AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

AKB総選挙2018・91位!~やったねのえぴーおめでとう!絶対的不人気メンの反撃はここから始まる!!~

 

NGT48:山田野絵

【速報】20位

【結果】91位(15699票!)

あとがき一覧

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泣いた。

いや~良かった良かった。

たかが91位とか元圏外とか、そうじゃなくって立派な数字のついた順位を獲得したのだから素晴らしい。山田のくせに高望みなんて欠片もしていないからこそこの順位であっても心地良く喜びを共感できる。

この手のキャラクターってもんは弄ばれていらなくなったらポイって捨てられてしまうのが芸能界の常だけど、AKBというグループはそうはならないんだってところで彼女の才能と努力を評価し、彼女を笑顔にしそして感動の心地に浸らせてあげたヲタらナイス!

スピーチのはしゃぎからの、泣き顔(笑)SR内大爆笑。あんなもの誰でも笑うっちゅうねん。「山田野絵の最強の表現力」が炸裂してた。広大な内面世界にぎっしりと蓄え根付く豊かな感受性と涙もろい感動しいのめっちゃエエ子感。声やキャラと相まってこの手のメンツは過去に例を見ない気もするレアなアイドル。

ただスピーチ、長げェ。。。北原さんのくだりから先いらない。即興じゃねーんだからまとめとけよ山田のくせに。アレもコレもと欲張るんじゃないよ、山田のくせに。

ただ、SRインタビューで「誕生日が10月7日で、今回、107枚自分で買って投票したんですけど…92位との僅差の勝利は…」のくだり、それオモロイ!!後にテレビやなんやで披露するなら精度の高めと完成度が見ものです。「12月31日」のくだり、パクっちゃえ!

松井珠理奈???のハグ迎えはプロレス繋がりのテンション?

 

 

やっぱりなんだかんだ言ったところでみんなのえぴーのことが好きなんだよね。

なんだかんだ言っても。

「みんな大好きのえぴー」を正式に認定いたします。

 

SR内の柏木姐さん、山本彩、芸人たちの笑顔を観るだけでもよくわかる。

山田野絵の心の底から爆発させる笑顔と表現力に心乗っ取られ、みんな誰もがつられて笑顔になる。

頭で考えて、理解して笑うのではなくて無意識のレベルで自然と笑顔にさせられる彼女の魔法。

デビュー前後辺りの「食少女」で既に、兒玉姉さんにも語っていたね…あの日ののえびー 

自分で自分の、「そんな妙なところの魅力」に気付いて強みとしている点が、なんかすごいなぁと感心したものだ。 

あとは彼女のそれを、変に押し売りしないで、自然体から繰り出してくれると心地良いから、そこを勘違いしないでむしろ気にしないで、忘れて、彼女なりの全力感でただひたすらに打ち込んで取り組めばよい。

  

ところでのえぴー予想詳細を開票前に書いて語りたかったんだけど間に合わなかった…予想は99位。

なぜかって、とにかく数字をゲットしてくれ!!

という強い気持ち(笑)

それでいて99位とか100位とか、中途半端な順位よりも逆に目立つし目に付くしで、変に中途半端なくらいならそのギリギリのラインの方が彼女にとって良いと思ったから。

 

とにかくホント良かったね~とただそれだけだよ感想は。

山田野絵って生き物は、「自分なんて、自分なんて」ってへりくだって下に位置することはできてもそれは心の底からの本心ではなくてあくまでそういう風にしなきゃいけない言わなきゃいけない空気読みからの言葉であって実は無駄にプライドが高く傷つきやすい心を持つ。それでいて超単純な「アホ(それは心が豊かで超敏感な感受性の持ち主に向けたる誉め言葉だ!)」でもあるから、ランクインすることが彼女のテンションとパワーとやる気とエネルギーに、他のメンツらにはないくらい極端に力を得られる子だから、無念の圏外に終わるのと、91位とではけた違いに、のえぴーにとっては大きな意味を持った。

その91位という順位もそうだが、速報20位という撃ち込みも楽し気だった。

はたして20位が目立つかどうか…ビミョーーーと言われれば返す言葉も無いが、圏外に混じり込むよりも「速報20位!」であれば、山田野絵、なんじゃコイツ???で世間一般広く多くの人たちの目についただろうし、「山田野絵」というヘンテコ、ッと失礼、、、彼女のその名前だけでも見てもらえただろうし、そこからさらに検索へ流れ込んでの動画類…スベりまくりの駄作ばかりだがそれでも「こんなのがいるんだね」「オモロイやっちゃな」って、山田野絵を観て知ってもらう機会にもつながる可能性が開かれた。

山田野絵を速報入れ込んだ彼女のヲタらは本当に素晴らしい。ナイス戦略だ!

 

はたして山田野絵が速報の魅力に気付いているかどうかは不明だが、20位とはいえ、効果はあったのではなかろうか。

やっぱり自分もAKBをみるきっかけは総選挙だったし、そこでオリジナル、飛び抜けた存在、異質な存在はひと際目に付くものだ。

それが票に結び付くとか人気につながるとかファンになるかとかヲタ化するのかとか、そんなことはど~でもよくって、ショーウィンドウにまずは飾ってもらわなきゃ始まらない、見てもらえないわけで、速報20位はやっぱり大きな意味、効果があったと思うよ。

       この笑顔を見るだけで感動がこみ上げてくる…山田のくせに生意気な…

ところでネット上では面白いもので、彼女の速報から結果までの票数の伸びが少なくていろいろと言われているようだが、そこは問題ではない。

ド田舎の御籠り娘に巨大砲撃など来やしない。

 

山田野絵で大切なことは、彼女が気にすることは、彼女が真剣に思い悩むべきことは、これからの1年をどう過ごすのか?どんな活動をして魅せていくのか?

 

そこの一点のみにある。

 

91位という順位が彼女に特別な仕事を与えることはない、その票数が彼女の歌やダンスやしゃべりのスキルレベルを上げるわけでもない、ゲームじゃないんだからレベルアップにそんな数字は何の意味もない。

 

彼女がすべきは「魅せていくこと」を意識し続けて、そこへの意識、精進を失わないで活動していけるかどうか…

 

来年の総選挙でいい順位、さらに高い順位を取るための頑張りでは良くない。

 

最初に述べたように「変に計算高くやらないで、自然体からの繰り出しで良いのだよ。彼女なりの全力感でただひたすらに打ち込んで、情熱的に取り組めばよい。」

それが観る者の心を奮わし、自然とのえぴーの魅力に惹き付けられる魔法となるのだから。

 

間違ってもshowroomやれば順位上がるのか!

よし、のえもやろう!showroom頑張ろう!

って、それだけはホント勘弁してほしい…。。。

 

ほら見て見て?

のえ、頑張ってるでしょう?

偉いでしょう?

凄いでしょう?

ね?ね?ね?

毎日欠かさずやってるんだよ?

努力してるでしょう?

頑張ってるでしょう?

 

一歩間違えたらそっち路線に行きそうで怖くもある…

 

だってコイツ、バカなんだもん 汗

 

 

 

山田野絵の予想語りで書く予定だったこと。

 

にいがったフレンド最新辺りで山田野絵が出ていたんだけど、やっぱりいよいよ、厳しくなってきてるな~と感じてしまった。

精度があまりにも低すぎる。納豆も指も、なんでそんなんなのだ、と…。デビューしたてののえびーであれば可愛げと相まって面白くもなるだろうが、何年やって今それって、厳しい。

 

きつい…

 

視聴者は晒し者ショーが観たいのではない、いち芸たる面白味を感じたいのだ。

別に腹抱えて「あはははは」と笑えなくたっていい、面白味ってあっちこっちに潜んでいるものだ。

 

だから始めこそ、にいがったフレンド!のロッチ、ロッチいいなぁって思っていたけど、今思うとアイドルたちの何かしらのレベルアップという点で、きついと気付かされた。

 

ロッチを責めてもとんだとばっちりも甚だしい。。

『なんでオレらやねん!?』

って、それはそうなんだけどSKEには孤高の天才「吉村祟」がいる、NMBは言うに及ばず。HKTはまさかのTINGO。。STUにはイ申というバックが付きAKBは村本他たくさん。

それらにかかわらずAKBの今夜はお泊りでもわかるように、ただ単に「テレビに出れたーやったぁ♪」ではなくて、経験を積み見聞きし感じて知り、得ることを狙いとし、AKBのアイドル達はしてきているのだから、にいがったフレンド!のみで籠り篭った身内の遊びは、外へ向くとき、きつい。

なにかこう、精神やんでハゲ上がるくらいのプレッシャーを、にいがったフレンド!でアイドル達は抱きにくいんだよね。

巨大なプレッシャー無しに人は成長しないもので、ヲタらがアイドル達のやることなすこと「いいね!いいね!」「可愛いよ!」「面白いよ!」って褒めまわすのと同じように、ロッチまでもがそうなってしまっているのはいただけない。

かといってダメ出ししたって面白くなるわけでもないし、山田だって多分一生懸命なんだし、いじってあげなきゃだし、ムズカシイ…

 

そこでふと気づく…

 

「そーゆーことだったのか」

 

 

ダウンタウンなうに出演した欽ちゃんが語っていた有名な話。

コント55号結成当初、ボケとツッコミ(役)が逆だった。

まるで笑いが起きない。ウケない。しらけるステージ。

彼らは気付く。

 

『ボケと、ツッコミと、役が逆なんじゃないかな?』

 

さて逆にした途端、爆笑の嵐巻き起こるステージと化してついにはコント55号は名を挙げ世に出たということだ。

 

山田野絵にも同じことが言える。

 

そのとんでもなく際立った「キャラクター」のせいで、彼女自身が面白を発する側だと、ついつい思い込んでしまう。

それは自分もそう。

AKBINGO!での初見で観た時、なんじゃコイツwwwww

オモロイやっちゃな~、とんでもないバケモノが出てきたなぁ、なんて心奮えて感じ入ったものだ。

それはまさに、彼女から発される面白の抉りとキャラクターとの合致から来る楽し気な世界観に感動した証。

誰もがそうだ。

山田野絵(彼女そのもののそれ)が面白い!

 

でも、今となっては間違いだった…

 

ここでハロプロのくだりを持ち出してNGT48ヲタらには申し訳ないが元モーニング娘。新垣里沙がこの手の話で最高にわかりやすい材料となる。

新垣里沙はデビュー当時からしばらく4、5年ずっと、「ボケ、自ら笑いをもぎ取りに行く方」でやっていた。

 

しかしそれはそれは寒い寒い極寒世界を描き続けてスベりのガキさんなんてレッテルを張られたほどひどいありさまだった。

10周年記念隊のイベント「大喜利クイズバトル大会~!」では、笑点大喜利クイズの真似で、新垣里沙は回答席で後輩の久住小春が仕切りMCを務めたハロプロ10周年イベントがあった。

その時のガキさん、目も当てられない大惨敗、テレビ業界過去に例を見ないに大失態、まるで暗黙のいじめが行われているような、新垣里沙のダメさ加減がスーパー炸裂しちゃって全球凍結時代がリアルより先に到来しちゃった、みたいな、とんでもなくお寒い映像作品を残した過去がある。

 

モーニング娘。黄金期のメンバー、国民誰もが知っている「顔」がすべて卒業し、5期以降の「誰やねん」なメンバーたちが残されモー娘。暗黒期が到来したその時期に、新垣里沙はサブリーダーに就いた。

当時のメンバーはみんながみんなボケボケボケ、ボケ倒すボケメンバーで満たされていた。

それが、彼女の身に奇跡を起こした。

サブリーダーという立ち位置で新垣里沙は自然とツッコミ、仕切りの役割へと移行した。

これが、彼女の才能の開花とグループ貢献の偉大な一手となったのだ。

 

新垣里沙の本性は、ツッコミだったのだ。

 

欽ちゃんの例で言うと、彼らは3日目に気付き修正できたが、新垣里沙は5年6年とずっと「逆の役」を演じてスベり続けてきたことになる。

そしてやっとこさ彼女の身に合ったポジションに付いたことで、才能の開花と役割として多大に活躍できるようになった。

ドン底期の暗黒期の終焉期の虫けら期といじめられたあの時代のモーニング娘。を、プラチナ期と呼ばしめるまでに昇華させた立役者の一人となれた。

亀井絵里とのガキカメコンビは言うに及ばず、久住小春に対する「小春コントロール」も抜群で姉妹漫才を見ているかのようだと高評価を得た。

 

別に、アイドル達に、芸人のそれを当てはめているわけではない。

芸人さんの真似をしろとか、芸人になれとかではない。

 

人として、いち芸を披露する身として、テレビに出てしゃべるタレントさんとして、必要な能力、ポジション(役割)。

 

 

山田野絵にも同じことが言える。

 

これはずっと感じていたことだ。

 

あの時AKBINGO!で面白かったのは、何なのだろう?

 

なぜそれ以降からまるで面白くないのだろう?

 

W-1(女芸人ナンバーワン決定戦)の予選でみせたネタ。

新年最初の占い大会(AKBINGO!)近辺でのやり方。

ここ最近のにいがったフレンド!然り。

 

まるで面白くないその理由は簡単で「センスがない」から。

言葉の選び、間とタイミング、抑揚、声は素晴らしいとは思うが特に言葉のチョイスに難があるように思う。

 

 

天才りりぽんと比較してはのえぴーには酷だが、須藤凜々花のセンス抜群さと比較すれば一目瞭然、面白いってこーゆーこと、観る者を笑わせる、楽しませるってこーゆーことって、これができる人間がするべき役割、そのいい例となる。

  

ボケって天性のもので天性のモノってセンスに因るところのものでセンスって才能であって才能は有るか無しかのあるなしクイズでしかないからして、センスがない山田野絵をたどっていけば自然と「ボケ」ではないと気付かされる。

 

 

NGT48は今、2期生オーディションを終えいよいよ新メンバーとしてフレッシュな若手たちが入り込んでくるし、ドラフト3期生も入ってくる。

もはや可愛いチビっ子としてバシャバシャはしゃぎ遊べる立ち位置ではなくなる、1期生の山田野絵

HKTINGO!誕生からわかるように、このままNGT48は「にいがったフレンド!」だけで行くはずがない。

必ずいずれスタジオ型バラエティが彼女たちに与えられる。

 

そうなった時、今ままでのバシャバシャはしゃぎ散らかす痛々しいスベりキャラでなくて、ビシィィィ!!バシィィィ!っと場を掌握し仕切って突っ込み笑いを増幅させる立場の、今までにない姿、第2ののえぴー、のえぴー第二章を、来たるべき日に備え、始めて、出来るようになれば、フレッシュなパワー漲る若手たちに埋もれず、負けず、無下にされずに山田野絵の必要不可欠な立ち位置が確立されて称賛される存在となる。

↑ 何言ってるかよく分からないけど要は、今の笑いを発する立ち位置の山田野絵では、これ以上は何も伸びない、出てこない。

「センス」は天から与えられし能力であり持って生まれた才能であるからして、ある日突然手にいれることはない。

そこで勝負するよりもあの日のスベりのガキさんに思いを馳せ、やることなすことまるで面白くない周りに気を使わせ恥ずかしい思いをさせていた「どっちらけ~」でスベり倒していた新垣里沙の、仕切り、ツッコミに転身してからの彼女の神々しさたるや…チャラつく扱われて蔑まれていた雑魚キャラが「新垣さん!」「新垣先輩!」ってリスペクトされて頼りにされて。

 

NGT48には山田の仕切りが無きゃ成立しないよな

って、言って貰えるような存在。

山田にはそれが出来る、なぜなら、仕切り、MC、ツッコミとして唯一最も大切な愛情を、彼女はほかの誰よりも存分に「太陽のようにデッカい心」を持っているのだから…。

このまま痛々しいスベりキャラで押し込んでも、もう何も出てこない。 

センスがないと分かった今、彼女のそれに期待することなどもはや何もできない。

だからこそ…

いまこそ、91位獲得とのえぴー台頭、そして過去のスベりキャラを捨てて新たな山田野絵を見せる良き転換期ではないか?

 

しかしまぁ、ロッチが変にオモロイ!オモロイ!言ってもてはやすもんだから気を良くしちゃって次は「小指のモノマネ」「人差し指のモノマネ」なんて指モノマネのシリーズ化しちゃって指モノマネのパイオニ~アになるんじゃねーのかって、そーゆー寒いほう、寒い方へ向かってしまう心配が彼女にはある…

 

だってコイツ、バカなんだもん 汗

 

なんて蚊帳の外でごちゃごちゃ言ったとて…だ。

 

とてつもない緊張感と責任と、実践する恐怖を背負って生臭いガチの戦場で戦うアイドル達にとってはそんな簡単にできるようなことではない。ましてその戦場には真に逸材の才能持ちで溢れる芸能界という場なのだから、自分が何のとりえもないダメ人間に思えてしまうくらいのみじめさに思い詰めて心を幾度と折られ傷を負う下等な兵士、それが現代アイドル達なのだからして。

 

道重さゆみ嗣永桃子も、背水の陣に立たされて初めて開花への軌道に乗ったように、まだまだこれから明るい未来があるかのように思われる山田野絵がこれまで信じてやってきた「芸、やり方」を捨ててまで変わる必要があるのかなんて、考える余地もない。

それでまた山田野絵くらいの豊かな感情と賢さを持つ者は、感度が敏感だから「あ、こりゃ敵わん。」「はいはい、負け負け」って、プロレスみたいに体を張る系ならいくらでもできるけど知的な遊び(しゃべり、話芸)になるとスッと、引いてしまう気(け)があるから、やる気がないとかやる気をなくすではない「諦め、心折れ、引き際」を彼女は待っている、観る者からするとその切なさ、儚さ、虚しさがある。

それでまた彼女には偉大な姉がいて既に結婚してて(姉に)子供がいてってところからのえぴーは早熟女子でもあるから、ここで終わりにしよう!という見切りは相当早い決断となるだろう。 

山田の持つその儚さや虚しさは、「アイドル」山田野絵としては素晴らしく正解だから、自身にまとわりつく「お笑いキャラ」と自身が目指したい「アイドル像」との狭間でもがいているようにも思えて切なさが加速する。

 

ペディア見より。

将来の夢は、「誰もが応援したくなる、愛されるアイドルになりたい」

 

田舎の劇場でヲタらにチヤホヤされるだけの御籠り姫に止まり終わるのか?

誰もが応援したくなるその誰もがたくさんいる外の世界へ飛び出せるのか?

絶対的不人気メン山田野絵がここからどうなっていくのか、楽しみでもある。