AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【神志那結衣(こうじなゆい)】AKB総選挙2018 ~なぜ現代アイドルにおいて、美人はウケが悪いのか?~

HKT48:神志那結衣

【速報】

【結果】105位 (12952票) 

あとがき一覧 

 

2018総選挙、圏外だったメンバーに目を向けるコーナー第六弾はHKT48の神志那結衣さんで~す。

やらかしびびあんでも、と思ったけどせっかくなのでずっと気になっていたHKT48に2、3人はいることで知られる超絶美人のメンバーさんの1人を。

 

HKT48に関してはホントなんも知らないので特に何ってことも無いんだけれど前々からそのグループには常軌を逸した超絶絶世の美人がいるということだけは知っていて、たとえばAKBINGO!で出て来たこともあったし、岩田華怜がいた頃の回でベニを塗りたくってアクリル板だかに絵を描く、なんて企画にも出ていたりハート口移しコーナーにも出ていた気がする…苦情があったのかメンバーたちからクレーム付いたのか、何なのか一回こっきりで見事に終わった伝説の企画に出ていたり…あるいはさしきた合戦然り、お泊りっ!にもいた。その姿自体は目には入っていても止まらないしキャラとして薄いから心には刺さらないから覚えないしいつまでたっても「HKTにいるとされる美人の人」という認識でのみ名前すら知らないままだった。そうそう、名前はなんかややこしい、漢字の羅列感だというのも相まって憶えない!覚えようとしない!知る気が無い。。

 

それでやっと、調べて、「神志那結衣(こうじなゆい)」2期生、まだまだ若い!綺麗なお姉さんとしては今が旬!

基本的にはイマドキは何でも芸名だと思っているのでなんかすごい名前だなぁ~とアニメとかゲームの世界へ行っちゃってる系なネーム感がなるほどなるほど、難しくて覚えられないじゃなくてこのインパクトは一度見れば覚える!だったのかと今さらながらに気付かされるのです。名前に神が付くとか夜神月以来の奇跡体験だ…。

 

これはもう美人だよね…

 

これを美人と呼ばずしてあと誰が美人になれよう?

 

これが美人になれないのなら、山田野絵なんて何になれよう?

 

肥溜めに落ちた野豚にでもなれようか?

 

美人でいて、声もまた少女漫画のアニメのヒロインみたいな「いい声」持ってるし、神は何物与えとんねん?

ズッリぃ~よーぉ。。って思わず「ミキ!?」って言いそうになるそのいい声はトークでも映えるし、美人にありがちないちいちいちいち表情が豊かだから毎秒その美しい顔の多彩な魅力すら堪能できる。

あまりに美しいもんだからパシャパシャパシャパシャ撮りまくっていたら100枚越えてしまって自分でもドン引きして4枚に収めましたガーン

もはやいつでもキモじーな結衣ヲタになれる。

言い訳するとすれば今まで長らく泥人形みたいなどこのグループとは言わないが汚れ汚れたまがい物アイドルを観すぎていたせいでもある。その反動で美しいものに飢えていたのだ!

どのカットも美しい。

目の半開き顔ですら美しい。

意地悪して載せてやろうかと思ったけど、美しい。。

ブレブレの残像画ですら美しい。

これは絶対に美人でしょう…と。

一番下の画像の表情なんてまさに

「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは、だぁ~れ?」

「じーなさんです」

「あぁ♡…私ってなんて美しいのでしょう♡」

の、うっとり顔まさにそれ。

ってゆーかやってんな(笑)

コイツやってんぞオイ。。。

 

それでこの人の(総選挙の結果として)は

圏外、圏外、46位、53位、84位、105位。

46位は第7回目にあたりSKE勢のおばちゃんたちがぶわぁっと上位に入り込んだ伝説的な回でもある。

この時の46位ってまさに3年で結果を出さないと…の勝利者の証であってちゃんときっちり3回目(3年目)で46位に入り込んで素晴らしき展開だったのにね…。汲むべき流れ、あるべき方向に向けていたのになぜここまで落ちることとなったのだろう、この点が不思議でもあり面白くもあり、興味深い。

AKB的総選挙において、可愛い・美人が高い順位になかなか入らない説!

そこから上に上がることが出来なかったパターンとしては非常に興味深い美的面に飛び抜けて優れている逸材美人。

とあるくだり」もザッと観たけどそれが総選挙のランクインと関係あるとは思えない。

これがAKB48の選抜であの日の入山杏奈と並んで入り込んでいれば、Mステでもなんでも歌番組でも「おおっ!?」なんて一般視聴者の目を引くことは容易だっただろう間違いない。

でも、そうはならない。

 

 

注意したい大切なこと、常に言えるのは「あくまで総選挙の結果」についてでしかないということだ。

 

「票の集めの戦い」なのだから、顔の良さだけでは限界があることを伝えてくれる。示してくれる。

逆に顔の良し悪しなんてまるで関係ないことも教えてくれる。明かしてくれる。

観る者、ファン、ヲタの目と心を引き付けるには活動で描く多彩な動きを以って自身の物語を紡ぎ出すことが大事。AKBグループというものに少しでもいいから触れてみれば容易に気付ける身近なあったかいテーマ。

しかしかといって彼女の場合「豆腐プロレス」は違うでしょう?この人のこの顔でプロレスは違う…「ほらみて?ファンの皆さん見てみて?ゆい、こんなに汗水流して頑張ってるのよ!さあ見てぇぇ~!」違う興奮があるかもしれないけどやっぱり違う。ちょっと違うんじゃなくて大きく違う。もちろん彼女もハナから「プロレスてwww」って距離の置き方だろう。

だからここが「自己プロデュースによる魅せ」になってくるのだろう。

なにかこう自分のキャラクターとバチィィィっとぶつかり熱くなれる観る者の心を奪い火をつけ熱くさせられる何か(豆腐プロレスで言えば山田野絵とか)が、彼女(じーな)の場合は何もないままふわっふわっフワッフワ活動していると(やらかしびびん然り)、あくまで総選挙的には上がらないというのはいろいろと証明されている典型的なパターンでもある。

特に今年は指原票がまき散らかされてHKT勢のそうそうたるメンバーのランクイン祭りにおいてその中でその美的面でありながらにして105位だったという点は、彼女の欠けたる活動力がよく表れていたと言っても過言ではない。(彼女にとって、105位が凄いとか、良かったとか、一応ギリギリのところだったとかは、それはもう彼女のプライドの問題だろう)

不真面目とか、態度悪いとか、そーゆー「マイナス面」による引き算じゃなくて、自己プロデュースで魅せていく「あくなきプラスチャレンジ」が、彼女からは見えてこなかったよね。それでいてなにかこう悲壮感と常に隣合わせセットにある「汗臭い」「泥臭い」「地道」「地味」「韓国企画」そーゆー系統が似合わないもんだから、じゃあ馬鹿の一つ覚え部屋に籠って女子力女子力!見栄え見栄え!で攻めていっても「あぁ、キレイですね」「美しいですね~」だけで終わってしまうし票にはなかなかつながらない。

チーム8の大西桃香さんに関して、秋元Pが「彼女は自力で道を切り開いてのし上がったね。」(と、たぶん称賛を意味して)述べていたような、「努力」「地道」「頑張る」「地味」を、神志那結衣はなかなかできない。似合わない。

 

それはそれとしてこの人で個人的に感動できたことが、「性格良し」「笑いの空気感あり」なところ。

美貌枠、美人担当勢たちはそろって「美人が美人であるための美人であるがゆえのそれ相応の性格」あるべき「心の姿」であったけれど、この人にはトゲがない。

神志那結衣の美しさにはトゲが無いんだよね。

女子目線で見たらやっぱり「なんか嫌な感じぃ~」に取られるのかもしれない?

自分の周りには小学生来からの外人ハーフ美男・美女軍団にまみれているからこの手の美系美人を見慣れているせいもあるかもしれない…。ボブサップみたいなディフェンシブタックルがいたりしかしめちゃくちゃエエヤツで陽気で優しいやつで、あるいは日本女子の大好物イケメンハーフ「ザ・甘いマスク」の少年BOYがいたり(だからこれでめちゃめちゃ面白かったのが小学生なんだけどこのイケメンBOYとしゃべる時のクラスの女子の様子が「ハフハフ♡」しちゃってるオンナが顔出す頬赤らめてワキャワキャはしゃいじゃってる感が、小学生女子のレベルで見れたのは面白かったね~。声とか全然違うじゃん、、、みたいな。日本男児は総じて野良犬か貴様らコラ!?。。。みたいな。)とか、神志那結衣的スーパー美女もいてスカウトされたとかで全部断って普通に学校通って普通に勉強して普通に生活して「真面目かっ!」ってツッコミ入れたくなる知的美人もいるし、ブリトニーみたいな「なんじゃコイツ…」ってエロっエロな同い年とは思えない大人セクシーな子もいたし。違う違う、そのブリトニーじゃなくって。。なんであれこの手の美系美人に関しては実は見抜く目が鈍り鈍って向いてないかもしれない…ハーフ系とかその辺の日本色に染まり日本をこよなく愛する外人さん的美系美人に対して何でもかんでも「エエヤツ」に思えてしまう自分がいる。

 

でもだから逆に、ザ・日本の面良しさんちの女の子のピシピシパリな空気感には敏感かもしれない。

だからこそ、不思議と神志那結衣には美人でありがちな「お高くとまってる」「高飛車な」感じがまるでない。

面白さやユーモアやあっかな愛情とか笑いとか楽し気な空気感とか「陽気さ」とか「明るさ」とか「ひょうきんさ」とか、自分の周りにいる外人軍団と同じ空気感を超ロングな傍観者でありながらにして神志那結衣を観ていてそう感じる。

 

凄く印象的な場面がここ。

EP10が無いだと…神志那結衣の「チューの話」が書きたかったのだが…

(女子目線は分からないが…)彼女の性格が穏やかでとげとげしくないから当たられても傷がつかない。

周りの女子メンバーたちの空気のピリつき感が、違う。

入山杏奈ばかり持ち出しても申し訳ないからじゃあ例えばこれもまた間違いなく美人・美少女の類ら大和田南那でも加藤玲奈でも他何でも美人美少女たちの典型的な空気のピリつきが、神志那結衣からは感じられない。「指揮官指原」指導のもと手にした「やり方」「演じ方」「お笑いの理解」「芸能界を生き抜く術」ともまた違う。根本的に心底から彼女が発する性格、気の良さ、人柄の良さから来るものなのだ。

ダダダタっと素早くしゃべくる時の明るい雰囲気、視線、目の動き、声の抑揚やトーン高まりがきちんとあって強弱緩急をつけて表現力が豊かでもある。声色に高低の差があればあるほど聞く者は絵を想起させやすい絵がひとりでに動き出して楽しませてくれる。神志那結衣のトゲのない美的面と、明るい声と、明るい性格とトゲのない人柄の良さで、「これで…総選挙的に人気出ないのかなぁ…」と不思議でもある。

これで普通に美人であるべき性格の悪い嫌な女に馬鹿みたいにわかりやすく映し出されていれば「だろうね~」で済むけれど。

そうではなくてその逆だからこそ不思議で面白くもある。その一方で中井りか的な悪女風女子が案外ヲタら推し感は強いものでエエ子ちゃんはなかなか台頭出来ないでエエ子のままで散っていくのもまたAKBグループアイドル達の特徴でもあるからしてそことは合致しているのかもしれない。

これを以って「神志那結衣、なぜ人気ない?」を探ることでHKT48を観るきっかけ、触れるための入り口にすることも面白いかもしれない。

 

「世界の美女ランキングに入らなくちゃいけないんですよ、あたし」

 

「指原ぁ~?何言っちゃってんの指原~?なんなのちょっとぉ?」

「あ、すみません(笑)今こーゆー感じのも育成中でして(笑)」

「あぁ、そうなのね」

 

ここすごく好きなんだよね~神志那結衣の良さがふんだんに出ている名場面である。

神志那結衣で面白いのは「世界の美女ランキングに入らなくちゃいけないんです」

これが自身のアイディアなのかネタなのか、指揮官指原の指導なのか、メンバーみんなで創り出した創作なのかはわからないけれど、このパターンはまた面白い。ひねりが加えられていていいね。

MCや共演者やらは困るだろうけど…観てる側としては「オモロイ!オモロイ!」楽しめる。

笑いをこよなく愛し深く理解するTM少年BOYがいたことでより面白く出来た。本来、真にカワイイ子、キレイな子、美人が「あたし、一番可愛いんですよ~」「世界一の美人なんですよー」って、言ってはいけないんだよね。「そうですねはい」「その通りですねはい」で終わってしまうしあっちこっち傷つけて気を悪くする場面にもなる。言ったその子にとってもマイナスにしかならない。

 

ただ…しかしなんだろうね…

 

大和田南那やーなんやが言って「あっそ、へ~」ってなりそうなところ、この人はな~んか面白空気が感じられるんだよね…こーゆーのをだからめちゃイケや―ヘイヘイやーとんねるずとかなんかあの辺と絡んでいじってもらえる番組に出れていれば、「どうなのだろう?」が容易く答えとしてこぼれ落ちるのに、まったく。。

 

とりあえず一つ、確実に言えることは…

 

神志那結衣を観た後に、SKEとか観ると劣化現象がエゲつな、、、っと、失礼!