AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

まゆゆ卒業公演を経て今…

まゆゆについては書きたいことが山ほどあってそれが混ぜ込まれてくっちゃクチャになる可能性がある…

 

でもいつだってまともな文章を書いたことが無いのだからクチャもまた良し…か。。

 

 

 

自分はまゆゆに対しては見事なまでに一度たりとも「負の印象」を抱くことが無かった…

 

もう一度整理すると自分的には

須藤凛々花の結構宣言(AKBに興味を魅かれる) 

  → ダウンタウンなう板野友美出演(げっ!この人がAKB!?) 

       → で、まず真っ先にたどり着いたのが、めちゃイケの「AKB期末テスト企画」

              ↪ まゆゆの初見

 

もちろん「まゆゆ」の名は知っているしアイドルなのも知ってるしAKBなのも知っているし、めちゃイケで蹴られたとかで騒がれたくだりも知っているけど、こんな女性でこんな人なのか~…、こんな考え方、ものの見方、表現の仕方、性格、声など大きく知ることになったのはめちゃイケの期末試験からでした。

もちろんもちろん、オンエアされたリアルタイムで観たのではなくて、今年(2017)。。。

 

 

まゆゆからは本当に邪悪な要素が感じられない。邪気、が無い。

だからまさに「無邪気」であり「純真無垢」という言葉がよく似合う。

そしてこれが結局、人柄の成すところなんだね…

 

まゆゆなら、「国民的アイドルと名乗ってもいい」と、広く一般に受け入れられる器とか要素を持ち合わせている気がしてならない。

※握手売りという気色の悪い商法でAKB自体が嫌われてる点で、まゆゆもその仲間のうちの一人と見られてしまうマイナス面はあるだろう

※※極端な話、昔で言うところの「山口百恵」とか「松田聖子」とかのランクに、まゆゆを位置付けてもいいという総意感。

 

この人なら、「アイドル日本代表」でいいんじゃない?

って。

「アイドル日本代表のキャプテン、リーダー」でいいんじゃない?

って。

 

 

ライトタッチでいいから彼女について知ってみればなるほど、この人は他の自称アイドルの連中らとは一味違うぞと、気付かされる。

現場に行くわけでもないし何を買うわけでもない、最近AKBについて知って見始めたが如きでましてバラエティのみをひたすら重視して超客観的遠目からみているだけに過ぎない自分

でもだからこそ

アイドル評論家でもないアイドルオタクでもない超ライトな傍観者の単なる一般人

だからこそ

そんな自分ですら「この人はマジやで…」というアイドル的オーラとか存在感とか、他のアイドル勢との格の違いを存分に感じることができる。

 

 

洗脳されたヲタらのご意見・ご感想ほどあてにならないものもない

とはよく言ったもので、すごいすごい!と言われているものをある程度知ってみると実は

「あぁ、身内で騒がれてる感じね」

という身内オチがたいてい付きまとう。

 

ハロプロ道重さゆみがいい例だろう。

※先に書いておくべきは自分は少なくともアイドルに対してはDD(誰でも大好き)で、NN(何でもナイス!)で、SS(すべて素晴らしい)と思っているタイプなので、負の要素でピックアップしたからと言ってその人に対して悪意を持っているとか嫌いだとか、アンチだとかでは全くもってありません。。

 

道重さゆみこそ正統派アイドル」とか(多分言われていたよね?)

ものすごい誉め言葉を以って賞賛されている「伝説的なアイドル・道重さゆみ

その実態は、失笑すら通り越したただの音痴の素人娘。

身内内(彼女のファンやらヲタら)が「イイね!」「イイねっ!!」って騒ぎ立ててるだけに過ぎない洗脳世界での出来事。

 

彼女のバースデーイベントでのソロ歌いはまさに宗教さながらの恐るべき世界…

「これを良しとしているお前ら何なん?」

って…。

「これを以って再浮上に臨むお前ら何なん?」

って。。

 

そこと比較するとやっぱりまゆゆは別格だろう(と、個人的には考える)

 

 

例えば最近、まゆゆに関して個人的に衝撃を受けたのが「今夜は無礼講!うたコン忘年会 」での「年下の男の子」を横山由依峯岸みなみと3人して歌ったあの場面。

 

 

 

ホントにびっくりした。。。

 

ハロプロからスタートしてバラエティを重視してアイドルをみてきた自分は、アイドルの歌を常に避けてきた。

音楽に関わっているというのもあるのだろうけど、そんなことよりも何よりも、人として、一般的な耳を持っていればやっぱりどうしたって彼女たちの生歌いを心地良く聴くことは(個人的には)難しいケースが多い。

※歌がド下手だと揶揄されるハロプロからスタートしたことが運が悪かったのかもしれないが…

 

ハロモニを15年近く時を経て今さら「オモロイ、オモロイ!」って観てしまうが如き自分は、ハロモニ然り、AKBINGO!然り、番組の後半辺りで必ず大抵、スタジオライブの歌いを入れてくるけどそこは観ない。

正確に言うと観ることはできない。

 

 

ライブやなんや、歌番組やなんや、基本的には興味もなく観ることのなかったそんな自分が初めて

「うを!…これは!?」

ってビックリして動画を切り取って撮影保存してしまったほど、感動した「うたコン忘年会」でのまゆゆの歌唱。。。

※口パクかどうかの見極めも兼ねて

 

アイドルの生歌で高確率でありがちな「あるある」

それが歌い出しの何とも言えない聴き心地の悪さ。

昔の、小学校の給食のおぼんとスプーンをこすり合わせて「んきぎぎぎ゛。。。」ってなる鳥肌みたいな背筋の凍る寒い感覚。

 

まゆゆのこの時の歌は、最初の一句から聴くものを引き付けるナイス歌い出し!

だったと思う。

 

 

 

予定通り長くなるがこのまま続行だ!

 

ついてこれる者だけがついてくればいいさ!!

 

 

歌はもちろんだし、「悲壮感の無さ」もアイドルとしては大事なことだろう。

ハロプロからスタートした自分は、ハロプロアイドル達の凄まじい悲壮感が嫌で嫌で、だからハロモニやなんやのバラエティでもアタリ・ハズレの差が激しいこと激しいこと。

まゆゆに関して言えばネ申の「洞窟探検」からはじまり、AKBINGO!でもなんでも悲壮感はなく、「やる気の無さ」や「態度の悪さ」というものも見えてこない。

パターンも把握し空気も読める。やるべき時はちゃんとやる、やり遂げる。

「やるならやれ、全力でやれ、やらないは無しだ!」

 

彼女はできる子

ちゃんとやれる子

だからこそ、めちゃイケとんねるずにもっと出演してふんだんにボロクソに甚振られていじられて欲しかった…

これとあわせてヘイヘイヘイやうたばんみたいな歌よりもしゃべりのほうが断然オモロイ!的歌番組が皆無な昨今、めちゃイケとんねるずがなくなってしまうのはアイドル勢のバラエティデビュー、世間へのお披露目という点でなかなか厳しくなってきそうです。

たいてい誰でもふとした瞬間に隙を見せてしまいがちでそれがまんまとオンエアされてやんややんや言われるのがアイドルの常(AKBINGO!で、岩田華怜がジェットコース―ターに乗らなかったというだけで「ダメだコイツ」とか「コイツ終わった」とか「バラエティ失格」なんて言われてしまう)のだが、まゆゆに関しては、自分が観てきた範囲内だとそういった「負の印象」「マイナスな展開」は微塵もなかったように思う。

最初に述べたように、そして裏を返せばただただ彼女に対しては「好印象しかない」

※裏垢のくだりをよく目にするがそれは何ら問題ではない。今でいうところの元ハロプロで一般人となった「小川麗奈」や「田口夏実」のツイッターやらなんやらを漁ってネット上で晒して騒ぎ立ててる大の大人が何やってんだよって、そうなるのが正解なのだから。この手の問題はほとんどたいてい「何十年と生きてきた大の大人がアイドルにハマって、しかもそういったゲスな部分にまんまと食いついてしまうが如き人間としての完成度の低さ」という受け手側の不具合のせいにしてよいケースばかりだ。病的連中らが正解になることも正義になることも残念ながら無いのが世の常だ。

ところでまゆゆ石川梨華を憧れとしていたね!

 

裏でどんな愚痴を述べようと関係ない。

表でそれを魅せずに言わずに感じさせずに見事に綺麗なアイドルを華麗に演じてあげているのであれば、それはまゆゆの勝利のたまものだ。

 

 

と、思うだろう?

 

 

まゆゆで特筆すべきことは「アイドルを演じているとかそういうことじゃなくって、この人本来の素の姿」である

最初に述べた、「この人マジやで…」という感想がそのまんま表れている。

 

職業として無理からやっているわけでもない。

かといって天職で「アイドルやってますっ♡」って意気込んでいるわけでもない。

 

アイドルにならなかったとして、学校でも職場でも家庭でもどこでもまゆゆまゆゆでその逆もまた然り、渡辺麻友そのままの素でずっとありつづけていたのではないか?

 

 

既に芸能界を引退したももちこと嗣永桃子の発言

「私とファンの方たちって相性が良かったと思うんです。ギブアンドテイクが程よくあっていたと言いますか(笑)」

「いつも黒髪で、髪染めてみたいとか思ってるんじゃないの?とか、ツインテール飽きてるんでしょ、ホントはやりたくないんでしょ?とか、よく思われたり言われたりするんですけどそれは違って、私は黒髪が普通に好きですし、染める気なんてさらさらないですし染めたいとも思ったことがいなんですね。ツインテールも好きで全然やってますし。」

「なんて言うのかな~…、私自身の好み…、と、…ファンの方が私に求めているアイドル像とが一致して…」

「ファンの方がこーゆーアイドルが好き、こーゆーももちが好き、で無理やりそれに合わせようとアイドルももちを無理して演じたことは一度もなかった。」

嗣永桃子の素のままでアイドル人生を送ることができた」

 

 

まゆゆもそうだったんじゃないかと思う。

まゆゆは無理やりアイドルやってまっせ~~っていう感がまるでない。

「I’mアイドル!」って強引に押し込んでくる気配が感じられない。

それと、所謂「媚び」も感じられない。もちろんかといってファンをないがしろにしたり見下しているわけでもない。そしてそれらすべてを無理から頑張ってやっているとか無理やり演じてやっているのではなくて、渡辺麻友そのままのそれが自然体でやっている気がしてならない。

例えば「AKBINGO!446回」で、木崎ゆりあが「妹キャラマジ辛い(汗)」と、アイドルとしてのキャラ作りで心折れて行き詰った話を面白おかしく披露していたが、まゆゆにはそういう時期は無い気がする。

AKBに合格して以来その、緊張しているんだかしてないんだか、怯えてるんだかいないんだか、かといって実は肝っ玉めちゃめちゃ据わった度胸ある根性のある熱血女子まゆゆのままでずっと駆け抜けてきた印象だ。

 

あるいは例えば「AKBINGO!410回」でまゆゆが魅せた「彼氏と同棲しているシチュエーション」のくだりで彼氏に放つ攻撃的な言葉の数々は、「The・アイドル」のまゆゆしか知らない一般人からしたら「えっ?」ってなるかもしれないけど、まゆゆを多少なりとも知っていれば、それはすごくまゆゆらしいしまゆゆならそう言うだろうと容易に想像がつく。さらに言えばまゆゆが結婚した後の旦那とのリアルな関係性もまさにそれが如きになるであろうと(あくまで想像。)

 

逆に、演じている「偽まゆゆ」を探すことの方が困難な気さえしてしまう。

それほどまゆゆは超自然体でアイドル人生を送ってきたのではなかろうかと、考える。

 

 

明石家さんまが自身のラジオ番組内でモーニング娘。のメンツに語った話だ。

「アイドルってのは、自分から名乗ってやるものではないねんな本来は。」

「最近のアイドルの子なんかは自分から『アイドルです♪』『アイドルやってるなになにですっ♪』って言ってまうやんか?」

「本来はアイドルって、他人が決めるもんで自分で名乗るものではないはずなんや。」

「あぁ、この子は他の女の子とは違うな~、他の女の子よりも優れているな~って、なって、アイドルって、なっていくもんやねん。」

「それが最近では、『アイドルやってます!』って自分から言うてまうねんな。それがオレらの世代からすると不思議で…」

 

 

「私はアイドルで~す♡」

ってわざわざ言わなくても、誰の目にもこの子は「アイドル的だ!」と思わせる、魅せ付ける魅力を持っているまゆゆ

この「両側面の一致」が、個人的に「この人すごいぞ…」とアイドルオタクでも何でもない自分が唯一驚愕し感動できた人物を説明するのに重要な部分となる。

 

 

道重さゆみばかり持ち出してハゲヲタらには申し訳ないが

無理から売れたった!みたいな結果世間から盛大に嫌われてしまった邪道アイドル道重さゆみの対極に位置するまゆゆに対して「王道アイドル」「正統派アイドル」という言葉は最も彼女に似つかわしい。

 

 

ちなみに

AKB勢ヲタら特有の「握手の対応の良し悪し」は、加味しない。

そんなものはど~でもいいし考慮してはならない。

 

各種サイトでは

まゆゆ、劇場で卒業公演!」

の後ら辺に

「定点カメラで観る!お見送りの各メンバーの様子」

というものがたいていある。

 

ちゃんと笑顔で手を振っているメンバーを

「さすが、だれだれちゃん!」

「さすがさや姉!さすがじゅりな!」

「選挙で順位が良いのが見て取れる」

「人気のあるメンバー=ちゃんと手を振る」

「人気のないメンバー=手を振らない、不愛想」

「これを観るだけでも人気のある理由がよく分かる」

 

 

そもそもが、アイドルオタクなんてものは、青春時代の学生時代に同世代の同学年の女子たちから相手にされずに蔑まれて見下されて生きてきた無様で可哀想な元男子なのだから、「傷つきたくない」とか「傷つけられるのがイヤ!」という思考を持つ女々しい小モノが大半を占める。

「良くも悪くも攻撃的な女子」「強い女の子」「気の強い女子」を嫌う傾向があからさまに強い。

 

手を振ろうが振らなかろうが本来はど~でもいい。

でもそこを気にしてしまう小心感

そこを人気と結び付けて差別して考えたい優越感

あの日あの時、クラスの女子から冷たい目で見られていたトラウマをもつヲタら

 

 

気色の悪いオタクどもに、愛想よく笑顔で手を振るあなた = さすが!人気がありますね!順位良いですね!わかりますよ!

気色の悪いオタクどもに手を振らないあなた = はい、コイツ人気ないでーすwwwww 

握手完売してませんねwwwwwwwww

レーンは毎回ガラガラですねwwwww

ですよねーwww

 

ここから見て取れるのはただ一つ。

ヲタらの趣味・趣向・好みの女性 = 気色の悪いオタクどもに、愛想が良い、優しい女子

という構図がただただ見えるだけ。

己の好みの物差しだけで語り判断しているだけに過ぎない。

 

「ヲタらの中で人気があるか否か?」をはかる際には考慮すべきだが、広く一般的な視野で人気や魅力について考える時、握手会での人気なんてどーでも良いのは言うまでもない。

まゆゆの人気は握手の対応が良いからとか、握手会で人気があるからだとか、ヲタらに優しいからとか、そういったヲタらの脳で考えてはいけない。

 

 

これを以って、自分のまゆゆに対する評価は、洗脳された気色の悪いオタク勢の言うところの「まゆゆこそ正統派アイドルだ!」とは一味も二味も違う…

 

と、思いたい。

 

 

かつてAKB48は「国民的アイドル」と呼ばれて、今も一応そういうことになってはいる…

モーニング娘。がそうだったようにAKB48も、人気が出てきた興隆期には、アイドルオタクとは別に一般人が味方に付くものだ。
アイドルオタクというものは常に一定数がいて、彼らがあっちいったりこっちいったり、ハロプロ行ったりAKBきたり、ナンタラ坂に行ったりしてヲタら数を維持する。

 

それとは別に、「国民的!」な人気を得る場合、一定数いるアイドルオタクがみんなそこに一点集中したのではなく、オタクではないごく一般的な人々からも好意的に受け入れられていることになる。

そしてそういった人たちが離れていくことで、徐々に徐々に、人気は落ちていくが、それは自然な流れだし本来そうあるべきものなのだ。

少なくとも大人数のアイドルグループでは。

 

ましてAKBはやり方がえげつないから嫌われ見放されるのも早かった…

NHK紅白歌合戦に出てほしくないアーティストでAKB勢がまんまとトップを独占した話題はまだ新しい。

 

そんな中にあって…

 

既に述べたが「まゆゆならアイドルの日本代表でもいいんじゃない論」「国民的アイドルまゆゆで決まり!論」がこのくだりと繋がってくる。

アイドルオタクだけから支持されるのではなくて、まゆゆなら、今もなお広く一般から支持される魅力と可能性とを秘めている逸材であると。

 

 

そんな彼女が果たしてAKBにいたことが正解だったのか…

 

ハロプロのほうが良かったのか…

 

これについて考えてみるのもまた面白い。

 

 

それはそれとしてそんな彼女がAKBを卒業してしまうことは、やっぱり寂しいものだ…

 

超ライトな入門生の自分ですら妙な寂しさを感じてしまうほどだから、純粋な彼女のファンや純粋なAKBのファンたち、ましては初期の頃からずっと追い続けてきた生粋のヲタらはなおさらだろう…

 

 

そして誰よりも

 

AKBINGO!内で高橋朱里が不意に涙したように、AKBメンバーたちが最も寂しい思いでいるのだろう

 

 

AKB48渡辺麻友、自身のアイドル人生は「150点」(インタビュー動画)