村瀬紗英のトップ目とったんで!岩田華怜、山内鈴蘭登場(EP16)感想。。
元AKB48の岩田華怜がまさかこんな番組に出て来るなんて…
これでいいなら、これができるなら、りりぽんのトップ目とったんで時代に出て来てもらって須藤凜々花と絡んでしゃべくる場面を観てみたかったものだ。
今思えば須藤凜々花は(頭がとても良いのもあるだろうが)単に情報や知識を拾い集める「オタク」ではなくて洞察し考察し深くを読み取り見る「目のあるオタク気質」だったし、岩田華怜は岩田華怜で「実践型のオタク」だったから、(AKBマニアでもあった)須藤凜々花が岩田華怜をどう思っていたのか…2人の絡みはどう弾けるのか…妄想し出したらきりがないのでやってはいけない。。。
それはそうと岩田華怜。
相変わらず貫禄エグいなぁという風格とオーラ、なるほど、舞台や芝居の仕事でより高めているのかと尊敬の念を感じつつこの人があの段階でアイドルを卒業せずして残っていたとしたら…どうなっていただろうと考えてしまいもする。
岩田華怜が、というよりは彼女がいることでグループ自体がどうなっていたか…
ポスト秋元才加にいつも思いを馳せてしまいがちな自分は岩田華怜が惜しいところまでいったのではなかろうか…と。
美的面は言うに及ばず精神面でむしろ度胸、根性、勇気、やる気に優れ、なにより才(ざえ)を持ち合わせているから外でも遊べただろう…。
賢さに大きく欠いてただのど~しょ~もない馬鹿に成り下がってしまっていたのが残念でならないけど、どっちを取るかだよね…、いい意味で馬鹿だったし、悪い意味でも馬鹿だった。
観る者を楽しませるバカさ加減でもあり、先輩後輩同期年齢別にごちゃ混ぜにされる女子らの群れの中に放り込まれては、厳しい馬鹿さ加減でもあった。
須藤凜々花のように両方制してこそだとは思うけど。
ところで岩田華怜はAKBアイドル時代は恒例の総選挙では万年圏外だった。
それでも、彼女の才能に惚れ込んだホリプロからお声がかかったし、こうして今もなおヲタら恒例の「AKBの看板外したら何もできない無様www」になることもなく、映画、テレビ、舞台、芝居をやって魅せていけてる活動履歴が頼もしい。
一応、AKBを踏み台にして真の夢へ向かいなさい!と言う豚っと失礼、秋元Pの後出しじゃんけん的発想がAKBグループにはいち装置として備わっているそういう「テイがあるというテイ」でやってはいるけれど、そこじゃなくって「才能で勝ち取ればいいんだよ」って、岩田華怜がやって魅せてくれたことにもなる。
アイドルやってる彼女たち自身個々それぞれが、アイドル時代に重きを置いているのか?アイドルとして楽しんで活動しスポットライトを浴びて輝ければ良しとするのか?あるいはアイドル卒業後に重きを置いているのか?
総選挙で圏外だろうと、後の夢には関係ねぇ!というのを岩田華怜はやってのけた。
もちろん、彼女のAKB時代の活動が何の意味も無いということではなくって。それがあっての、それを経ての、舞台業であることに違いは無い。
ただ、真に勝ち取るには、総選挙の順位じゃなくて、ヲタらの声援じゃなくて、推し感ではなくって、「自分の腕で勝ち取るんだよ」っ…て。
いまだに何にも勝ち取れてないNMBヲタら、彼らのダメさ加減が随所で光る…
SKE48のまだまだ現役自称アイドル山内鈴蘭とかみてると、一番いい「熟女ポジションの在り方」にみえてくる…
一番気楽で一番おいしくて、一番楽しくて、ものすごい幸せそうな、凄い位置を獲得しているなぁと感動すら覚える…彼女の純粋なファンやヲタたちも楽しいだろう…
お金持ちのお嬢様という安心感、一応有名どころのAKBグループで自分はアイドルやっているという誇りと人生に味を加える面白味、それでいて他の熟女たちのように力入れてやってない、もはやいい意味でも悪い意味でも手を抜き力を抜いて好きなように活動しているその様は、多くのヲタらから批判もされるがそんなのまったく関係ねぇ!ってスタンスが確立している。
ホリプロに所属して好きなゴルフもできて、総選挙は圏外だけどこの圏外がまたいいよね、変なプレッシャー、ストレスから解放されていて気楽に参加できていいし、もともと30位くらいから毎年落ちて落ちて落ちていき今となっては圏外で、それってつまり病的なのとか頭のおかしい連中たちをふるいにかけて排除した結果で、今「鈴蘭のファンです!ヲタです!」っていう連中たちは勇士でしかないそんな者たちに囲まれている証でもあるからしてアイドル活動も楽しいだろう。
AKBを踏み台にした最たるお手本は、元SKE48の「秦佐和子」さんに誰しも異論はないだろう。
ああやってAKBを踏みつけて、ステップアップするんだよ!って。(SKE時代の活動ももちろん真面目にしっかり輝いていたしね。人気もあった。)
でー、才によるピックアップは岩田華怜が分かりやすい。
それで、アイドルグループにしがみついて熟女化してまで続けてるおばちゃんメンバーの「いち在り方」としては、山内鈴蘭がとても良い見本である。
変に無駄に「グループの未来」とか「後輩育成」とか、「自分の夢」とか、熱血漢となって身の程知らずにしゃしゃり出るんじゃなくて、山内鈴蘭のように自分の好きなように自分のワールドでやってる感じが実は一番いいんだよね。
事務所に入る入れないはそりゃあ各自の魅力や才能によるところもあるだろうけどそうではなくって、なにかこうSKE勢の先輩ってものはやたらと干渉したがる傾向が強いせいもあってか、余計に山内鈴蘭の「ゴースト感」がむしろ逆に煌びやかで羨ましくも見えてしまう。
逆にむしろ山内鈴蘭のような存在こそ、リーダーやキャプテンに相応しいのだが…そこに気付けるものはなかなかいないか…。
松本人志、島田紳助、明石家さんま、上岡龍太郎、つるべー他多くの大御所芸人、タレントたちが口々に述べることとして
「ワーキャー言われているうちは、本当の人気ではない。」
「ワーキャー言われなくなって、それでもテレビに出ているヤツが本物、本当の人気。成功者。」
めちゃめちゃ麻雀できる今が旬のSKE48大場美奈、ではなくて、麻雀はじめて1週間なんですぅ~♡とか言っちゃってる山内鈴蘭がこうして呼ばれてテレビに出ているのだから。
ど~せ汗水涙流して一生懸命やったとて、ゴチャゴチャ周りから言われて辛い目にあうのだから。
身の丈に合わない人気を得て無理するより、身の丈に合った程度でマイペースに仕事をする、まさに山内鈴蘭こそAKB界における「プロフェッショナルアイドル」と呼ぶにふさわしい。
AKBグループにいて長くやっていきたいと目論んでいる後輩たちは、「山内鈴蘭のこーゆー在り方」をあからさまに狙っていくのも良いかもしれない。
それでまた面白いことに、たま~にいるんだよね…
(鈴蘭ではないが)一見すると堕落してグループに貢献していない不用品、のように思われがちなゴースト化した先輩の名を挙げて
「○○先輩のようになりたいです!」
「○○先輩に憧れています!」
「○○先輩のようになるのが夢です!」
なんて(後輩、若手、ド新人メンバーが)言うと先輩メンバーたちは
「いやいやいや(笑)」
「あんなのは堕落したただの豚じゃないか!」
『あははははは(笑)』
「あんなのに憧れたらだめだよ(笑)」
「夢は大きく持とうよ!(笑)」
「え、でも、カッコよくないですか?」
「ああなっても必要とされてるっていうか…いてもいい、みたいな…」
「それ、遠回しにディスってるよね(笑)」
「ちがいますちがいます(笑)」
なんて場面が、稀にこぼれおちたりすると、(コイツ…新人のくせしてわかってるじゃないか…)なんて思わず心の中でニヤリとしてしまう。
(それでこれも鈴蘭とは関係ないが)ゴースト化していって、実はこっそり恋愛もしていて、バレたらバレたで「じゃあやめま~す」って卒業すればいいし、その頃にはファンやヲタも洗練されてるから何の問題も無い、そしてそのまま結婚してって流れれば言うこと無しだ。
そういう辿り方ってかなり今の現代の熟女化したおばちゃん女性アイドルにとって正解に近いカタチだろう。
結局彼女たちは「好き!」って言ってくれるファンやヲタに向いてればいいだけの話で、ネット上やTwitterでゴチャゴチャ言ってくる連中たちに「私の良さを理解してもらうため」「私の魅力で振り向かせるため」にやっているのではない、いわゆる「アンチ」や「病的連中」を説得して仲間に付けるために活動しているのではないからして。
山内鈴蘭に対して悔しくて嫉妬してしまう無様なオッサン連中はやめろ消えろと喚くがまるで関係ない山内鈴蘭の勝ち組感がたまらない。
それは指原莉乃や柏木由紀や…えーと、誰だっけ1期生の生き残りのとか。
鈴蘭語りが長くなってしまった。。。
最後にさえぴー。
この場面は3連続の収録における2回目(EP15にあたる)
芸人たちの言いたいことも分かるんだけどね~…
麻雀アイドルという戦場、ポジションが面白いわけである意味実はガラ空きでもあるワケで、早くその席に座っちゃいなよ!って、せかしたくなる気持ちもすごくよく分かる。
ブームになるとか確立するとか先の展開は分からないけど、流れが来ていてしかも席が空いているとなれば、芸人魂的には座りに行きたくもなるだろうから思わずさえぴーに「一番頑張るのは麻雀だろが!」と言ってしまう気持ちも分かる。
結局、目のない雑魚、みる目のない、先見の明の無さって、チューバーやなんやと既に「ブーム」「完成されてる」「みんなやってる」ってそーゆー所には容易に飛びつくんだけど、流れを読んで「ガラ空きの席」を狙い座りに行くことができない。(あるいは流れすら来ていない席とか)
ましてそれが10代の女子ともなればできるはずもない。
「さえぴー麻雀頑張らなくちゃダメ」
って言われた時の彼女の気持ちはわからないが、心の中で「うっさいハゲぇ!」なんて思っていたら面白い。
大切なことは、村瀬紗英の韓国企画での活躍ぶりといい、ファッションアプリからの女性層からの支持、人気といい。
そーゆー活躍ぶり、奮闘ぶり、挑んでいる情熱的活動を知ればこそ、芸人たちに言われて「うっさいハゲえェェ!!」って言っちゃっていいよ、ね…。
あれもこれもと何でもできるわけがないのだから、あれもこれもと手を出してグダグダになるよりも、麻雀なんて捨てでも今やっていて楽しい、ノッてるやりがいのある活動に情熱傾ければいいと、思ってしまう。
それで、だからこそ、なんだよね…
りりぽんが卒業して、でもトップ目とったんで!の番組は継続するとなって「二代目トーナメント開催」ってなった時、NMBヲタらは
「ゆーり(太田夢莉)ちゃんがいい」
とか
「○○ちゃんがいい」
とか、好き勝手喚いていたその中に
「麻雀なんて欠片もできないド素人でいい。個人の仕事をもっていない、麻雀に時間と情熱を費やせるメンバーがなるべきだ。」
と、とあるコメント欄で見かけたが、(コイツ…駄馬のくせしてわかってるじゃないか…)なんて思わず心の中でニヤリとしてしまった、ことがあった。
自分はそれで「堀詩音」が抜群に似合っているなぁと感じたものだが…村瀬紗英が優勝して勝ち取った。
これで面白いのが「麻雀が好きだから」とか「麻雀をやりたいから」ではなくて、「麻雀、一応できる、一応知ってるから」という理由で番組を得ている点。そして須藤凜々花が作り上げて積み上げた番組にただおんぶに抱っこな点。
根底に「麻雀愛」「麻雀好きな気持ち」がないから、タガが外れれば一気に崩れるだろう怖さを孕んでいる。
初代の須藤凜々花は、なかなか勝てないで、竹中Pや邪魔臭いヲタらに「あ~だこ~だ」と言われて落ち込み麻雀やりたくない気持ちになったことが何度かあったけど、それでも気持ち高めて番組に臨めていたのは「麻雀が好き」だったし、来てくれるゲストの方たちの絆、超間接的な声援などもあって、麻雀の腕前もさることながら、番組の魅力もどんどん高めていけていた。
麻雀しかやることなくて一途に頑張れる子が魅せる番組内容と
あれもこれもとやることがあって麻雀なんて五の次七の次の子の無様な姿と…
余計なお世話も甚だしいけど例えば番組が終わってしまえば「あ~ぁ、終わったか…りりかごめんな~」くらいで本人は済むだろうけどそこよりもむしろNMB48を襲うドラフト2期生の大量卒業の現実にみるように、5期だか6期だかドラフト3期生だかのゴミのように控えているカワイイ後輩ちゃんたちの後の悲劇を思えばこそ、「NMB48のトップ目とったんで!」というくだらない独自のコンテンツではない一般人にも観てもらえる「素敵な枠」を無くしてはいけないだろう。
「1年経って、アレ?」
なかなか痛い、そして鋭い言葉。
りりぽん時代の番組の在り方を知ればこそ、そしてその言葉を放った芸人大村は、りりぽんのトップ目とったんで!第一回目のゲストであり以降何度か出演している、りりぽんのトップ目とったんで!とりりぽんの麻雀に対する姿勢や番組に対する愛をやんわりではあるだろうが知っている者の指摘だったのだ。
冠被る村瀬紗英がしゃべりもできない、麻雀もざんない、今この番組に初代が来ても、なれ合いのひけらかしで散るだけで面白くもなんともならない。
それを竹中Pは分かっているから、まだりりぽんを呼ぶべき時ではないと理解しているから、今呼んだらせっかくのスペシャルな感じが台無しになると予感しているからこそ、楽し気なりりぽん砲を撃ち込むタイミングを、さえぴーの麻雀と番組に対する姿勢と愛とで見計らっている。