【夢の共演】柏木由紀×嗣永桃子 対談したらさぞかし面白かったろう説
まさかこんなに長くなるなんて…
なんで1記事で収まると思ったのだろう…すべてを拾ってしまえばそりゃあ長くもなる。。
別に目新しい何があるってわけでもなく、ただ書きたいから書く。
柏木姐さんのこれ
小嶋陽菜が「天才肌」と言われたのはすごくよく分かるんだけど個人的には柏木姐さんも「天才的凡人」だと思ってる。
宿屋の女将とか仲居さんとかなにかこうお客様へのおもてなし、心地良く気持ちよく気分良くさせる物腰の柔らかさの中にさらに「拾い上手」なところを持ち合わせているような、そんな感覚。
たとえば酔ったオッサンがオヤジギャグなり下ネタを放って
「まぁ、○○さんったら(笑)お上手なんですから(笑)」
で、あはは、おほほで終わらせないで、何か一言抜群のセンスをのっけて放り込める女性。
それは相手の気分を害する毒舌的なものではなくて空気に沿った面白味のある要素。
柏木由紀の今までのAKBINGO!での様々なキャッチボールを観てきたけど、そんなイメージそんな印象を強く受けてる自分がいる。
指原と被りつつも上の例で言うと指原は毒舌寄りになりがちなところ、柏木姐さんはそうはならない雰囲気を醸し出している印象。
この辺がすごく上手で、上手く熟せている人、だから柏木由紀でスベったとか空気固まったとか、あれ?って場面を観たことがない。個人的には思いつかない。
このまま走るとやらかしちゃうよ~ってな場面でもすかさず自分でフォロー入れて成立させて面白くできる、隙が無い。
(あくまでネット上で言われているだけに過ぎないが)指原同様に、柏木由紀も素人時代ハロプロのヲタをガッツリやっていたとかで、その辺の内に篭りがちな卑屈系特有のオタクな性格が成せる業なのだろうか…?
女性的にただくっちゃべってしゃべり散らかす程度ではなくて、あるいは程よくコミュニケーションという名のキャッチボールを無難にこなすのではなく、そこじゃなくって面白いユーモアをふんだんに含んだしゃべり(トーク)を、女性がやってのけるって、やっぱりなかなかすごい能力だと思う。
芸人のフットボールアワーの岩尾が、オタク丸出しの卑屈な学生時代、クラスのカッコいい男子が女子とおしゃべりしていて、それはそれはなんてことも無いただの喋りなんだけど女子は大ウケして楽し気で華やいで。
すると岩尾は心の中で
(そんなものの何がオモロイねん…オレの方が10000倍オモロイわ…)
って、そんな卑屈な男子が後にM-1グランプリで優勝を果たしプロの芸人らに認められ名を挙げた。
岩尾の逸話に限らず
「(主にボケに対して)芸人って、内向的で内気なほうが成功する。」
真に面白いことをする、言う才能って、根が明るくてワーキャー本能のままはしゃいでる人には実はできなくて、そういう内に篭りがちな内向的な人たちの方が優れていたりもするのは有名な話である。
そんなこと関係あるか!!
って言われればそうかもしれないけど、これで重要なことは
「ネタやなんや、他人の真似事ではなくて、自らで想像して発してる言葉」
なんだよね。
ホントに普通に、会話として面白い。上手さ、面白味。
中西智代梨とは違う方向性。彼女もまた目の付け所とそれを表現するいう点で優れた能力を持っているんだけど、柏木姐さんのしゃべりとはまた違う。
一応面白いキャラクターの中西智代梨にはやっぱりできない、真似できない、柏木姐さんのしゃべり。
「私を攻略したほうが楽しくない?」
だけを切り取って述べているのではなくて柏木由紀にはこういうところがずっとあるんだよね…
絶対面白くなる、面白くして来てる。
この辺のスベり知らずな「百戦錬磨のやって来てる感」は小嶋陽菜と同じなんだけど、小嶋陽菜は突拍子もないまさに天才的な言葉の放り込みであるのに対して、柏木由紀はごく普通の会話的なんだけど、それが抜群に面白い人。
達者なしゃべりで一時期バラエティ界の女王にまで登りつめたAKBグループに居なくて良かったアイドルの1位だか2位に選ばれた、指揮官ももちこと嗣永桃子
「自分の誕生日に、彼氏へプレゼントをおねだり。なんて言う?」
「プレゼントは~、あなたの名前が欲しいなぁ♡」
総選挙にのめり込んで頑張るのもいいんだけど。
それはそれとして芸能界で人気を得ようとか活躍しようとする場合は、やっぱり「頭(ユーモア)」を鍛えて「口(しゃべり)」を達者にしないといけないし、そのための「目(観察力・考察力)」を養わなければならない。
前田敦子だって板野友美だってまゆゆだってなんだって、総選挙の人気だけで見ればものすごい偉人に見えるけど、いざ外へ出たらただの使えない雑魚でしかない身内オチだった理由は結局、そこなんだよね。
じゃあネクラになれオタクになれって、ワケでもなくって
ももちだって指原だって道重だって、最初っから面白いトークができたわけではなくて、頭を使って考えて考えて、研究して研究して試行錯誤してチャレンジを繰り返して身に付けていった「業」なんだよね。
悲しいかな今はネットの動画を観漁れば過去のキャラクターをいくらでも堀り起こされてバレてしまうから、ももちや道重や指原が、過去どんなしゃべりをしていたかなんて容易に分かるし、それはそれはざんないトークでしかなかった。
そして名を挙げて全盛期の活躍期のしゃべりを観てみるとそれはそれは見違えるほど別物に生まれ変わっていて、完成度を高めた「業感」が感じられる。
特にハロプロのアイドル勢は偉いもので、その辺のしゃべりとかバラエティとかを重要視して、ちゃんと意識できているから、AKBの出来てない群と比較するとハロプロの方が強い。
公の面前に出てしゃべる機会はAKBの方が多いんだけど、ハロプロの方が出来てるのは結局モーニング娘。がそもそも「うたばん」きっかけで爆発的な人気を得たというところをちゃんと理解しているから、無意識のレベルであれ「バラエティ、しゃべり、面白」を意識して日々アイドル活動できている。
オッサンらと握手して票を得るのか…
内に篭ってトークを磨くか…
そりゃあ、オッサンらと握手するほうが楽でいいよね。。。
…
ここまで読んでるアホ丸出し人はさすがにいないだろう!
それでよい。
最後はコレだ!
白い人、手の握りがおかしいからーーー!!
そんなバカな!?(笑)
ホントすごいよ須田さん、えぐいよ。。。エグすぎるよ。。
アホやろこの人(笑)
そりゃあこんなことやってりゃキャバがどうとか嬢がどうとか言われもしますが…
個人的には好感持てる。
だってそーゆー対決としてやっているのだし、やるならやれ、やり切れ、照れてやるな、恥ずかしがってはやるな
なんてバラエティの鉄則だからね
「キャー恥ずかしい♡」
なんてのはアイドル的には絵になるけど、アイドル如きに興味のない大多数の視聴者側からしたら顔面殴りたいくらい腹立たしい鬱陶しいウザさ爆発の駄芸なんだから、須田さんのこの全力感はただただ素晴らしいの一言に尽きる。
SKE勢はホント、バラエティでの面白要素に欠けまくってまるで目立ててないから、最後の最後で須田さんが炸裂させてくれて、ありがとうございますとお礼言わなきゃ、ダメだよ…マジで
「こーゆーのがAKBのイメージを悪くしている」
なんて馬鹿の一つ覚えを延々と喚くまさにキミたちヲタらがイメージを悪くしているのだと気付いてごめんなさいと謝らないと、ダメだよ…マジで
このシリーズ(胸キュングランプリ?)では彼女の独壇場で、過去1年前か2年前も、大学のラグビー部相手にやってる企画で、そこでも須田さん炸裂させて大爆笑かっさらっていた。
(勝手な妄想だけど)中井りかもこれを見て「あたしもこの対決やりて~」って思ったかもね?
でも大事なことは、ただの誘惑プレイじゃないんだよ。
須田さんのは、観ていて笑える「面白の一種」にちゃんと昇華されてるんだよね。ちゃんと笑える完成度になっているんだよ。
そこを勘違いして「よっしゃ~~~!」ってオンナ丸出しになってメスっ気やっちゃうと、ダメなんだよね。
だから須田さんのこれって絶妙のラインをなぞっていてホント凄いと思う。
ということで今年の総選挙は、この2人で1位を争うことになりそうです。