AKBINGO!EP492 指原莉乃と佐藤妃星の、覇王たる共通点とは!?
昔懐かしのドッチボール企画。
そんなことよりも何よりも、しがない女子のしょ~もない涙を取り上げてあーだこーだと語ってしまってはただの気持ちの悪い豚に成り下がってしまうのを承知の上でしかし、今回のこの涙は今まで過去にない意味的に「稀な涙」だと思ったので、書き留める。
「メンバーから笑われてる…」
って、そんなワケないじゃん?
って、思うじゃん?
いくらゆるっゆる女学校のAKBだからって…
そんな…
MC村本のセリフが、現場の空気感を物語ってくれている。
「佐藤(妃星)だったらOKみたいなその感じ、やめなさい(笑)」
オンエア観てる限りじゃそんな感じはまるで分らない。
更には村本のそのセリフも、佐藤いじりの一環で、そんな空気では全然ないんだけどあえてそんな方向に仕向けて佐藤をいじり込んでやるとか、あるいは村本の読み間違いとか。
ではなさそうだ…
佐藤自身で語った泣いてしまった理由と、村本のセリフが合致しているから。
だからやっぱり「佐藤が当たった」ことで喜んでるメンバーたちがいる。
普通だったらバラエティで泣いてんじゃねーよバカじゃねーの何年やっとんねんアホかコイツで済むところだが、最初に述べたように今回のこれは、過去になかなか例を見ない「稀な涙」なのだ。
この喜びって、めんどくさいので画像はスルーするけど、いつだったか「ハロウィン企画仮装大会(AKBINGO!)」で、佐藤はひふみんに仮装して、出演メンバーMC含めてスタジオが揺れるほどの大爆笑をやって魅せているのだから、きーちゃん=仮装=面白い、という流れから、ステテコに変身して面白くなるのではないのかな?と、あるいは仮装系はきーちゃんなら面白く熟してくれそうみたいなメンバーたちは期待を込めての、「佐藤でやったー!きーちゃんで良かった!」って、ところでの喜びなのでは?
なさそうだ…
そんなワケないじゃん?
って思うそんなワケを見事にやって魅せるのがAKBという集団だったりもする。
だからそのオンエア観てても、上の画像でも良い、佐藤が号泣している端々に、ニヤニヤニヤニヤしている「歯」が、あちらこちらに映り込んでいる。
佐藤の泣きに誰も共感していない。
佐藤のその泣きすら笑い飛ばしている。
佐藤の泣き様をも楽しんでいる。
敬意が払われていない時に起こる「小ばかにしているニヤつき」が垣間見れる。
女子ってものは共感・共栄を主体としているもんだから、この手の構図はかなりのダメージとなり得るし、泣いてしかるべき構図でもある。
が…しかしはたしてホントに周りの他のメンバーたちは佐藤に対して陰湿ないじめの如く集団攻めで彼女をあざ笑い虐げて下に見下して笑いものにしているのだろうか?
だからそれで思い出すのはやはりあの場面…
およそ3年前
「AKB48の今夜はお泊りっ!」
全12回だかですぐに終わってしまったが、おぎやはぎMCで、デビューして間もない期待の新人メンバーたちが集い、トークを磨くというテイのおしゃべり番組。
その中に、デビューして1年ちょっとの佐藤もいた…
お題は「全力でキレられた話」でしゃべるのは佐藤と同期の湯本亜美だ。
コンサートがあって、15期で、4人でホテルの部屋に泊まったんですよ。
で、そしたら、隣にいる佐藤妃星ちゃんが、代表して、一人だけ鍵を持ってコンサートに出かけたんですよ。
で、他の3人は持ってないじゃないですか?
うん、そうだね。
で、コンサートが終わって、部屋に戻って来たんですよ。
そしたら鍵が無いって言い始めて、かき混ぜながら探してるんですよ。
貸してみ、あたしが探してあげるから、って言ってバッグを取ろうとしたら
触らないで!人にはプライバシーってものがあるでしょ!
出だしから途中、途中でクスクス、クスクスという密やかな笑いが起こる。
それは、「懐かしいー(笑)」「(そんなこと)あったね~(笑)」
って、言葉を以っての密やかな笑いなのだが、その中に込められたるは
「出たよ佐藤のそれ(笑)」
「アイツのやらかしたあれな(笑)」
下に見下し小ばかにし、簡単に言えば「舐めてる感じ」の意味合いが感じられるクスクス感が漂っていた。
…
そこを思うとき、ドッヂボールのその涙は、たまたまその場面でのみ、佐藤がそう感じて泣いてしまったのではなくて、前々から、以前から、そーゆー空気感、敬意が払われていない舐められた扱い、仕打ちを、密やかな態度を以って間接的に受けていたとか、彼女が感じていたとか、そーゆーことを経ているからこそ、積もり積もってこのドッヂボールでついつい
「村本さん怒ってくださいよ」
って
「メンバーから笑われてる気がする…」
って、ついに心の内をポロっと漏らしてしまったということなのだ。
それでやっぱり、言っちゃ悪いけど、佐藤妃星という子は、舐められてしまう要素を孕んでいるだろう。
そーゆー性格とか、方向性。内向的とか、おとなしめとかにより。
同期のあのー、たつまきとか、卒業済みの大和田のような喧しさ、パワフルさ、うるささは、佐藤妃星には無い、似つかわしくない。
だからいじめて良いとかいじってOKとか、そういうことにはならないが、そーゆー風当りというか扱いを受けるのは致し方ない。(これは別に陰湿ないじめ云々ではなくて、バラエティ的ノリの話だ)
そして、ここからが非常に重要で
こーゆー性格とか、方向性とか、属性、扱いされ方って、デビュー期のガチャ歯で不細工だった頃の指原とか、モーニング娘。の亀井絵里卒業前辺りまでの道重さゆみとか、芽を出し陽に当たった彼女たち2人と、そっくり同じなんだよね。
内に篭るからこその。
内に秘めたるからこそのその性格が成すこととはのその答え。
ボタンの掛け違いが綺麗にかかるとか、あるいはやる気スイッチさえ、佐藤の方で入るのなら、指原や道重のように、とんでもない化け方をする可能性を存分に秘めている可能性があるってことなんだよね、これはすごく大切なことでそして何よりも面白い。
指原も道重も、「お前みたいなもんが」って舐められた扱いで見下され小バカにされ、敬意がまるで払われていない雑な扱いを受けていた。2人だって存分に泣いたし、家では毎日泣いていた…
そこからの、指原は自分のために?、道重は今(当時)のモーニング娘。をどうにかしたいという熱い思いから、バラエティ(笑い)に活路を見出し、研究し、鍛錬を積んでやって魅せた。
しかし佐藤妃星は…
まだ、そうじゃない。
素質はあってもまだスタートしてないらしい…
これは、上の画像の「AKB48のお泊り」の、続きからの一場面。
おぎやはぎ大先生の言葉だ。
佐藤ってだけで笑っちゃうんだから(笑)
これって、なかなか凄いことだ。
例えば、「好かん」「虫の好かない奴」なんて言葉がある様に、そいつが何したってわけではないんだけど、ただもういるだけでなんか気に喰わない、腹立たしい、鬱陶しい、邪魔臭い、ムカツクみたいな、そーゆー属性を持つ人間がいる一方で、ちょっとしたやらかしやドジやミスをしても「OK!OK!」「大丈夫?」「ドンマイ!」って許されちゃう、許してしまう、人当たりの良いなんかコイツエエやっちゃなって、そんな属性のものがいる。
あるいは…
「オモロイやつって、オモロイオーラを発してるもんなんですよね」
「何するってワケでもないんだけど、もうなんかオモロイって」
佐藤妃星がもっと真剣にバラエティに考え取り組んで実践し積み上げて、指原や道重のように超有名人になっている佐藤妃星に期待したい。
誰が?
初期からしばらくしての指原や道重を見て頂点に君臨するビッグになろうと、誰が想像ついただろうか?
お前みたいなもんが!
って、散々いじめられていた涙で目をはらしてばかりいた指原や道重が、有名になった途端指原様~道重様~とひれ伏したように、妃星様~って同期やヲタらがひれ伏すときが来るかもしれない。
冠番組10も20も持って、今きーちゃんに卒業されるとAKBマジでヤバいからまだ卒業しないで!お願い!きぃぃぃぃちゃん!!。。。なんて…
そんな可能性を秘めているのが、内気で内向的でうじうじしている今観たら気色の悪いしょ~もないいち女子の、佐藤妃星なのだよ!