりりぽんはやめてじゃあ現役アイドルでSKE48には「惣田紗莉渚」がいるけれど、気の早い話、来年は惣田紗莉渚が総選挙1位取っちゃうんじゃないか?なんて既に言われているのは「珠理奈」→「紗莉渚」の変換作業によるからではない。

彼女のデビュー当時からずっと、バラエティでのトークや握手会でのやり方に、「やったんで!」だけじゃなくて「とったんで!」についてもちゃんと思考しそれを実践していた。「とったんで!」の中に「やったんで!」、「やったんで!」の中に「とったんで!」が常にちゃんと組み込まれていたんだよね。

どんなに周囲が彼女のことを悪く言おうと、彼女はそれで「とった」んだよ。間違いなく惣田紗莉渚は取った人。勝ち組じゃなくて勝ち取った人。自らの策を以ってシカ肉をゲットした人だ。

彼女のスピーチ「私を非難する人は、だったらじゃあやってみてくださいよ。」が心に染み渡る。なんかわかんないけど取れちゃったぁwwwではなくて狙い定めて勝ち取った人の深みのある名言だ。

年齢というハンデをものともせずにむしろその「年齢」を「武器」にすることで、彼女は「総選挙というゲーム」で勝ち上がり勝ち取った。そしてそこからさらにいろいろなチャンスを掴んでいろいろなものを勝ち取っていく。二重三重に取っていったよね。ゲットしたシカ肉を利用してさらに豪華な食事をゲットしていく、そんな貪欲な姿が思い浮かばれるこれこそが「とったんで!」の精神。

TNM48を目指せとは言わないが…そこに「とったんで!」の意志があるのなら意味はある。

べ、べつに…

おしりんのTNMを見たいとか、そんなんじゃないんだからねっ!汗キョロキョロあせる

 

 

まあしかし…

序盤のさわりのつもりでスタートした話がここまで長くなるなんて…

もともと本来書きたかったことが全カットになるという異常事態…

女子相手にダメ出し語ると偉くなった気分に浸れて筆が進む進、、っと失礼。。。

 

1つ、凄く大切なこと、忘れてはならない大切なこと

彼女たちアイドル女子の能力や魅力や人間味がどうとかこうとかではなくて

このブログでも何度も述べているように

AKB的総選挙は「所詮は票を集める遊び」なのだから、と。

あるいは生討論のメガネくんの言葉「総選挙というゲームでいかにして勝ち上がるか」

AKB的アイドル女子らがすがり憑いてやまないそんな「総選挙」に関して「どうだろね?」

って、ただそれだけの話。

 

どんな場面においても青木詩織が、相手の気持ちに寄り添える優しい心の持ち主のめっちゃエエ子でしかも気弱な緊張しいの短足娘ということに、変わりはないんだよ。

この軟弱いじけ虫の気弱根性を自身でぶっ飛ばして、(元モーニング娘。の)亀井絵里のような逆転カウンターの大化けが出来ていれば面白くなっただろうに…もう遅いのか、まだ間に合うのか…それともそのままの素顔で戦い続けるのか?

 

今年の総選挙スピーチ

「私は歌が下手で脚も短くて。。。」

は、個人的には残念でもあった…その路線はもうエエよ…と。

でもそれが結局、心優しい気弱系女子の青木詩織そのものなんだよね。

 

自分を偽ってでも芸能界で戦う狂戦士に化けれるかどうかの差。

 

「もっと入れろよ!」

 

って言えるかどうかの差。