AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

SKE48むすびのイチバン! さあキミも、アイドルたちとアーチェリータグで対決するかい?そんな回。。でも神回!

 

これはまた面白い企画でした。

むすびのイチバン!エエわぁ~って。SKE8はホント今恵まれすぎている。面白いことやってんな~コイツらって、他の姉妹グループのアイドル達も羨ましがっているほどに。

あとはこの面白さが地上波で披露されるようになると、ますますSKEの勢いが増し増してついにAKB48を超えることができるだろう。

こんな素晴らしい回が地上波のいい感じの深夜にやって居ようものなら例えば試験勉強でも塾でも予備校でも夜遊びでもバイトでもなんでも、夜中に帰ってきてシャワー浴びてフラっと真っ暗なリビング行ってテレビつけて、むすびのイチバン!アーチェリータグアイドル対決~~!!ってやってて、ナンダコレ、なんか面白そう…って見入っちゃって、面白い面白い!ってテンション上がっちゃって、いいねいいね!ってノブコブも面白いし出てる女の子たちも面白いじゃん!可愛いね!いいねいいね!って、そーゆー効果がある。

結局、いきなり、「握手会来てくださ~い」「劇場公演観に来てくださ~い」って、そもそもが「アイドルオタク」という特殊な人種ではないごく普通の一般人はそもそもそんな場所には(いきなり)行きはしないのだから、行こうとは思わないのだから、所詮は既存のアイドルオタクどもらがとっかえひっかえ、推し変した~とか坂道流れた~とかハロプロに戻って来た~とかウロチョロしているだけに過ぎないのだから、そんなの相手にするのではなくてもっと広く世間一般アイドルなんて興味のないようなしかし目と心のちゃんとある善良なる市民を刺しに行くためには、こーゆーむすびのイチバン!バラエティなんかの素晴らしき映像作品、面白世界を描き魅せ付けて刺しにいく必要がある。

 

念のため言っておくと常にここで言う「刺す」とは感動的な気持ちにさせて心を奪うとか魅了するとかそんな感じの。

 

それはさておきはじめて

このアーチェリータグアイドルを観てついに初めて、AKBグループのアイドル女子カワイイ!

と思えた!

カワイイじゃん!って。

惣田紗莉渚、カワイイなぁ~

 

ではない。

その~、なんて言うのかな、矢を射る時に片足がチョコンっと、ピョコンって曲げて上がる感じがまずは、カワイイ!

こんなもの男子やオッサンがやったって気持ちが悪いだけだからね。。。女子やな~って。女子エエわぁ~という可愛らしさ。

それでそんな女子たちが矢をピョンピョン飛ばしてる空気感、フォームや全体像的フォルムが、なにかこうちびっちゃいチビ可愛い妖精さんたちがデッカいドラゴンさん相手に矢をピョコピョコ飛ばして射ているような、そーゆー可愛らしさも見えて良し!

当てた時に「やったぁ!」「キャーキャー♡」なすぐ後に狙われる危機察知してスっと、素に戻る感じとか、逆にバシって当てられた時の「痛ぁ~い(笑)」な表情とか、「狙わないでください狙わないでください(汗)」な感じも、「ほらほらほら?許してくださいご主人様だろ?上目遣いで懇願しろよ?」みたいな世界観を想起させてそれはそれで良しだ!

いや、ダメか。。。

なんであれこっちの方が全然可愛いじゃん!

ストリップ劇場だか知らんけどどこぞでしょ~もないダッサイ小躍りしてるよりもこっちの方が全然いいじゃん!

って。

こっち魅せた方がファン増えますよ?

って。

 

それで思い出すのは高校の頃の真夏の、8月、夏休み、真っ青な空とギラギラに輝く太陽の下で朝っぱらから部活して、終わって、片付けて、で、校庭に打ち水感覚で使う用の結構高級的な大型の水鉄砲がいくつかあってそれで野郎どもと遊んでて、水道で水入れてってしてたらテニス部の女子が来て、あっちはあっちで子供用のちっこい水鉄砲持ってて、クラスは違ったけど顔見知りの女子たちだったのでそこで水鉄砲水かけっこバトル大会が始まっちゃって「キャーキャー♡」言いながら一緒に水鉄砲撃ちっこして遊んだあの夏の水鉄砲を思い出してしまう… 

そんなキモストーリーはいらないと思うだろう?

なにかこう、射って射られて撃って撃たれてされる女子を見るとウキウキワクワクしちゃう♡

それはさておき、可愛いとかよりココがむしろ大事なことで

前回のバドミントンでも卓球でも何でも、スポーツものって、どうしても運動神経や上手さが求められるもので、どんくさいアイドル女子だとどうしたってグダグダグダグタしてざんない対決模様になってしまったりするのが常である。

しかしこのアーチェリータグバトル対決は、誰でもできるような「ゲーム」なので、そこまで何を求められることも無い気軽に楽しめちゃうという点で、アイドル女子たちも果敢に楽し気に遊べてて、すごく良かったよね。そここそがすごく良かった。観れた。変に気を使ったり観てるこっちが恥ずかしくなってしまうような「変な感じ」が一切なかった。すごく自然体、彼女たちの素で楽しんでいる空気感や表情と、また一緒に戦ってくれる対戦相手の三重のサルシカさんたちも心暖かくて好意的で良かったね。

そこが何よりも良かった。誰一人何一つ邪悪な要素が無かったからこそ、アイドル女子たちもキラキラと輝いて際立って見えた。バラエティの最高傑作となるために相応しい簡単なようで意外と難しい「人と人との真心の通い」がそこにはちゃんとあった。観えた。

 

だからSKEは握手会でヲタらとトバドミントンしてる気色の悪い大会をやっているようだけどそんなんじゃなくてアーチェリータグをやったらいい。

これだったら別にアイドルに興味ない握手したくないでもアーチェリーしたいって人たちも巻き込めるはずだ。

で、一応カワイイというテイのアイドル女子たちとキャーキャー射って射られてしてたら自然と…

「あれ…この子のこと…好きかも…」

ってなる魔法をかけることができるはずだ。

 

そう…魔法だ…あの夏の水鉄砲の、魔法。

 

煌めく太陽

 

揺れる黒髪

 

濡れた体操服…

 

浮かび上がる二つの山…

 

いや。。。やめろ。。

 

だからヲタら側には手首足首に電気が流れる(イッテQでイモトがやっていたような)電流バンドを付けて、アイドル達が

「よぉ~しっ、魔法攻撃、いっくよぉ~♡ライトニングアロー!!」

なんて魔法攻撃を使ってヲタらに電流ビリビリ流して

「ぎゃあああああ」

なんてやってみたり、ヲタら側のフロアは揺れる床装置になっていて

「魔法攻撃喰らいなさい!アースクエイクアロぉぉー!」

なんて魔法攻撃で床ぐらぐら揺らしてみるとか

「ファイヤーアロ~!」

で黒子のスタッフなんかが火炎瓶をヲタらに投げつけて燃やしてみるとか

「アイアンアロー~~~!」

でこれもまた黒子のスタッフたちがエアガンでヲタらを狙い打ってハチの巣にしてみるとか

「オトクパスアロー!」

なんていってぬるぬるの須田をヲタら側へ転がしてみるとか、それで興奮したヲタとか逆にアンチなんかがどさくさに紛れて須田の乳わし掴んじゃうとか(もちろんそれはそれで良し)

「ハナクソボンバーアロー!」

っつってJが「フンっ!フンッ!」って梅干しの種飛ばし選手権感覚でフンッ!ってヲタら側にハナクソ飛ばしてみるとか。

演出次第でいろいろな魔法が出来る余地がある。

これだったら世間一般層にとって(気持ちが悪いという意味で)敷居が高い軽蔑されがちなアイドル女子らの握手会にも、気軽に参加しに行けるし、そこからの、逆に後出し的に握手会にも参加しやすくなるというものだ。

メインはアーチェリータグですから、アーチェリータグがあっての、おまけの握手会ですから、ってするだけでいい。だからホントは「メインで握手したいけど恥ずかしくって行けない」パターンに対しても、「アーチェリーしに来ました」ってテイで、握手もできるすり替えの妙技が可能となる。

なんだったら劇場公演も「アーチェリータグ公演」にしたらいいしもはやだれも見向きもしないじゃんけん大会なんてやめて「アーチェリータグバトル大会」にしたらいい。

現役アイドル達が手取り足取り教えてくれる!アーチェリータグ講習会」を開けば日々大盛況間違いなしだ!

握手対応がいいとか古い古いwwwww

いつの時代の話だよwwwwww

今は手取り足取り神講習のメンバーがウケるんだよwww

メンバーのだれだれちゃん、後ろからめっちゃ密着して教えてくれる

とか、息がかかるくらいの近距離で教えてくれる

みたいな、そんな時代を先取ってやればいい。

握手してCDを売る時代は終わった。

射って射られて売る時代が到来する。

そのパイオニ~アとSKE48がなればいい。

スマホがぶわぁぁぁっと広がるあの時に、おまけでSKEがついてきていたらどうだっただろう?

これから日本で一気に広がるアーチェリータグに、SKEがおまけで付いて来るならどうなるだろう?

既存のやり方でAKB48を追ってもなかなか越えられるものでもない。

あの日のモーニング娘。がそうだったように、あの日のAKB48がそうだったように、今度はSKE48があたらしいスタイルを築き上げて、そうやってAKB48を超えていけばいい。

 

神回ゆえに見所満載のため長くなるのでつづく。。