NGT48のにいがったフレンド!で、ロッチの魅力を堪能せよ!
「やっぱり面白い番組なんですね!」
「安心しました!」
「ありがとうございます」
なんてメールが微々たる程度に届いた今日この頃。
なるほどなるほど…
動画を観漁ってる身としては実感がないが、「NGT48のにいがったフレンド!」は新潟県及び富山県のド田舎県でのオンエアだから、なるほどなるほど、確かに面白いのかどうか、引け目を感じて不安になるのも仕方のないことだ。
「あの電柱に止まっているカラスは、黒い」
と同じで、絶対的で変えようのない正解というものは何にだってある。
どんなに悪く言い違えて言ったところで、芯は変わらない。
「オモロイものは面白い。つまらんものはつまらない。」
ただそれだけのことだ。
邪悪な心で観ることをしないで、澄んだ心と目で見ている限りにおいては、感じた通りそれが正解となっている。
都会人だろうと田舎人だろうとそんなものは関係ない。
元猿の日本人ゲノム満載のヒトが如きなのだから。
天皇だろうがなんだろうが、所詮はその域を脱し得ないレベルの生き物でしかないのだから。
とにかく面白い完成度のにいがったフレンド!
テレビ番組を分析していくのも面白いかな?と思ったものの、とりあえず今回は「にいがったフレンド!のMC的進行芸人ロッチの魅力」について少し触れたいと思う。
やっぱりどうしたって、スタジオ芸してるMCの方が、優秀、とか有能、とか地位が高い、みたいに思われる傾向があるだろう。
それは、視聴者側でもあるだろうし、彼ら芸人の側でもそう。
いちいち比較するのもおこがましいが、天才的なユーモアで常に面白を放り込んでくる松本人志がじゃあ外ロケやって面白いかと言われれば相当つまらん番組に成り下がるしか術はない。
今話題の人気総合司会者内村光良がじゃあって、なったらそれはそれはクソ面白くない無音世界を映し出す。
どちらも対人苦手なんだもん。
「外ロケ番組とか大変やで~?半日歩いてオンエア20分やで?変な一般人とかも寄ってくるやんか?『うっさいボケ!あっち行けぇ!』なんてカメラ回ってるからよぉ言われへんしやな」
「いやいやいや、お兄さんカメラ回ってても言いますやん」
「んなアホなことするかいな(笑)」
「スタジオが楽でエエで…」
外ロケの、まして「ぶらり散策型」の番組であるにいがったフレンドは、しかも「新潟県内の田舎をぶらり」するのだからそれはもう、程度の低い番組…
と、思われてしまう。
自分はもう直通で観たから、そこの前にもう「オモロイ!これはスゴイ!!」
ってたどり着いたが、見ずして観てないくせして語る癖のある人間はもうその外見上のパッケージだけで
「くだらね」
って、なってしまうだろう。
番組の完成度もそうなのだが、自分は「ロッチ」という芸人2人に熱い感動を覚えた。
ロッチほど礼儀正しくて周囲の空気読みが抜群な芸人もそうそうないだろう。
外ロケでは、「周囲の一般人たちの協力があってこそ成立する」ということをきちんと心得ている。
お見苦しくならないように、嫌がらせにならないように。
そんなものは当たり前なのだが、それがなかなかできていないのが「外ロケ芸を主体とする外ロケタレント」だったりもする。
芸能人様のお通りだ~って態度が端々に見えて、だからこの手の番組にはクレームがつきものなのだ。
ロッチほど礼儀正しい奴らもおらんだろう…
新潟のクソ田舎なのだから、多少の見下し感をチラつかせてもいいのに、逆に隙をみせた部分を切り取って悪く言いたいのに…
少なくともオンエアされた画面上では、ロッチの悪口を言うことは100%不可能な、彼らの礼儀正しい態度にただただ感服するしかない。
にいがったフレンドではロッチの魅力はふんだんに溢れているからどこを切り取ってみても良いのだが
ロッチの魅力を知るのに手っ取り早いのはこのシーンだ。
雪が降る中、1個39円のサンキューセールでシュークリームを買おうと、列を作って一般人のお客らが寒い中、立ち待ちしている。
30分~1時間待ちのその列を通り越して、その店の店長と、しゃべることになった。
なかなか喋りが達者な店長でしかもNGT48のガチファンでもあって、話が弾む弾む!
さあそしていい間で
「(今いい感じだから)シュークリーム頼んだら、もらえるんじゃないかな?」
「あのぉ、シュークリームぅ、くれませんかぁ♡?」
「あげます!」
『いやいやいやいやいやいやいや』
(自分で振っておきながら)「アカンよそんなの」
「寒い中お客さん並んでくれてはんねんで」
って言って、店長に突っ込んで、貰わないで、スタッフに並んでもらって、(当たり前だが)正当な買い方をする流れにした、ロッチ2人。
どっちかじゃなくって、どっちも、間髪入れずに
『いやいやいや、アカンよそんなの』
って。
これは素晴らしい。
素晴らしいの一言に尽きる…
視聴者目線で素晴らしいのは、まあまあ、誰にでもわかることだ。
しかしそこではなくって、一緒にいるアイドル達にとって、アイドル達の学習、社会勉強という意味で、非常に効果的且教育的に映えている点に気付くべきだ。
つまり、列を飛ばして、シュークリームを(実際スタッフが後でお金を渡すが、買うではなくて)貰うという行為を、まだある種若い子供のアイドルが目の当たりにして経験して、しまわないということ。
店長はノリのわかるヤツでエエヤツだから、空気読んで
「あげます!」
なんて言った。
これはこれでもちろん正解で、あの弾むトークで、あのトークをしておきながら、
「いや、ダメです。」
は不正解だし、人として逆にダメだ。
しかしだ。
「やっぱり芸能人は特別なんだよね~ハハハ、ちょろいちょろいwwww」
じゃなくって、
「いやいやそんな甘いもんじゃねーぞお前らー!」って
大人の、ロッチ2人がカットインしてくれた。
話が変わるが、ダウンタウンなうに出演した馬鹿丸出しの芸能人夫婦が、己のガキが外国でキッズタレントとして人気だとかで、とにかく甘やかして、甘やかして、他人に迷惑をかけるエピソードを披露して、松本人志を困惑させた話はまだ新しい。
レストランで態度悪くて店に迷惑かけても謝らないで、子供を叱ることをしない。
街を歩けば他人に迷惑をかける、うるさい、邪魔な歩き、それでも叱らない。
子供は残念ながら人間ではなくて、サルである。
天皇の子供だろうと貧乏人の子供であろうと、子供は子供、みな同じ。
さあそしてそこから「教育、しつけ」を経て、ヒトへと進化していく。
ダウンタウンなうに出演した馬鹿夫婦のガキは結局「サルを維持した中猿」と言ったところだろう。
松本人志も、もう手遅れだろうね。
と、皮肉を込めて述べた。
※ちなみに、娘に超絶甘いで有名な松本人志は、そういった、「舐めた態度をとる娘」に対しては、しつけとしてめちゃくちゃ怒る。
松本のこのスタンス(思考)は、子供が出来る前の結婚する前から一貫している。尊敬している紳助にも話している。ただ言いたいだけじゃなくて、ガチだ。
だから松本人志の娘は立派なヒトであることは間違いないし、それはアホの浜田家でもそうだ。
基本的には誰だって、ダウンタウンに限らず、こんな「猿に対するしつけ」なんてものは、いい大人なのだから、しかも我が子なのだからできているが、やはりこの馬鹿夫婦のように、稀に、極端に出来てないで猿のまま社会に放出する間抜けもいたりする。
「教育、しつけ」
これを、ロッチの2人は、子供たち(アイドル)がいる前で、きっちりやってのけたのだ。
いやいやいや、そーゆーのはダメなんだよって。
子供(アイドル)の前で、きちんとお手本を示した。
芸能人だから良いとか、そーゆーのは無いんだよって。
芸能人と、寒い中並んではるお客さんとで、何にも違わないんだよって。
だから我々もちゃんと並んで買わないとダメなんだよって。
これができるって、やっぱり素晴らしいことだし、これをやってのけるロッチの2人はなかなかたいしたヤツらやでって、見てる人はちゃんと見ている。
そんなものは当たり前のことだ、で片づけてはいけない。
それを目の当たりにして、彼女たち(アイドル)が何を思うか、何を学ぶか、気付けていないか
それは彼女たちの程度と良心に託されているが、とりあえず、手本となるべき大人(ロッチ)が、きちんとやったという点は、本当に観ていて心地良いし、素晴らしいことだと称賛すべき名場面だ。
間髪入れずに「いやいやいやアカン」って言える感性、真心は、目先の笑いとか撮れ高とか、そんなとこじゃなくって、アイドル達の健全な心の育成という点で、ロッチと番組をすることで少しでも育まれるのであれば、それはAKBグループとしても強力な武器となる。
とくにAKB48の連中はこの辺の躾がなっていないメンバーも多いから、なおさら魅力的に映えるだろう。松井玲奈の人気の秘密とも通じている。
ましてNGT48が地域密着型でやっていくのなら、この武器を持つ者と持たざる者とで、大きな差が生じることは間違いない。
もちろんこのシュークリームの1シーンだけじゃなくて、ロッチ2人の「豊かな真心」は「NGT48のにいがったフレンド!」の随所にちりばめられている。
「NGT48のにいがったフレンド!」
ぜひご覧くださいね~♫