AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【カントリー・ガールズ】小関舞の食わず嫌いは、セロリよりも「おでん」でOK?

 

 

以前、移籍組の3人が予想以上に成長していて残留組との差が顕著だと述べた。

 

しゃべり、面白、頭の成長が著しい移籍組の3人は森戸知沙希船木結梁川奈々美だ。

大阪船木はさておき、森戸は恥ずかしがり屋で照れ屋な女子だったがユーモアや達者な口をもともと持っていた、そしてついに殻を破って天才的女子的なしゃべりを手にした。

 

梁川奈々美はもとからすでに超おしゃべりだったが、古い言い方をすれば「KY」的なしゃべりで女子特有の本能のままにしゃべり散らかす「くっちゃべり」であったために、楽屋やプライベートでは問題ないが舞台の上で披露するそれとしては、痛々しい場面も残し、あるいは引くことで無難なしゃべりに徹することをしても、基礎が「KY」的なのでどうしたって聞く者の共感を得られない痛々しいしゃべりになってしまっていたが…

この子もついに経験を積んで精度を高めてかなり素晴らしいしゃべりを繰り出せるようになっていたのだ!

 

 

 

カントリー・ガールズの只今ラジオ放送中! 第153回より。。

伝説の「おでんは主食か?おかずか?議論続編みたいな感じの第3弾!」

 

 

「あー、重大なのきました。

以前、放送100回記念の回で、このラジオの伝説の回として紹介された、シチューはおかずか?主食か?という討論がありましたよね。

ボクはこれを聞いた時は皆さんと同じくシチューはおかずと胸を張って言えたのですが、しかしその瞬間ボクの中でもう一つの議題が生まれてしまったのです。それは、おでんは、おかずか主食か?というものです。お店でおでんを食べる場合、ご飯と一緒に定食のような形で出てくることはあまり見たことがありません。しかし逆に皆さんのご家庭では晩御飯の時にご飯の隣に置かれることも少なくないはずです。現在ではコンビニでも気軽に買うことができるおでん。あれは果たしておかずとして生まれたものなのか、主食として生まれたのか、はたまたその2つのカテゴリーにも含まれない新世界の食べ物なのか?自分の中では答えを出すことが出来ず、毎日毎日この議題に悩まさせていて、おでんが喉を通りません。どうかこのおでんの未来のかかる大きな悩みをスパッと解決してください。」

 

 

船「そうですねーこちら…」

山「あ、すいません、あの、お名前を伺ってもよろしいですか?」

船「あ、解説者の船木結です。」

山「はい、ありがとうございます」

お「おでん評論家の小関舞です。」

山「あ、ようこそお越しくださいました」

船「やっぱりこの話題は、このー、ま、小関さんと、私の中でも、だけにと止まらず、あのぉ~、…おでん国会の中でも…」

山「おでん国会…」

森「キャハ」

お「話題に上がっていまして」

船「結構深刻なねぇ、今後のねぇ、日本のぉ、おでんについての」

山「書籍とかでよく見ますよね、あ、はいはいじゃあ森戸さん」

森「おでん協会を務めています、えっへへ」

山「あーお越しありがとうございます」

 『ありがとうございます』

森「あの今回こんなような番組に、お呼び頂き光栄です。」

山「森戸さんはどのようにお考えで?」

森「私はですね、おでんは、おでんとしてみなしておりまして、あのー、一種のさっき言っておられたように、もう一つの」

山「新世界」

森「そうです、新世界、もう一つのジャンルとして捉えております。梁川さんは?あはははは」

や「おでんマイスターの梁川です」

 『あっはっは』

 『マイスターwwwww』

 『お会いしたかったです』

 『マイスターwwww』

 『滅多にメディアに出ないと噂の』

 『あはははは』

や「メディア初解禁ということになりまして。」

 『嬉しい嬉しい』

や「そうですね、おでんマイスターからみても―、森戸さんに賛同です。私としては結構おでんは新世界の食べ物として見なしている節がありまして、ま、そうですねー、おかずというと、まあいわゆる主食と呼ばれるものたち?パンだったりご飯だったりと、一緒に食べるもの、という分類になるかな?という風に思うのですが、おでんはおでん単体で食べて、美味しいもの、ではあるが、その、ご飯のようになにかと合わせて食べるわけではないという風な、」

山「合わせちゃいけない」

や「そ、合わせちゃいけないおでんにはおでんの味がある、という風に思っておりまして、なので私はどちらにも属さないというのがおでんの正しい答えなんじゃないかな、と。」

 『ふーむ』

 『なるほどー』

船「あの、ちょっといいですか」

山「あ、はい、船木さんどうぞ」

船「ここでー、あのー、私今個人的な話ですが、船木家なんですけどー、船木家、一回、ま、おでん、ありますね」

 『はい』

 『はい』

船「おでんに、ご飯、」

 『あっははは』

船「出てきました」 

 『あっはは』

船「まあ、分かります。……味噌汁」

 『あっははは』

船「まあまあまあまあま」

山「分かります(笑)」

船「…オムライス、出てきたんですよね一回」

 『あっはっははは』

船「もーちょっとねー」

 『あははは』

や「ご飯とオムライス」

船「そこはもうびっくりだよ。」

 『あーはっはっは』

船「炭水化物のオンパレードが開かれたんですけど。そういう場合って、ちょっと皆さんにもお聞きしたいんですけど、そういう場合は、おかずとしてみなすのか、やっぱりおでん単体としてみなすべきなのか、なんかそーゆーねー、たまーになんか、オールスターみたいなの、」

森「あっひっひひwww」

船「開くんですよ。その場合どうしたらいいんですかね―?」

森「船木家wwwいっひひひwww」

山「前菜として、見なすことはできないんでしょうか?」

 『あああーー………』

森「あ、あの、ちょっと待ってください」

山「はい森戸さん」

森「おでん協会の森戸です」

山「はい、ありがとうございます」

森「お で ん が、前 菜 ?」

山「あ、すみません」

森「何言ってるんだって話で」

 『ちょっと』

 『うふふ、ちょっと』

 『んふっ』

 『あっはっはっはっは』

森「前菜?お で ん が?」

山「あの、そーゆー、民衆の意見もあるということで」

森「ハァ…」

 『・・・・・・・・』

お「ちょっとやめてくださいこの場においてちょっと、もう、ちょっと」

船「せっかくお越しくださったんですよー」

や「あっひゃひゃゃっwww」

船「森戸さんがせっかくお越し@☆Q$#)。。」

 『ぎゃはははは(笑)』

山「すみません、ちょっと一回置いて、小関さんはどう思われますか?」

お「あ、すみません。皆さんそれぞれ意見があると思いますが、私は、主食ということでよろしいでございましょうか」

 『主食ー』

 『ほほー』

 『ラスボス感ねー』

お「あの、マイスターさんと協会の」

森「会長です」

お「はい、あ、会長さん。あの、おでんという新しい部類とおっしゃっておりましたけど、つまりそれっておでんは、おでんとしてみなしているわけで」

 『そうです』

お「だとししたらそれしか食べないのだったら、それはもう、主な、食べ物、つまり主食、ということに」

 

 『あーー………』

 

お「そのー、船木さんのオールスター、それは、例外って言うんじゃないんですか」

 

 『あ~………』

 

 

 

だからそのー、なんだろうね~

 

彼女たちが過去のオンエアを聴き返しているわけがないし、所詮はそんなものだよ。ラジオのお仕事なんて。

どうだったか?出来栄えはどうかな?

なんて毎回聴いて研究して吟味して反省してメモ書き留めてって、するワケはない。

道重さゆみ鈴木香音は自身のラジオを研究してって、述べていたけど、カントリーのメンバーらも聴くには聴くだろうけど、それはオンエアを聴く意味であって過去まで遡って繰り返し聞いているわけがない。

ヲタじゃねーんだからwww

 

だから小関舞が、ラスト、最後の最後、空気を止めてシラけさせてしまったのは仕方がない。

あの場面で小関がしなければならないのは、この議題が初登場した際に彼女たち自身が繰り出してリスナーたちから盛大に褒められた「ワールド、貿易」を持ち出して語ることだけだった。

 

ワールドと貿易を持ち出して語ることで

「おおー」

「さすが舞ちゃんwww

「貿易懐かしいーwww

 

って、その場にいるメンバーたちが尊敬のまなざしで見つめて「ラスボス感」を醸し出して小関が勝利できた。

この話でほとんどしゃべれていない小関だが、やっぱり最後の最後、バシっと決めてくれるのは舞ちゃんだよねっ!

って…。

 

でももう、そりゃ、無理だよね…

あの回はいつだろう…1年半以上前だろうか…

聴き返しているワケがないんだよ、ヲタじゃねーんだから。

リスナー側は一回聴いたものでも印象深く残っていていつでも繰り出せるけど、しゃべってる側からすると、「そんなこと言ったっけ?」ってなるのはよくあることだ。

それはしゃべってる側が適当とか作業的にしゃべっているのではなくて、発信する側のあるあるでしかない。

 

だから小関が「貿易、ワールド」で過去に大盛り上がりして非常にウケが良かったそれを、さすがにもう忘れているのも仕方がない。

 

 

だからあの場面で、移籍組の森戸の絡み「威圧する前菜」と、船木の「せっかく来てくれたんですよー」の発狂芸と、爆笑するやなみんと、めちゃくちゃ盛り上がって爆笑の嵐が巻き起こっていて、もっともっと行けるところまでコントチックにやった方が面白くなったのに…

 

小関がぼっちになっているのを察した山木梨沙

「いったん置いといて、小関さんは―?」

 

って、やってしまった…

 

3人がわきゃわきゃ大盛り上がりしているボールを、手で取って笛鳴らして、ファールとって無理やり止めて、「小関にボール」を渡したようなものだ。

 

どう考えてもここまでの流れで小関のしゃべれて無さ加減がエンジン掛かってないのまるわかりだし熱が発せられてないから無理やりねじ込まれてもざんなくなるしか術がない。

 

森戸と船木は、話に割って入る時に自然にカットインして邪魔になってないでいろいろ出来てるんだよね。

追加攻撃、あるいは反撃、展開を。無理やり無駄に割って入って邪魔になっていない。

 

 

2人のようにスッと入っていけなかった小関と…

哀れみから爆笑を断ち切って無理やり小関にパスを出した山木と…

 

カントリー・ガールズ残留組の大失態ということだ。。

 

「船木さんのオールスター、それは、例外って言うんじゃないんですか?」

 

正論唱えてシ~ンとさせる、テレビというよりはリアルで稀にある?あるあるだ。。

まさに、ここでワールドからの貿易に持ち込める大チャンスの場面だった。

正論とか持論とか、そんなものはど~でもいいから「ボケる」場面だったのだ。

 

かつての小関はそれが余裕で出来ていたのに、過去に述べたように「枯れた才能」「失った天性」をまんまと証明する形となってしまった…

 

「ワールド、貿易」を繰り出すだけでグダグダしても周りが膨らませて遊んでくれるからそれだけでも小関の勝利だったんだよね…それだけするだけでも120点獲得して一位通過の大勝利を飾れた小関だ!

 

しかしそれが出来なかったというだけでマイナス10000000点という失態となってしまう、これがテレビ・ラジオ・しゃべりの恐ろしいところでもある。

 

これを以って小関舞のアイドルとして何か大切なものを失ったことにもなった。

 

 

 

たったそれだけで何を言ってるんだwwwwwww

 

 

ではないんだよね、残念ながら。

 

ざんねん。。

 

逆にむしろ、そうであった方がどれほどよかったことか…

 

 

常々アイドルは歌や踊りなんてどーでもいいから「しゃべれ!」と語ってきた。

 

カントリーガールズで同じく残留組の「山木梨沙」は、ここ最近ラジオやテレビ(チューブ)の仕事を多く熟していて、達者なしゃべりを評価され始めてきている。

 

先日、山木がゲスト出演した「さんまのヤンタン土曜日」

多くのハロヲタらが「山木他ゲストで出たあの回めちゃくちゃ面白かった!」と、高評価している。

ネット上の虫けらが如きでも、「真に良かったものは、良かったね」と言える。ましてハゲっと失礼、、ハロヲタらなのできちんと評価してくれるものだ。

 

だからこそ、ここ最近の山木梨沙の活躍は目覚ましいものがある。

もちろん、まだまだ身内向けの小規模かもしれないけど、知を積み経験を積む機会として、非常に恵まれた位置に来ている。

まさにこの流れって、彼女が尊敬し敬愛している道重さゆみと同じ流れでもあるんだよね。

道重は「しゃべり(つまり彼らの言葉で言うところの「トーク」)」を機に、露出を増やして一気に台頭し、世間に知られて、隙あらば「モーニング娘。」を知らしめることができた。

 

間違っても道重さゆみの歌やダンスやアイドルパフォーマンスがきっかけとなって…

 

ではないんだよ。

 

イマドキのほぼみんな偽物アイドルの連中たちに必要なものは、歌やダンスなんかじゃなくて、まずは「しゃべり」なんだよね。

 

そこから、もちろん、アイドルパフォーマンスにまで引き付けてこそ、だと思うけど、間違ってもアイドルパフォーマンスが先行して引きつけられることは皆無なんだよ。

もちろん、洗脳が容易い「ヲタ」という下等な生き物は別にして。

 

もっと多くの人から支持されたり人気を得るには、優先順位が決まってる。

 

 

結局だから活動が制限されて手も足も出ない中で、お姉さんの山木梨沙がかろうじて踏ん張っている。

道重さゆみを愛すればこそ、何か彼女自身道重から得るものもあったのだろう…

 

そこを思うとき、ついに小関舞が足手まといになっていると気付かされる。

 

彼女は誰をお手本として、いったいどこを目指せばよいのだろうか…