AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

NGT48のにいがったフレンド!のロッチ・コカドケンタロウの番組愛を垣間見る

 

今でこそにいがったフレンド!もだいぶ埋もれてしまいましたがかつては「にいがったフレンド!視聴率7%超えた!」「がたフレ視聴率絶好調だぜ~!」なんて大賑わいな時期もあった。

プロデューサー一覧に名を連ねる「工藤浩之」はウッチャンナンチャンのブレーンの一人でもある(あった?)工藤ちゃんだ。

AKBshowにもウッチャンのいとこの内村ナンチャラが関わっていたりとテレビの世界も広いようで狭くもある…

なぜアイドル達がどんなバラエティ番組でも疎かにせず手を抜かずに常に全力で挑まなければならないのかって、どこで誰が観ているかわからない世界なのだから、ひょんなことからピックアップされて抜け出る可能性を秘めている楽しさがある。

 

がたフレ!の話をすれば今もなお地域密着型の新潟県と、NGT48及びAKBグループの中では指原莉乃に次いで大活躍中の中井りか姫様の出身地「富山県」でのみのオンエアらしい…。

これに関してwikiより。

同系列局は北日本放送チューリップテレビ)だが、他系列である同局で開始された理由は不明。

 

まさに、中井りかの大躍進を買ってぜひうちで!というピックアップがあったのだ。

病的ヲタらがどんなに中井やめろ、中井やめてしまえ!と喚いても、最もグループに貢献しているのは中井りか姫様様であることを肝に銘じなければならない。

彼女が本当にいなくなってしまえば、NGT48はただの田舎臭い土着的アイドルグループに成り下がるだけでしかない。

りか姫様様様様が花の都東京で孤軍奮闘してくれているからこそ、NGTの宣伝と、もう少し煌びやかなアイドルのイメージを一般人たちに印象付けてくれているのだ。

りか姫様なくして8%に届くと思うなよ…と。

 

自分の手中に収めてペット化しておければそれで良いという思考のヲタらにとっては、外へ向かなくても別にいいしぃ~、とするだろうが大切なことはアイドル達の視点であって、それでいては彼女たち自身に夢がないよね…やりがいも無ければやる気も起らない。

劇場で踊ってオッサンらの手を握って、そしてはい卒業~~~って、何がオモロイねん?

外へ出る可能性、ひらけた世界へ飛び出せる可能性、洗脳されたヲタらではない一般のイケメンたちに見つけてもらえる希望、愛でられる夢が無ければ10代の女の子がアイドル業なんてやってられない。

それでしかも面白いのが「あたしなんて、弱虫だし。。。しゃべれないし、外に出たいとも思わないし。。劇場居心地良いし、、、、このままでいいし。。。」っていじいじしている御籠り系はやっぱりなるようになっていくし、「出たい出たい出たい出たいんじゃぁぁあああ!!!」という情熱燃やして精進する子はやっぱりしっかりと大なり小なり出る「チャンス場面」に巡り合えるものだ。

ウンナンのブレーンに限らずどこで誰が観ているかわからない。

そしてピックアップされたときそれは「視聴率が取れる!」からお声が掛かったのではなく、「この子を使ってみたい!」「この子がいたら何が起こるだろう?」「この子がいたら面白くなる!」という期待一点であるからして、こんな〇ソ田舎限定オンエアの汗臭いヲタらしか観てないようなク〇番組で頑張っても意味ないしやってらんないよね~…なんてアイドル達が思い詰めて無下にしてはいけないだろう。

清司麗菜でも菅原りこでも、山田野絵でも、いつか何かで弾けるチャンスが巡ってくるとき、にいがったフレンド!で積んだ経験や笑顔や、人と人との心のつながりが無駄になることは決して無い。

 

いらん話で長引いてしまったけれど、これもまたEP81の総選挙4位様の荻野由佳様が登場した回の場面。

ロッチのコカドケンタロウの記憶の引き出しが神懸っている件。。。

 

「おもちゃの はた」の回なんて1年近く前の出来事だし、加えて「ぬ~れっと」「(卒業直前に出た)大滝」「あゆたろうのお小遣い」とかそーゆーワードがしっかり出て来てる、これがほんとに恐ろしい…。

 

なんかあったよな~

 

ではないんだよね。

なんとな~くの大まかな記憶ではなくて。

しっかりと、広く大きく捉えて記憶している。

これは凄い…

別にこの回の「おもちゃの はた」だけではないからね?

実際は違うんだけど気弱なヲタらのすがり要素「ど~せ台本だろwww」路線で考えた時、この回の「おもちゃの はた」に関してみると、今日はこの道を行って、途中、おもちゃんのはたに寄ります、過去回で行ったことのある、…で、…こうこうこうで、大滝卒業、とか情報得ていて、か~ら~の~…。

でもやっぱりそうではない。

コカドの「えっと~あんなことあったよな、こんなことあった場所だよな」って、過去回へのリンク感が(オンエアされている中では)ノーミス、完全なるノーミスで進行繰り広げているMC役のコカドケンタロウなのだ。

 

え?そんなんあったっけ?

え?なにそれ知らなーい

 

ってことがないんだよね。

常にどんな時も過去の回の話や、あるいはばったり出会った道行く人から過去の回についての場面抜き出しがあった時、「はいはいはい、あれな」って、しっかり話についていけるコカドの、にいがったフレンド!愛が垣間見れる。

こうなってくると逆に観てみたいものだ…コカドが「え?そんなことあったっけ?」って、躓く瞬間を。

 

先に述べたように「ばったり道行く人と出会った時に、『にいがったフレンド!観てくれてますか~?』って、聞いておいて、『こうこうこんな回観ました!』って言われて、『え?なにそれ?そんなことあった?』とは、出来ない…」

間違いなく彼は(中岡も含めて)オンエア1回は必ず観ているだろうけど、1回以上何度かこすって観てないと成せる業とも思えないが…ネット上ではコカド消えた!なんて言われていても彼は暇人ではないからね。。。

本当に単純にコカドの記憶の引き出しが壮大がゆえにいつなんどきでも引き出せるのか…

どちらにせよ…である。

どちらにせよ、コカドがしっかり隙無く言葉のキャッチボールに躓くことなく過去回を網羅してしゃべれている点に変わりはないのだから、こーゆー姿勢、感覚、魅せ方は、観ている方も心地良いものだ。

NMBの話になってしまうが2期生の三田麻央は(すでに卒業した)ドラフト1期生の後輩須藤凜々花が好きだと公言していた。

その理由に、「りりかは読書しまくっていて賢いやんか。おしゃべりしていて『え?なにそれ?どーゆー意味ですか?』みたいな、トークのキャッチボールで躓くことがないからしゃべっていてすっごい楽やから好っきやねん。」

と、述べていたけど「まおきゅんわかるわぁ~~~わかるよわかるよその気持ち。。。」と同調したものも多くいただろう…

須藤関係なしに、ことアイドルのバラエティやトークで繰り出される「過去にこんなこと(回)あったよね。」「過去にあったこんなこと(回)の話」をする時「え?なにそれ?」「知らな~い」でくちゃくちゃする感じが、本当に多くある。

貴様らグループの冠番組やろが…

思わずネット上に書き込んでやろうかとざわつく心…

 

上段の冗談はさておき、しっかり網羅し尽くして仕切りが出来ているロッチのコカドに好感度は爆上げだ!

実際、最初に述べた「にいがったフレンド!視聴率良いぜワイワイ♪」のお祭り騒ぎの当時、それとは別にロッチの、コカドを褒め称えるコメントが数多くあった。その中にしっかりと、「過去回をちゃんと覚えているコカドに好印象」と述べるコメントも多くあった。

「オンエアちゃんと観てくれてるんだな」「オンエアちゃんとチェックしてるんだな」「いいヤツだなコカド」「にいがったフレンド!愛を感じるぜコカド!」「NGT愛を感じるぜ中岡!」

そこから転じて「ロッチも好きになった!

ハゲやらキモから好かれても困るだろwwwww

なんて思いもしたが、まあ、まぁ、彼らは芸人だからそれはそれで良しか…

 

ほらほら?ちょうどいい場面がこの回でもあるではないか…

 

おぎゆか可愛いなぁ…

 

ではない。

これは台本どうこうでできるような類ではない。

杏樹の田植えなんてまさに1年以上前の回で、佐藤杏樹と山口真帆と8月に卒業した宮島亜弥の3人で田植えして「米フレンド!」を作った回のことだ。

まるで昨日のことのように淀みのないきれいな流れで

「だって杏樹、(米作り)はもう番組でしたもんなぁ?」

「杏樹、田植えしたよな」

コカドの過去回網羅感の爆発シーンだ。

スゴイね…

ヲタ化してスーパーヘビーローテーションで観てんじゃねーの?

って思いたくなるくらい、隙無く覚えているコカドの過去回引き出し力。

 

 もう一点、コカドケンタロウの良さ

これは4月5月頃のとある回。

ロッチ中岡が「コカド君はNGT48よりも、乃木坂46秋元真夏さん推しだからね(笑)」

と暴露して、ギター侍あゆたろうが泣いてしまった場面。

こんなので泣いてしまうから病的ヲタらがいちいちわざわざ「推し変したからな~」なんて言いに来るのであって、隣の清司と高倉ちゃんを見習わなければならない…「へ~そうなんだぁ」なんて純真無垢な目でパフェぱくついて「コカドの推しとかど~でもエエわぁwww」な雰囲気がなんとも頼もしい。幼くしてこの貫禄!

おっぱい大好きコカド君なんだから、そりゃあNGTよりも乃木坂好きに決まってんじゃん。。。

そこですかさず

「スギッチとMC変わってもらってもいいですか?」

って言えるようになると、面白く出来る。

 

ギター侍はどうでもいいけどコカドの良さってこれだよね…

おっぱい大好きな点ではない。

ロッチ中岡は「がた姐(西潟姐さん)推し」アピールしているがそのたびに

「いやいや中岡さん、共演してるんだから推しとか偏ったらアカンやろ…」

なんて突っ込んでいた。

AKBINGO!のかつてのMCバッドボーイズもそうだった。

あれほど長く大勢のアイドル達と共演していながらにして、欠片も興味を持っていなくてあくまで「仕事仲間」の関係性でしかなかった。結びのイチバン!の孤高の天才吉村崇もそう。

お前らみたいなガキんちょアイドル興味ないわ!

ってスタンス貫く姿勢。

ロッチ中岡の推しの遊び面白いし、吉村の相方徳井は松井珠理奈ガチ恋ヲタでもある。

別に好きにしたらいいんだけどコンビ揃って推してくると、ちょっと引く…。

NGT48が大好きだよ!観てるよ!興味あるよ!いいね!いっぱい押してるよ!

よりも、「乃木坂の秋元真夏さん」ってそっちへ行ってるコカドが素晴らしい。

 

変にベチャベチャ馴れ合っていないコカドのポジショニングが映え出る。

中岡まで別なところへ行ってしまうとNGTのアイドル達としては「なんやねんコイツら…」になってそれはそれで楽しくないし腹も立とう、だからゆえに抜群のバランス保つロッチとNGT48の距離感と絆が楽し気だ。

 

それでこれでコカドがいつか角ちゃん小熊ちゃん辺りが写真集出したときにいいね!連打していたら

「出た出たコカドwww

「乃木坂デコイに使ったサイテー野郎」

としてしっかり焼いてから干してやればいい。

 

 

野球の話も書く気でいたけど長くなるのでまた今度。。