AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【超難解】大人数型AKBアイドルの誰を忍して推せばいいの?

 

たま~にメッセージで

「誰推しですか?」

「どのグループが好きなのですか?」

「どのアイドルが好きなの?」

「お前は誰推しやねん!?」

 

ハロプロ含めて1000人は超えるんじゃないかなぁ…卒業生含めて後追いでいろいろたくさん見てきて、まあ誰一人として刺さらんよね。。。

誰か一人くらいはいてもいいじゃない?

誰か一人くらいはいなきゃおかしいじゃない?

誰か一人くらいは刺さりなさいよと…。

お願いだから刺してよ!…と。

1000人の女の子がいて誰も刺さらないならそれはもう「オカマ」に認定されかねない危機があるわけだ…しかしそうではない。。。。。。

 

面白いのがアイドル達が発信する言葉として(ネタ的要素も含まれているのかな?)「誰でも大好きとか言っちゃってるヤツは嫌い、いらない、消えて、単推しで来いやぁ!」って。(云うても数人見た程度だが)

 

これ面白いよね…。

アタシに恋い焦がれてないことを知ってるんだよね…彼女たちは。

私一途に愛しなさいよ!…って。

まさに自分は誰でもいい何でもいい雑食丸出しオールオーケー誰でも大好き馬鹿丸出し。

ヘラへラした態度で「いいね!いいね!素敵だよ!」って言えちゃうのは恋い焦がれていないから。

DD(誰でも大好き)がアイドル達側が毛嫌いしている?素振りも含めて逆に「おっ?いいね!」ってゾクゾクそれすら魅かれもする。

中井りかいいね!」

って、これもまたヘラヘラした態度の「いいね!」ということになるそんなものの「いいね!」など、何の魅力も愛情も度数で云うと低い低いことこの上ない、と彼女たちは分かっている。

 

それで最近1000人近く見てきてやっと恋い焦がれたのが佐倉薫で、どっから出て来たん?って、この人声優さんじゃん…アイドル関係あらへん。。。今まで散々ハロプロだーAKBだーガールズビートだーアイドルアイドルで観ていながらにして声優女子はないだろと…「かおるんエエわぁ~」って焦がれてたら何のことは無い、寝て起きて日をまたいだらもう熱も冷めたよね。。

結果、自分は無理なんだなぁ~と痛感したよねー。

五感以上のものをやりとりできる生身のリアルな異性がいいよね?…普通は?たぶんね?

タレントさんとか、アーティストさんとか、そーゆーキャラクターとか、芸能界のお仕事をしている表現者、そーゆー向こう側の人として一目置いてみるとか「いいね!すごいね!素晴らしいね!」という感動を受け取っても、恋い焦がれるまでのその一線にはなかなか及ばないのだなぁ~と。

いや、だからオカマじゃね~よ。。

だからイモトアヤコでも「イモトめっちゃエエやん!カッコいいなイモト!素敵だよイモト!」なんてイッテQ観る度に感じても恋い焦がれはしないのと常にすべてが同じ感覚。

もっとわかりやすいところで、二次元アニメのキャラクターに、恋い焦がれはしない。「天空の城ラピュタ」でシータエエわぁ~…ってなっても、アンチパズーにはならないでしょう?

アニメであれアイドルであれ何であれ恋い焦がれる人をどうこう言いたいのではなくて、「自分」は恋い焦がれないのだなぁ…という虚しさだよね…。焦がれてーぜチクショー!!。。。みたいな。冷めた心を焦げ散らかしてくれよ…と。ハゲ散らかしたヲタらばっかりじゃなしに、こーゆータイプも焦がしなさいよ…と。焦がしてみればいいじゃない?さあ?

現代アイドルなんてもんはゴミのように大勢いるんだから誰か一人くらいは焦がしてくれてもいいだろうに…。

 

だからDD嫌いとかウザいとか消えろとかの不要論じゃなくて、「DDは絶対アンチにならない説」を水曜日のダウンタウンでやって欲しい!DD大好き系アイドルはきっとガラ空きの席のはずだ!

アンチはもともと熱狂的なファンである、は基本的には間違いない。

チフス饅頭事件」みたいなことが形を変えて大なり小なりの攻撃となっているのがアイドル女子と病的アンチの関係なわけだから誰でも大好きとか言っちゃってる系はそもそもがいい意味で焦がれてないから反動があり得ない。

かといってしっかりと彼女たちの活動や表現力と作品やキャラクターに面白味と魅力を感じて楽しみたい観たい聴きたい触れてみたい!

手じゃなくてね。

そーゆー好意的な感情面がちゃんとある。それが、誰一人欠けることなく全メンバーに向けられているのだ!

DDって、モテない男子が女の子なら誰でもいいから付き合いてぇぇぇーー!!。。。

ってことではなくて、焦がれていないが活動や表現力や作品に興味があってそこに魅力を感じている人たちなんだよ…と。

そこを観ているのだよ…と。

 

 

恋い焦がれとか気持ちの悪い話はさておき推しとは違うが大きな刺さり方をしたというところではカントリーガールズとやなふな、嗣永桃子元モーニング娘。道重さゆみ亀井絵里鞘師里保鈴木香音、AKBだと岩田華怜と須藤凜々花とSKE菅原と、白間美瑠薮下柊矢倉楓子、かとみなとせ~じ菅原山田…初々しいNGTを除けばほとんど卒業済の面白重視、とはいえ美的面も高得点の女の子たちだ!

もちろん山田もだ!

これらに限らずみんな誰もがアイドル女子たちは一生懸命で健気で頑張って活動しているんだよね、それをみて素晴らしいなぁ面白いなぁカッコいいなぁ自分も頑張るぞーやったんで!までで、恋い焦がれルートにはいかないタイプ。焦がれたら焦がれたで声優さんだった…ってナンノコッチャワカラヘン。。。

ってことは、一生懸命全力でやってる姿とかクオリティの向上とファンの獲得心を射止めるのとは何の関係もな、、、、っとここまでだ!

 

恋い焦がれであれ感動的刺さりであれ受け取る側の一個人各々で「ツボ」が違うのは言うまでもない、上に挙げた女の子たちが素晴らしい、それ以外は駄作だ!にはなりはしない。

それよりも大切なことは、AKBにおいては恋い焦がれよりも感動的刺さりが大事だと思われる。

あの日のノリで言っちゃったのならそれはそれでいい、「AKBとは高橋みなみのことである。」と。

現代版AKBとは…の代名詞として今こそ挙げたいのが、NMB48のまおきゅんこと三田麻央。

この人を見ればAKBの魅力と理解が深まる良き素材。

「AKBとは三田麻央のことである…」

 

なんて言おうものなら大炎上して焦土と化す。

まだ言えない。

そう言えるところの数歩手前まで登りつめてる人。

この人は声優になりたいんだよね。

とにかく声優になりたい。なりたくてなりたくて仕方がない。声優になることが夢なんだよ。

ということを、これでもか!ってくらいに発信して夢を語り述べ伝えて広く知らしめている点が特徴的。

一般的観点でいうとアイドル活動とはあまり関係のないむしろプロ意識お低い系になってしまいかねない声優になりたい自称アイドル三田麻央こそが、AKBらしくて魅力的に映えている。

この人が声優になって「やったねまおきゅんおめでと~」言われて「みんなありがとー」言って、NMB48を卒業してみんながみんなハッピーの大勝利でめでたしめでたし…という幕の閉じ方。このフィナーレ、ハッピーエンドは、例えば元SKE48秦佐和子さんのように、卒業して、その手の学校なり養成所に通って辿り着く、ではなくて、NMB48に居ながらにして、声優になりました~!というゴールの仕方であってほしい。こうなった時三田麻央が、AKBの象徴となる。机上のナンチャラ綺麗ごとかもしれないけど、NMB48に居ながらにして声優関連の事務所に三田麻央が移った時、NMBアイドルファンヲタスタッフ総出で『やったねまおきゅんおめでと~!』ってこんな嬉しい楽し気な誰を傷つけるわけでもないハッピーなニュースも他になかろう?

ここを目指してほしいんだよね。個人的には三田麻央がそうあって欲しい。

 

ヲタらには酷な話残念ながらAKBってのはアイドルではないんだよね。そりゃあ10代の可愛い女の子たちが大人数でアイドルごっこしているのだから好きだ嫌いだゴチャゴチャやるのはいいとしてやっぱりここはアイドルではない。備わってる仕組みややり方はアイドルではなかったんだよね。

三田麻央的であることこそがAKBで活動する自称アイドル達のあるべき姿。

だからやってるアイドル達側も

「同期の子がどうした」「選抜メンバーがどうした」「推されてる子の人気がどうした」とか言ってるのはまだまだだよね、まだまだ甘い、青い青い。青すぎるよ…と。

皆よ、三田を見なよ!

…と。

人気ない、握手売れない、総選挙は万年圏外、誰もコイツのこと知らない。

それでも私はこれがやりたいんじゃぁぁ!って夢を掲げているから(ゲームの)声優選抜ナンチャラバトル~ってなった時、「よーし三田、お前行ってこい!」って心優しきヲタさんたちが三田を推してくれるんだよね。ここで三田を推さないでいつ推すのだ?

それで1位とか2位とか…1位だっけ?になるんだからそれはそれは素晴らしい。

それでまた大切なポイントは三田麻央はテレビ的な仕事もたくさんこなして「NMBで1番カネになる女」と言われ、劇場公演だって疎かにはしない、やることはちゃんとやって、夢を掲げているというここが、三田麻央の魅力であって、好意的にヲタさんたちに見られている彼女の良さなんだよね。AKB48の特に女子力お高い系は仕事を選んでいる節が感じられたりやる気の波の差が激しかったりがまるわかりしてしまうところ、三田麻央はそうではないという長所。これが、いざとなった時(つまり声優に関わる場面)、三田ヲタ以外のNMBやAKBグループの三田を好意的に見ているヲタさんたちが手を差し伸べてくれるんだよね。「お前行ってこーい!」って。

三田とヲタとでこーゆー全力、努力、頑張り、はりきりってあると思うしこーゆー推しつ推されつの関係ってAKBならではだろう。

さらに面白いのは声優になるかどうかは常に三田にかかっていること。

総選挙の順位などまるで関係ない、握手人気と部数なんてまるでどーでもいいところの三田自身の戦い。経験を積めるチャンス場面で「三田行ってこーい!」は出来るけど、そこでの仕事の出来不出来と夢へのリンクは三田自身でしかない。声優という夢を掴めるか否かは三田麻央がやるしかない。

例えばSKE48大場美奈が「これからも芸能界でおばあちゃんになるまで活動していきたいから、総選挙でいい順位になって名刺が欲しい」なんて言っていたのを聞いた時「このボケぇぇ。。。芸能界を舐めるなよ。。」とついつい思ってしまうような自分なので、ヲタらの推しと、夢の勝ち取りが切り離されてる三田麻央の活動模様は個人的には清々しくてこれこそまさに応援したくなるような、恋い焦がれるとかまるで関係のない声援、魅了、面白味だと感じる。

 

じゃあセンターになりたいとかランクインしたいとか選抜入りたいとかと、三田の声優とで何が違うかって、そっちのはダサいんだよね…。

それは良き頃合いにproduce48が明かしてくれたではないか?

5年10年とやっていてその程度なの?

今まであなたは何をしてきたの?

と。

散々言われたし、彼女たち自身もそれを痛感した。

内からじゃなく外から見みるとセンターになりたいだの選抜だのは、ダサいんだよね。悪いとは言わないがそこを目標に掲げているというダサさ。そしてそれを利用して、かーらーのー…という中身伴っていないで出てこようとするダサさ。

これもまたSKE48で白井琴望の渾身のブログ「私をランクインさせてください!」に対して「で、あなたがランクインしてなんだというのだ?」「キミに何ができるのだ?」

白井琴望がAKBグループ史上最強の歌姫(あるいは何かものすごい魅力や取り柄があって)で、コイツを喰らわしてやれば凄い破壊力になるぞ…みたいなワクワク感がないんだよね。ないものが「センターガーセンバツガー」馬鹿の一つ覚えに猛んでいても、ダサい。

だったらむしろ三田麻央のように真には己の力で勝ち取るしか術が無い「これがやりたいんじゃぁぁぁぁ。。。」って夢に向いていて、なおかつAKB的アイドル活動もきちんと人並み以上に熟しているメンバーこそ魅力的に好意的に映る。

それでそれは総選挙や握手とはまるで関係のない世界(夢)に向いているということ。

それでさらに三田麻央のようにAKB(NMB)的アイドル活動もしっかりやってファン・ヲタを楽しませているのだから文句のつけようがない。

This is AKB。

 

前記事の「カップ焼きそばフォーティーエイト」と繋がるのは、「AKBってそーゆーことなんだね!」って、秋元Pの言葉「踏み台フォーティーエイトなんだね!」って、気付いてそーゆー風に好意的に見てもらえると、総選挙や選抜握手なんやと数字的には下の下の下っ端の雑魚キャラ丸出しのメンバーたちの方がむしろ、キラっキラに光り輝いて魅力的に見えてくる面白さがある。