AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【HKT48】松岡はな ~花咲き誇り、華映える。「本物」のアイドル誕生に期待されるべき子の正体~

 

最近はハロー!プロジェクトの20周年記念でわちゃわちゃ賑わっていて楽しげなもんだから、ここぞとばかりに「モーニング娘。」の生みの親で元プロデューサのつんく♂元Pもしゃしゃり出てきて語り散らしているご様子。

 

テンション高く元気はつらつとしていて何よりだ。

 

結局、小室哲哉は間違いなく天才的で過去に例を見ない日本のポップス音的世界においては間違いなく天才であっが、彼に足りなかったものは「体力」だった。

 

創作エネルギーは多大で精神および体力の消耗半端ねぇぇから、非力の色白オッサンでは創り続けることは厳しいのだ。

音楽とはかけ離れるが松本人志…そうそう、長渕剛なんかもバリバリに体鍛えて、創造から繰り出すパフォーマンス力を衰えさせないように飛行高度を維持するために鍛え込んでいる。

 

たとえどんなに「ヒト」として頭が優れて天才的であっても、その他の部類は所詮は「元サル」からの継ぎなのだから、人間としての根本「心技体」のバランスを欠いてはなかなか創作活動を全盛期のように天才的にやり続けることは厳しいものだ。

 

彼がもし、音楽と向き合う時間を半分以下にまで削ってまでして体を鍛え込み体力を高めてテンションを維持していれば、全盛期を上回る傑作ヒット連発なう、今もなお容易にできていたであろう、惜しくもある。

 

 

って、そんな朽ちたオッサン連中の話なんてどーだっていいんだよ。。

 

朽ち木の鑑賞コーナーじゃねーよ。。。

 

 

今にも花咲かさんと匂い香りつぼみほころぶ魅力溢れるアイドルについて語るコーナーだ!

 

 

     つんく♂元Pが最近インタビューかなんかで語った言葉だ。

 

 

 

つんく♂さん、それ顔やキャラで誤魔化されてませんかね?

 

石川梨華の顔が、山田野絵でもそう思いますか?

 

というツッコミはさておき、そんないち個人(自分)の意見などどーでもよくって、間近で接して彼女たちを見てきたあの日のプロデューサーつんく♂元Pが語るのだから面白い。

そもそもイマドキ「石川梨華」を持ち上げても誰もなんも得しないのだから、それはまさにつんく♂元Pの純粋な心と頭からの「繰り出し」ということになる。

 

「今日のこの髪型じゃ歌えない!」

 

今も昔もそんな奴いないだろうがこれはもちろんたとえ話で、大きく分かりやすい例えである。

 

アイドルってハロプロ問わずに基本的には「真面目で礼儀正しくてしっかりしてて人間的に賢くってなんでも頑張ってやる子…」で正解だが、女子ゆえに、女子ゆえの、女子ならではの、ふとした反発心や気の緩み、反抗心が必ず出てくる。

 

 

AKBで言えばもうそれは一番わかりやすいところでAKBINGO!内での「あたしはバラエティ担当じゃないですから~」的な姿勢で臨むメンバーたちが目で見れる。

各種バラエティ番組での出演で弾けないでふてくされて「なんでキレてんの?(笑)」って逆に可笑しくて笑えてくる謎の態度とか。

歌やダンスが苦手で―って、ずっと下手くそのままでいるとか。

 

やっつけ、消化、作業的

そうやって苦手なことやその日の気分で適当にこなして片付ける連中たちが多くいる。

 

そしてそれは、それで良いのだ。

 

そういう連中たちがいる中で、つんく♂元Pが語る「こだわりのなさ」を以って臨んでいる一握りのアイドルたちが華映えるのだから。

 

なぜ秋元才加がアイドルとして成立したか?

その答えでもある。

自称やお情けではないんだよね、あの人は間違いなく「アイドルだった」と誰もが確信している。

 

見かけどーこーではないんだよね。

だから上で「石川の顔が山田野絵でも…」とふざけたけど、もちろんつんく♂元Pは(例えばの話で)山田の顔でも石川を挙げることは間違いない。

 

 

アイドルで言うところの

「元気を与える」

「パワー(活力)を与える」

 

って、なかなかその深い意味を説明するのが難しいんだけど、単にやってることを観賞してそっちで勝手に「元気になってねー」っていう、押し売りではないんだよね。

それと、笑顔振りまいて「可愛いでしょ♡元気出るでしょ♡」「あなたたちみたいな気色の悪いヲタらは女の子知らないからこーゆーの見て元気出るでしょ!」でも、もちろんない。

 

つんく♂元Pのインタビューにあるセリフ

「たとえ3キロしか走れないで倒れても、そいつは成長している。アイドルだから、そーゆー生き様がファンの心をつかんでいく。」

 

に表されていると思う。

自分も何度か「イモトアヤコ」を持ち出して語ろうとしたけど上手く言えてる自信が無かった…

さすが、つんく♂元Pだ。

10000文字の長文を以ってだらだら語る駄馬たる言葉と、短くさらっと言ってのける元Pと、こうも違うとは…。

 

 

それはさておきこれを理解してから今が旬のHKT48松岡はな」に目を向けると非常に面白い。

 

 

 

彼女の美的面についてネット上では病的顔した連中らがゴチョゴチョ書きまわっているようだが、問題はない。

 

それは言われれば言われるほど「可愛い」「美しい」を意味するのだから。

 

美的面はもう少し経れば「みひろ」のように「大人カワイイ」女性へと化けるだろう。

ただみひろを持ち出しても元アレなので怒られそうなので、身近なところで言えば「カントリー・ガールズ森戸知沙希」的でもある。

というかそっくりだ。。。

森戸が田舎丸出しの駄馬感から、垢ぬけて一気に花咲かして美しく可愛らしくなったのと同じで、松岡はなの咲き誇る笑顔は楽しみでもある。

そのためにはいっぱい遊んで女子力を高める必要があるが…どうだろう。

魅力的な女性の特徴「ホクロ」もちゃんとあるから問題ない。

 

 

もちろん、アイドルは顔では無いのはもはや周知の事実にまで登りつめたことだろう。

 

なんのためにまずつんく♂元Pのインタビュー記事を載せたというのだ…

 

松岡はなの顔を褒めるコーナーではない。

 

 

 

これは、HKT48の劇場支配人の、松岡はなの姿を表すエピソード(ペディア見より。。)

 

 

つんく♂元Pの言葉にあった「3キロしか走れないで倒れたとしても…」

 

もっと深い意味を捉えねばならない。

走ってる途中、「あーもーダメだ」「マジやってらんねー」「観客うぜー」「あ、イケメン見っけ♡」

ダラダラダラダラ走って、3キロで倒れてだからどうした?

 

一心不乱に全力で走った「3キロ」でなければ意味がない。

 

ヘラヘラしてタラタラしてダラダラしてふざけて適当に走って「あー疲れた、もういいや」で走った3キロには何の物語も情熱も感動も無い。

そんなものは当たり前だ。

演じの嘘の汗や涙で頑張ってます!感はすぐバレて寒い。

 

 

松岡はなは、常に全力で走っていたのだ。

指原如きには目もくれない。

差し入れにも惑わされない。

礼儀やマナーとかではない。

今まさに、自分が何をしていて、何をすべきか、全力で走っているからこそ、そこじゃない。

止まれない、止まらない。止まるわけにはいかないのだ。

支配人だけじゃない。

その場にいた指原だって(この子やるじゃん)と悔しくも一目置いた。

 

他の連中たちが悪い、ダメ、やる気ないというつもりはまるでない。

上で述べたことだ。

そーゆー、「ふとした場面」で隙を見せてしまう連中たちがいる中で、一握りの「本物」が華映える…と。

 

 

10代の可愛い女の子たち

どいつもこいつも皆同じ

そんな中で、何を以って差が付くのだろう?

 

 

そろそろ3度目の登場となろうか…散々使ってきた

明石家さんまがアイドルグループモーニング娘。に対して放った言葉」より。 

 

 

 

この子はほかの子とは違うなぁ…

 

 

AKBって称号が付いて衣装着たから「アイドル」になるのではない。

マイク持って歌い踊るから「アイドル」に見られるのではない。

アイドルの○○で~すっ♪

って自ら名乗ればなれるのではない。

 

ふとした瞬間、いくつかの場面において、他者と圧倒的大差を以って勝利している

「こいつは只者じゃないな…」

 

日本人の大好きな「昭和魂の熱血ど根性」

ではもちろんない。

 

素人レベルで誰もがまんまんと食いつくそこじゃなくて、違うところを見ている、心で見て感じて向かっている、体現しようとしている「持っているヤツ」

素人レベルの駄馬や雑魚にまみれる中に圧倒的大差を以って咲き誇る「高嶺の花たる」

 

 

ひとつ前の記事で、谷口めぐの「プロレスした人報われてない」から、「作り手たちは見る目がない馬鹿の一つ覚えでやっているのか?」

と書いたが、もちろん違う。

活躍したレスラー視点に立てば「報いの枠」はあって然るべきだと思うが、それはそれとして松岡はなの話をすれば、彼女のような「持ってる」「高嶺の花」「他者とはちがう」「ただモノではない」「それでいて純真無垢に映る魅力的な美的面」と合わせて、作り手たちはちゃ~んと、「This is アイドル!」を松岡はなに見出して、ヲタらで言うところのゴリ推しを以って「世間の皆様にもこの子を見てほしいんだ!」という意気込み、繰り出し、彼女への期待が、伺える。

 

彼女の、デビューしてまだそこまで長いというワケでもないその期間で、なかなか華やかな経歴の持ち主でもあるが、それは別に作り手たちの気まぐれや、ましてやブタッっと失礼、秋元Pのお気に入りだからではない。

もう一度言う、松岡はなはアイドルとして持ってる、ただモノじゃない、高嶺の花で他者とは違う、こだわりなく全力で走っているから、作り手たちをも魅了して「この子に期待したい!」という思いから選び抜かれているのだ。

 

 

HKT48の新たな戦力として、活躍を期待する」

 

 

指原莉乃が卒業時期についてこう語った。

「今はまだ卒業できない。私がいなくなると、音楽番組に呼ばれない。それではだめだ。私以外に知名度を持つ子が育って安心して任せられるようになるまでは。だからまだ卒業する時ではない。」

 

松岡はなの成長と完成には、まだ時間がかかる。

 

加えて病的ヲタらの心無い言葉の数々に屈し、心折れてしまわないか?

 

強さを試されている時期でもある。

 

総選挙に関わるシーンにも選ばれた。

 

これを以って運を持っているかすら、まさに今年、試されている。

 

 

彼女が目指すべき場所は、HKT48のセンターやなんや、そんな狭い世界ではない

 

HKTみたいなしょ~もないいちグループを盛り上げるための「いち駒」ではなくて

 

AKBグループや日本のアイドル界を背負って立つくらいに、いけるところまで行ける

 

ひろくひらけたひろい場所。