【NMB48】えーりん、通いかよ!?
8月20日、えーりん、卒業しましたね…。
ちっちゃいけど燦爛と輝くNMB48における癒しの星、えーりん。
自分みたいななんも知らない駄馬が語り散らして素晴らしき美しき彼女の偉業を汚してしまうのも申し訳ないんだけど安藤愛璃菜は本物だった。AKBグループの自称アイドル達の群れの中にいては珍しく本物のアイドルをやっていた数少ないメンバーだったね。
この人は本当にスゴイ…めちゃめちゃカッコいい
何がすごいって、愛知県在住で、難波に通いで劇場公演に全力で、しかもちゅぅぅぅぅぅがくせいっ!
なんじゃそりゃ…
カッコええわぁ…という感動だよね、彼女の物語を垣間見る時、熱い感動の涙なしには見ることなどできやしない。
何度かここでも述べたように、「コイツカッコいいなぁ…」という尊敬の念を抱かせられる素敵やん!エエやん!な感じ。
上から目線ではない。むしろこっちが彼女を見上げて「えーりんってすげェなぁ…」という感嘆なのだ。
それで何がカッコいいって、この子はドラフト2期生なんだよね。
どこのグループ&チーム(AKBSKENMBHKTNGT)に取られるかはわからないドラフト式。
けど、一応、自身の希望を述べて「○○48第一志望です!」とか言ってアピールすることは可能だ。
で、(当時小学生だった愛知在住の)安藤愛璃菜は、「NMB48が第一志望です!」と、アピールしていたんだよね…
なんじゃコイツ…
だから最初は何も知らないもんだから、愛知から通いで小学生が難波の劇場公演にって聞いて
「ドラフトでとったやつ、アホちゃうか?」
「何考えとんねんアホか!」
「少しは思考しろドアホが!」
なんて思ってしまったけど違うんだよ。。。
安藤愛璃菜自身が「NMB48に加入する」ことを希望していたんだよね…。
アホはお前じゃぁぁ!!
というカウンターを成したのが、小学生のえーりんこと安藤愛璃菜の情熱魂だったんだよ…これは確かにカッコいい。
彼女の素晴らしさをなるべく正確に伝えるためにもう少し丁寧に書いておくと
愛知県在住の当時小学生だった安藤愛璃菜は、ドラフト2期生としてNMB48のチームB2へ。
研究生として長らく活動し、去年の10月にやっと正規メンバー(チームM)に。
およそ3年間を愛知から通い続けて活動し、今夏(8月20日)同グループを卒業。
中学3年生の夏だった…。
加入当時から、ヲタらの各種サイト(NMB関連は総じてハロプロ的できれいで心地の良いサイトが多い)のコメント欄では、「通い」を心配する声が多数出ていて、これがまずは面白い(笑)
も~大阪のおっちゃんらが小中のちびっちゃい女の子を心配している様が、もはやアイドルとヲタ云々じゃないなんか別世界になっていてまずはそれが面白い。
自分も東京から新潟にNGTの劇場公演を観に行ったけど、そりゃあ徒歩数分とはわけが違っていくだけで相当な消耗があるし、二度と行くかボケぇぇ!!でこっちは済むけど、小中学生のアイドルえーりんは(実際どれ程かはわからないけど)ほぼノーミスに近いくらいに劇場公演に出まくっていて、二重三重に、ヲタらの評価が上がり、また感動的物語の側面をも生み出した。
だからヲタらのコメント欄に「交通費」を心配する声も多くあったね(笑)
NMB運営から出るわけないじゃん、ってそんなわけないじゃん…
って思うものの実際どうかは知りようも無いがコメント欄では「ケチな難波の運営が交通費なんて出すかいな」と決めつけてそーゆー方向でえーりんの活動を称賛している節が感じられた。あわせて経済的負担も心配していたね。
だからこの「あ~ら、お人形さんみたいに可愛らしい~」風体のちびっ子えーりんが一人で(お母さんの付き添いかどうかは知らないけど)新幹線待って、乗って、移動して、治安の悪い大阪の、難波の劇場に行ってって、している姿を思うだけでカッコいいと思ってしまう。
ま、ま、でもでも、こっちも小学生で夏休み田舎へ遊びに行くとき一人(妹連れて)で飛行機乗ってますから(`・∀・´)エッヘン!!
って、いやいやいや、えーりん女の子ですから~~~;;;;;
女の子と張り合ってど~するのよ。。。
そんな通いでありながら、しっかりと公演回数熟していて、これもまたすごいよね…
こっちは小中で、部活でも塾でも学校ですらなんでも結構、「だっりぃ~なぁ。。」っつってさぼってますから~~~。。。。
女の子に負けてる、このダサさね;;;
結局なんだって真面目に熱心に取り組むほうがいいんだよ。。
無様な自分と比較すればするほど、安藤愛璃菜のイケメ…ん?カッコよさが満ち満ちてえーりんエエわぁ、、、という感動が巻き起こる。
※別に他のNMBメンツらがさぼってるとか不真面目とか、そーゆーことではない。とゆーか他のメンツらとかここではどーでもいい。
歌やダンスの質(パフォーマンス力)とは何の関係も無い部分かもしれない、けどそれでいいと思った。
なぜ、現代のアイドル女子が下手くそでもいいのか?
彼女たちアイドルは、アーティスティックな楽曲(歌、音、歌詞)を表現するパフォーマー、ではないんだよね。
それら楽曲(歌詞やメロディ)を借りて使って、自身のキャラクターや世界観、表情、魅力、物語を描くことが彼女たちの業である。
あーあ音痴wwwダンス下手くそwww握手売れてねーwww人気ねーwww誰それ知らねーwww
傍から見ればそーでしかないだろうけど、彼女たちにとってはど~でもいいことなんだよね。
自分を好意的に見てくれるファンやオタクらに対してその音楽や歌詞やメロディを使って自分自身を表現して世界観を描いたり物語を紡いだりして、魅せることが出来ていればいい。
楽曲(作品)の魅力ご紹介コーナーではないのだ。
「自分!」「あたし!」ってところ。
少なくとも現場(公演)に足を運ぶ人たちは、そこを見ている。そーゆー見方をしている。
もし彼らがアーティスティックな楽曲(歌、音、歌詞)を表現する上手なパフォーマー、上手さ、完成品を観たいのであればマイケルのようにホログラムアイドルでも待ってすがればいい。
でもそうじゃなくて彼らが観ている、観たいのは、彼女たち個々自身の描きなんだよね。音楽やダンスのそれそのものを楽しんでいるのではない。
あの日あの時、愛知県在住の小学生の女の子が「NMB48」に加入することを熱望し、見事選ばれて加入した。それから彼女は色々経て通いで日々劇場公演に出てそれなりの数を熟してって、そーゆーことをしている安藤愛璃菜が、今この目の前にいるんだ!あのえーりんなんだ!(いい意味で捉えて)会いに行けるアイドルの面白味なんじゃないかなぁ~と思わせられる。
そりゃあねぇ…小学生の女の子に「いいね!いいね!えーりん可愛いよ!いいよいいよ!」って、とり憑くおっさん連中の気持ち悪さは否定することはできない…。
傍から見れば人身売買された幼女の裸踊りに集る気色の悪い大阪のオッサンたちの趣味世界でしかない…がしかし、やはりそうはならない。
そうやって偏見的に彼女を除外して無下にするのではなくて、いいものはいいでいいんだからそれでいいじゃないか!
ってことを、自分の考え方を改めさせれられた安藤愛璃菜の存在と魅力。
実際彼女は真面目に熱心に取り組んでいたし、めちゃめちゃ賢いし、心も豊かだし、はっきり言って隙がない完成度。
はいはい幼女オチね、ポル〇オチね、雑魚キャラね、圏外女ね~って、言えば言うほどこっちがただただアホ丸出しの無能の駄馬に成り下がる。
アホはお前じゃぁぁぁ!!
のカウンターを小中の女の子から受けるしか術が無い。
人として優れていてなおかつ活動も一生懸命やっているのだから、「素晴らしいね!」でいいじゃない!
ついでに可愛いんだから「可愛いよ!」って言ってもいいじゃない!
安藤愛璃菜の名場面であり代表作でもある。
はっきり言って、長らく研究生だったこともあってそこまで映像作品への出は多くはない。ポイント、ポイントはおさえてはいるものの。
それでもだからこそ、無駄にたくさん出ている無表情で適当にこなしている駄馬たちよりも、
安藤愛璃菜!という魅力が大爆発したこの場面の衝撃度は計り知れない。
ちゅゅゅゅゅがくせいだからね…
こんなんされたらたまらんわ。。
イッテQのイモトでもなんでもそうだけど、心、魂、情熱、芯にぎっしりと詰まっている女子、女性のバラエティ番組ほど面白いものは無い。
アイドルだから面白いのではなくて、幼女だから面白いのではなくて、そこなんだよね。
そしてもう一度言えばそれは上から目線で「オモロイ、オモロイwww」ではなくて、下から見上げて「うわぁぁぁぁ素晴らしいなぁぁ」という感動的面白味なんだよね。
まあこれもきっとNMBヲタら恒例のNMB48の誇り高き独自のコンテンツ様様なんだろうけど、内ではなくて外へ向けて発信できれば彼女たちの魅力や努力ももう少し花開いて楽し気になるだろうに…。
それでちょっと面白かったのが、彼女の最後のブログが
「また会う日まで、ばいばい」
で終わっていて、それを以って、上の画像のその番組での発言「ゴルフ出来るようになる!」を真に受けて、「えーりんはプロゴルファーになって芸能界に戻ってくるんだ!」なんて言っちゃってるのがいて、「え?そうなの?」ってまた真に受けたのがいたりして、もうボケがなんなのか、そもそもがボケなのかどうかくっちゃくちゃして、面白い。
えーりんの卒業はヲタらにとっては切なく悲しく寂しいものだから、正気の沙汰でいられなくなって「ささいなこと」が復帰、また会えると繋げて考えてしまう、ヲタらあるあるだ。しかもそれを「ゴルフ」のくだりって…このアホさ加減が面白かったりもする。
それでまたそのアホたちは、もしもえーりんがSKE48に再加入して復帰したらなんと言うのだろう…?
述べたように、全力で熱心に、完成度が高く命の炎燃やしてやっていた子だからこそ。
彼女を悪くいう者などいない、言うことなどできやしない、悪く言われる筋合いも無い。
ただひたすらにアイドル活動に全力で情熱注ぎ込んでいた安藤愛璃菜は、3年という時間を以ってアイドルを卒業したのだ。
まだまだやれる!
まだまだこれから!
その上り調子の上向きの今、自らでピリオドを打って去る心意気。
美しいままで、キレイな姿で、アイドルのまま、アイドルの像を残したままで去ることの良さ。
ファンやヲタらの心にぽっかり穴をあける、卒業。
いなくなる存在。
もう、会えない存在。
いつまでもダラダラダラダラパートのおばちゃん化してしがみついて遊ぶのではなくて、転職に失敗してドラクエやってガンダム作ってうどんで縄跳びしちっゃたりアニメオタ活してるような無様な生き様ではなくて、今しかやれないことに一点集中して全力で活動していたえーりんは、間違いなく本物のアイドルであったと断言できる。
彼女を本物のアイドルと呼ばずして、あと誰がアイドルとなれよう?
彼女を本物のアイドルとして認めなければ、あともう全部が自称オチにしかならない。
忘れてならないことは、もう疲れたとか、飽きたとか、嫌になったとか、まして人気が出なかったからとか、挫けたとか、そーゆー理由で卒業したのではない。
彼女がずっと前から決めていたこと。
そう長くは活動できないことを分っていたから。
中学3年の夏まで頑張ろうと決めていたから。
だからこそ抜かりなく、隙無く高い完成度で頑張り続けられたのだ。
朝?夕?5時?マジ?
途切れることのない彼女のshowroom配信ショーだって頑張れた。
ゴールをちゃんと見据えていたんだよね。
秋ごろ?始まるNMBのツアーに、せめて最後、それくらい出たらいいじゃない?
普通の感覚だよ、それは。まして頑張ったえーりんなんだし、出なよって。
運営だってバカじゃない悪者じゃない、えーりん最後出たらどう?って。
でも彼女は、出ないんだよね。8月20日に、卒業したんだよ。