AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

NGT48のにいがったフレンド!の柏木由紀が神存在感出したり消したりしていた件。。

 

意外なことにNGTとは程遠いとあるサイトで「にいがったフレンド!武道館編超つまらないwwwwwww」って出てて「w多いなぁ…」はいつものことながら「にいがったフレンド!」を取り上げるかねしかしと思いながらも今さら加藤美南のくだりなんかもそう、魅力が高まれば高まるほど、勝てば勝つほど軟弱なヲタらの稚虐心を刺激して嫉妬煽るものだから、それはそれで良しとせねばならない。

そーゆーものだよね、別にアイドルに限ったことではない、男も女も、スマホゲームでも、課金ガチャでも煽って煽って煽って煽って、それが何よりも一番大事。

なんであれ今NGT48がAKB48SKE48に次いで上が同率1位とすれば二番手に付けてるせいか、どうしたってごぼう抜かれた新潟的にはお姉さんにあたる2姉妹グループのヲタらにとっては黙ってもいられない悔しさがこみ上げてくるのも仕方がない。ましてどちらも「スター」「大スター」を欠くという展開に及ぶのだからなおさらだ。

ただ実は、プラスの時にマイナス、マイナスの時に…でいけば、今のNBM48とHKT48こそ、姉妹グループの中では今が一番面白い、面白くなるチャンス場面でもあるんだけどね。彼女たち自身がプラスにする、なると仮定して。

もちろん大多数の賢く熱心なオタクたちはそこを見るし見届けるし信じてもいる。ネット上に湧いて出て来る病的ヲタらのご意見・ご感想などどうでもいいということだ。

 

 

どうでもいいんだけど、「にいがったフレンド!武道館編超つまらない」に釣られて

そ~いえばまた観なくなったなぁ…にいがったフレンド!8月以来観てないなぁ…

って気づかされてその超つまらないにいがったフレンド!を見たので久しぶりの感想をば。

 

まずびっくりしたこと、なかなかショッキングなことが、いきなり飛び出した!?

ドラフト3期生の「安藤千伽奈」…うっそん…もうこんなに完成されちゃってるの?

 

目の煌めきと気力がすごいね…加入がそもそも…今年1、2、3月頃のドラフト会議で4月頃入ってきて…早いよ!

もう「出来る人」「ある程度完成された人」「勝ち組の人」「スター候補生」になってるではないか…。

中井りかのような力強さ、頼もしさを感じさせてくれる強いオーラが分かる。

総選挙の人気云々ではない人間力の高さ、魅力で突き抜けた。

ドラフト3期のスタートダッシュ対決、もう開けなく勝負あっちゃったじゃん…って。

よ~いドン!

Chikana WIN!

早いよ。。。

ヒヨコの子とか期待して楽しみにしていたのに、NGTのドラフト3期は安藤ちかなの飛び抜けを以って終わってしまった気にさせられた彼女の出来栄えに驚いてしまった。

電卓とかぶら下げとけよ…

電卓ぶら下げて後ろの方に突っ立ってろよ…

なんて思わず意地の悪い思いが過ってしまったのはヒヨコの子の台頭に期待していたからだ。。こんなあっけなく勝負ありになるなんて誰が思うだろう?

ヒヨコの藤崎未夢(と、にいがったフレンド!)のおかげでNGT48のドラフト3期生に目が行って、ヒヨコの子はヒヨコの良さで、あと、「第二の柏木由紀」みたいなゆきりんのそっくりさんがいて、こーゆータイプはどうなるのだろう?という面白さもありこの人はロッチのコントをコピーして真似ていたけど小栗結以みたいな憑依芸の達者な子でもあって、これはこれでなかなかすごい女の子だなぁ~なんて感心したこともあったこれはこれで楽し気な逸材で、知恵の輪やってた物静かそうな子とか逆にあんなのはどうなっちゃうんだって、安藤ちかなの今日は負けでもいいとか、やっぱり個人的にハロプロ的な規模でごちゃごちゃしてない4、5人の追加感が(NGTの)ドラフト3期生は心地よくて、1人ピックアップしてどうとかじゃなくみんなすべてに個性があって楽し気だね、面白いね、期待したいねって部分で観れるドラフト生は個人的には非常に見やすくてわかりやすくて追いかけやすくて「良し」なのだが…ちかなWIN!で何かしらけてしまったよね。。。ちかなWIN!が悪いわけでもないけど…「しばらく負けでもいい」とか歌っとけよ…みたいな。。

 

でもこのドラフト生で気付かされるのは、自分は後追いで観てきたもんだから、すでに淘汰されて整理整頓された(AKB48の)各期のスター候補生たちだけ見てきたもんだから、「いい感じの人数」に思えていたそれも、そもそもAKBはいつだってオーディションで結構な数を取ってなかなかの大人数で各期はスタートしていくものなのだと改めて気づかされた。

実際ヲタでもないし興味も無いからゴチャゴチャゴチャゴチャ多過ぎるのは手に負えない。

ある程度淘汰して整理整頓して「さあ、この子たちだ!」「どうぞ~!」って、さらに選ばれたメンツらの演じや魅せを楽しみたいタイプなので、ドラフトの少人数は自分にとっては好く合う規模だったと気付かされた。

よく聞く「ドラ○期ヲタ」なんてのはその辺のもあるのかね…。

少って言うほど少なくも無いんだけどね…ただ今となってはハロプロですらかなりの大人数となってきてるのを鑑みるに、アイドル女子らの数攻め商法は健在ということだ。

こーゆー爪いじりというか…指いじり…うん、道重さゆみ嗣永桃子もよくやっていた。

内向的な裏返しの憑依芸で強気に出る者の不意付く油断場面がこぼれ落ちた安藤ちかなだ。

武道館の大舞台でテレビカメラ回ってる前でいじってる場合か。。

グイグイ系が勝ち取るための策だとすれば、ホントに素晴らしい女子でもある。まさにあの日のにいがったフレンド!カニカニ回の用意周到な彼女の強さの表れでもあり、早期台頭の理由を物語ってくれる。

個人的にはもう少し楽しみたかったなぁ~…NGT48ドラフト3期生のスタートダッシュ対決バトル大会を…

 

それと~…反省?というかなんというか

むすびのイチバン!のいくらかの記事で「にいがったフレンド!のダンスバトルロワイアル的な素人さん巻き込んでの…で、やらなかったメンバーがいて…」と何度か書いて、それが誰だったか覚えていなくて…

角ちゃんかぇ。。。

 

思わず動画探して観なおしてしまった…大学生のサークルではなかったね。地元のダンス教室で、そこの生徒さん巻き込んでの対決だった。菅原りこと清司麗菜もいて…

やっぱせ~じエエわぁ。。。

 

千原ではない。

抜群だねこの子はやっぱり、素晴らしいの一言に尽きる。「ヤダヤダヤダ…」って照れて変な間がないんだよね、もう行く!って、行ってやる!って、先陣切っていける子で、なおかつ器用で芸達者だから、「成立させる力を持ってる」テレビ的には強い(はず)の女の子。 

清司麗菜については次の圏外メンバーピックアップの回で存分に語るので置いといて…

 

角ちゃんの、やらない感じ、武道館でも蕎麦のをやらない感じは、蚊帳の外のヲタらがやんややんやと云うこと書きたてること「態度が悪い」だ「プロ意識が無い」だ「やる気が無い」だ、そんなことはど~でもよくって、大切なことは、ロッチたちの視点で見る時、ロッチたちとしては、角ちゃんのそのスタイルは、「悲しい」んだよね。

芸人ロッチの、バラエティ的先生として、仕事仲間として、悲しいんだよね。

アイドル達は歌い踊ってそっち側のステージでワーキャー言われて、すると芸人ロッチたちもこの時ばかりは「いちファン」としてアイドル達に寄るけれど、いざバラエティ(にいがったフレンド!)の出番になった時だけは、「芸能界の先輩」「バラエティ、トークを教え込む師匠、先生」的な立ち位置に立って、愛情もって一生懸命全力でやるし、また生徒であるNGT48のアイドル達も頑張ってくれる。お互い頑張ってやってるその中に、角スタイルがポロっとこぼれ落ちるとき、ロッチとしては、悲しいんだよね。

それでロッチたちも大人だしいい大人だから「お前ふざけんなコラぁ!」なんて怒らない、なんとか角ちゃんを立てよう、成立させようと角スタイルすらフォローしてあげて、「ナンタラカンタラやんけ!」『あははは』って笑いに変える、笑える方向にもっていってあげるんだけど、そうしながらも、ロッチとしては、やっぱり切ない、悲しくなっちゃうんだよね、芸人ゆえに。

 

「オレたちのステージでは頑張ってくれへん子やねんな…」って。

でも面白いもので、とかなんとか書いておきながらも、このダンス場面で、踊らなかった角ちゃんに対して、普段は「角ちゃん」って呼んでたロッチなのに、ここから「角」「おい角」「なんやねん角お前」って、「角呼ばわり」しちゃっててオッサンの悪いとこ出ちゃってそれはそれで面白くもある(笑)

普通は共演者の芸人というよりテレビのスタッフだったり彼女たちのマネージャーだったりが叱るものだけど、AKBは総じてそうはならないアイドルが上に立つ体制だからそれが短所でもあり、長所でもあり、難しいところでもあり、自己プロデュースという名のもとに各自好きにやったらいいまさに各々の「スタイル」だから、自由にしたらいいんだけど、いくつかのスタイルは「他人を傷つけている」ことに気付けるかどうか、その視点でみれるようになることが「大人になること」でもあるのなら、(相笠萌的に)後々角ちゃんも後悔するとかしないとかの成長もあるはずだ。

 

なんであれ腰を…一生に一度の成人式、女子の晴れ着姿の成人式にすら、「あのぉ…成人式…」「ダメだダメだ!握手会するんだよ!クリアファイルお渡し会するんだよ!」っつって行かせないハロプロ勢ですら、ケガに関しては敏感で、素早く活動休止にして休養取らせるくらいなのだから、AKBもそこは抜かりなくやってくれるから、まずはそこだよね角ちゃんは。アイドルやって終わってすべてが終了ではなくてまだまだ続くのだから。10代で痛めてる場合ではないということだ。

 

それとー…

ピックアップされて突き抜けたメンバーってものはやっぱり一味ふた味違うものだ。

 

にいがったフレンド!の弱点はホントにただブラブラとシャッター街を歩くだけなのでバラエティ番組で弾けて活躍するための能力「アクション&トーク力」がまるで身に付かない。「がたフレ!芸」としては身に付いて出来るようになるけれど、がたフレ!を少しでも出てしまうとど~にもならない、別の場所で使える武器が育っていない、持てていないという危機的状況がある。

この(オンエアされた中での)武道館編の場面の数々は、遊び方を知らない女の子たちが、だがしかし一生懸命全力で(武道館というテンションの高まりも手伝って)わちゃわちゃはしゃいでやった感が強い。

もちろん(身内向けの)それでいいんだけど、一応、カメラが入ってますよ~、にいがったですよ~って、分かっているのだから、「テレビ的に面白おかしく」しに行く姿勢が(オンエアされた中では)なかなか観られなかったその中で、やっぱり中井りかは違ったねって、そんな話。

こーゆー「楽し気」を出来てる中井りかをみるにつけ、あぁ、この人は確かに1つ2つ3つ4つと大きく飛ばして大ワープして登ってしまった人なんだなぁ…というしんみりとした気持ちになれる。

裏でどうとかそんなことはどうでもよくって公の表舞台で楽しく出来ればそれで良いのだから、また角ちゃん持ち出して申し訳ないけど裏でどんなに良い子ちゃんでも表で失するならそーゆーものとしてみられてマイナスとなるのだから、その逆で裏で中井りかがどうとかそこよりも、表舞台で「ギャアアアア痛いwww」ってやってる中井りかの方が好印象に映り勝者となってしまう逆転現象が面白い。裏で実際恋愛してませーんファンの方のためにとか言ってて表舞台でグダグダよりも、恋愛してようとなかろうと表舞台でバシぃぃっと決めれるヤツ、決めに行けるヤツ、狙いすましているヤツこそが「真にプロ意識が高い」ということだ。後藤真希もついに現役絶頂の当時、彼氏が通ってた、って明かしちゃったけど所詮はそんなものだ。裏のプライベートではなくて表舞台に出て来る演じ魅せられる後藤真希の姿に誰もが湧いて魅かれていた。

中井りかのあの場面で『AHAHAHAHH!』『FHOOO!!』って会場が湧くんだよね。そーゆーことでもある。群れで他人のお尻にくっついてる金魚のフンではなかなか気づけない者と、中井りかは前に出て戦場に出て戦う身となったから気付けた人との差が、オンエア上ではそう観えたということだ。

これを以って秋元Pがなぜ中井りかをピックアップしたのかが、そろそろ刺さりかけてきている。

ところで、ついに卒業した高橋真生が蕎麦の場面でモデルウォークをしたかどうかがめちゃめちゃ気になる…コカドがそれを煽り込まないわけもないだろうし…どうだろう…

 

そして最後に~

柏木姐さんの魅力爆発。。。

この人は相変わらずの「柏木スタイル」を魅せ付けてくれる。

廃れない強さ、色あせない魅力。

アイドルとしてどうだと聞かれればそりゃあ10代女子の中に混じれば厳しいが、大切なことは「バラエティの場面で悲壮感を出さない」こと。

柏木姐さんはAKBINGO!でも、なんでも、10代女子らに混じり参加する機会が多くある人で、それでも悲壮感出さずになんだかんだで上手く面白く熟して魅せてくれる。

100%あり得ないけどじゃあこのポジションに板野友美とか前田敦子とか、まゆゆも…かなぁ、混じって遊べるか?って、キツいよね。面白可笑しく出来るかどうかはバラエティの処理能力もあるだろうけど何よりも悲壮感を出さないで混じれている柏木姐さんが光り輝く。この感じ、オーラ感は、レジェンドメンバーの一人「麻里子様」とも被ってくる。あの人はあの人で、見かけによらずまあなんともひょうきんで明るくて楽し気で悲壮感欠片も魅せないで出来る女性だった。麻里子様の空気感と似ている柏木由紀の魅力の一つ。

さすがに柏木由紀に対して早く卒業しろというものは誰もいない点が面白く、また大切なことは、彼女はもう既に「あの日の同級生たちと盛大に遊んできた人」であり、あの日遊べなかったから、よし!今ここで、あの日の悔しさを取り返すために、みんな!混ぜてよ!あたしもいっぱい遊ぶわよ~…ではないんだよね。あの日の仲間たちとぞんぶんに遊んできた人だからもう今は私のターンではなくてあなたたちちびっ子たちのターンなんだから、あなたたちが目いっぱいぞんぶんに遊びなさいよって。

NGTメンバー的にも「柏木さんちゃんとやってくださいよ~」なんて(笑い的ないじりじゃなくてガチな物言い)する者なんていないだろう…きっと。柏木由紀が全力でやってど~するんだって話で(それはそれで面白いけど)今はあなたたちちびっ子たちの時代なんだからお前らがやるんだよって。

で、この視点で観た時、松井珠理奈とか、指原莉乃なんかはホントに立ち位置的に難しい。

で、ここが柏木姐さんの素晴らしいところでもあって、存在感抜群なんだけど、ゴースト化にももっていけるっていう、この変幻自在なオーラのオンオフ作業が巧みなお局アイドルでもある。

 

NGT48のちびっ子たち的には、AKBINGO!に出てAKB48アイドルの後輩、あっちはあっちで柏木由紀にとってもきっと可愛い後輩ちゃんになるだろうから、あーゆーのを(観たとしたら)、どう思うのだろう…。

嗣永桃子プレイングマネージャーとしてカントリーガールズで活動していたとき、ももちは多彩なユニットをかけ持っていたため「Buono!」のラストライブやなんやかんやでももちの同期たちと楽しく活動している姿を傍から観ていたカントリーガールズのちびっ子たちは(小関舞談として)「あ、やっぱりももち先輩は私たちカントリーのメンバーといる時よりも、同期の方たちといる時の方が楽しそうに見えて、なんかちょっと、寂しく思ったりもして…」なんて言っていたことが思い出される女子たちの先輩・後輩の関係性とグループを飛び越した偉大な先輩の存在感への強い思いや憧れの気持ち、こーゆー感性を持っていることはすごく大事だし、間接的に先輩後輩の絆が垣間見れるものだし、口だけの仲良しアピールよりもすさまじい威力になったりもするものだ。

それで、え?ゆきりん先輩?別にどーでもいいっすわwwww

だったらそれはそれで面白くもある。

まあ「ゆきりん」エエキャラだよね。。

 

おまけのコーナーぁぁ!!

やっぱりこの人はスイッチのオンオフ芸を手に入れたらめちゃくちゃ化けるんだろうなぁ。

凄い化け方するんだろうなぁ…平手友梨奈的な、でもまたちょっと違う、ちょっとというかだいぶ違う憑依タイプのアイドル歌手。この辺の憑依芸はいつだって「演技、芝居」とも通じているからその道すらも開かれる。

もちろんなんにだって「中身を伴う必要」はあるけれど、こーゆータイプは天才的に強いものだ、こと芸能界という場においては。

だからいつだったか、乃木か欅の楽曲を大きなコンサートステージでこの人センターにしてやったあれはお見事だったね。ホントにごく数える程度しかいないアイドルパフォーマンスで(いい意味での感動的な衝撃的な)鳥肌ってのを、高倉さんから喰らったのは今でも忘れられない。

 

コイツからかよクソが。。。って。

 

このキャラ感ってたぶん、AKBグループ史上初、あまり見かけない気がする…。

それでなるほど!

当時センターだったかとみなをどかして高倉萌香をセンターに据えたのはそれもあったのかと、今さら気付かされた。

 

これはこれでとんでもない武器だ…あとはだからまさに彼女自身が出来るようになれるか否か。

 

殻を破るんじゃない、オンオフで良いんだね、って。