AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

【NGT48】にいがったフレンド!3年目突入記念~菅原りこのふるさと聖龍町編!~コカドケンタロウの魅力も大爆発だ!!

菅原りこのケガが心配でならない今日この頃…3、4か月ってなかなかに。

 

それはそうとにいがったフレンド!がついに3年目突入ということで今まで行くことをしなかった菅原りこの出身地新潟県聖龍町編がついに展開されたのでその感想を。

やはりこれを観て強く感じたことは菅原りこ、マジすげェ。。

と。

小熊倫実と菅原りこはNGT48アイドルとして宝物のように大事に大切に育て上げる必要があるとは何度か語ってきた。

菅原りこ、4thシングルで唯一総選挙圏外メンバーでありながらにして選ばれたのは誰もが納得できる存在感。中井りかがあーゆー形でピックアップされてテレビに多く出る機会を得ているが、菅原りこのキャラクターも負けてはいない輝きが分かる。

たった20分あるかないかのしがない田舎バラエティの番組内からも彼女の魅力がふんだんに溢れていたので次回後編を待たずに感想を書いてしまえるのもまた嬉しい。恒例画像割と多めでお送りしていける。

 

そうそう、埼玉3人娘後編(EP102、103)はまあ見事に、山口真帆の件などまるで関係なしに面白くなかったね。。

これはどういうことかって、佐藤杏樹と山田野絵と荻野由佳のおぎゆかいじり回(EP80、81)に関して、あれはあれで面白いけどおぎゆかいじりを抜いたら別段面白くも無いと述べたまさにその抜いた状態を披露されては山田野絵清司麗菜、はては荻野由佳も苦戦強いられて駄作回にまんまと成り下がってしまった。

山口真帆の件にぶつかりながらもそんなニュースを吹き飛ばす明るく楽しい回…にはならない。

吹き飛ばして明るく楽し気をやってのけたのが天才アイドル菅原りこだった。

 

野豚と獅子と、スーパーアイドル菅原りことで何が違うというのだろう?

芸人用語で云うなら「神が降りる」なんて言うような展開を尽く繰り出し披露するのが天才と呼ばれる所以菅原りこの魅力と強さ。

意識して意図して狙ってふざけておちゃらけておどけて笑かしにかかるのとは違い、もう素の素のままで笑いの神が降りてきて笑いを届けてくれる。

こーゆータイプは絶対的に強いんだよね。

かつてはジャージを裏表逆に着ていたとか、…うん、、、、探せば山とあるりったんの笑神様場面。。

出川哲郎山崎邦正のようにりったんに笑いの神は降りるのか!?検証企画をやればそれはそれは面白くなる…こーなったとき、にいがったフレンド!一本はきついよね~。。。

AKBや乃木坂のように、いろいろ幅を利かせて一個人にスポットライト当てて遊べるバラエティ番組がもう一つ欲しいものだ。

 

それはそれとして上の画像の何が何なのだってところで菅原りこの笑い、面白味って常に大抵優しくて温もりがあって明るいんだよね。

「みかん味かもしれない」

で店員さんが

「ルレクチエですね。」

ではないところ。

店員さんまでもがつられて

「みかん…」

と。

 

その後のこれとかも。

たとえば狩野英孝とか一発屋と呼ばれる芸人勢に見られる傾向で、こちら側が悪意を以って観ているわけではないしかし彼らの言うことやること大抵「どっちらけ~」とか「しらける」とか笑えないお寒い芸になるタイプがいる。観ているこっちや共演者たちが悪意をもっているわけではない彼らの言いたいことやりたいことの理解もできるだがしかし「なんだかなぁ~…」って変な空気になるタイプ。

 

その逆で。

なにってこともないのにちょっとしたことですら笑いを巻き起こすタイプがいるものだ。

菅原りこは芸人ではないがそーゆータイプでとにかく明るい笑いを随所に細かいタッチで振りまいて披露してくれる。

無理からふざけて笑いを取るとかおちゃらけてとかおどけてではない、何ってことも無いやり方、言葉、これが素直に心地良く彼女の性格と合わせて明るい楽し気に映る。

たとえばこのポップ作りで長谷川玲奈が「たいない」利用で上手いこと言ったと推してくると店員さんは「あ~はいはいはいはい」というしらけた空気にさせちゃった。そーじゃないんだよ。

こーゆー強引さではない、押し付けてこない菅原りこの引き芸はあの日のモーニング娘。亀井絵里とも似ているし今を時めく国民的アイドルグループ乃木坂46の写真集絶賛バカ売れ中の生田絵梨花様とも似ている。

もうなんかそっち(菅原)の方で勝手に自爆して黒焦げになって髪の毛わっさ~なってて「なにしてんねん自分www」って、そーゆー面白味なんだよね。

ドッカーン!ドッカーン!

随所で爆発してまっ黒焦げのりったんということだ。

アイツいっつも焦げてんな~…みたいな。

MC、共演者としてそんな黒焦げのヤツを放っておくはずが無かろう?

そうそうこの感じ、2期生の渡邉歩咲も同じオーラと傾向を持っていたね。

もーとにかくいちいちいちいち何でもかんでも笑いになって明るく弾けて表現されるタイプ。

あんまりいうと怒られそうだけど清司は暗いんだよね…彼女は暗い。彼女は器用に芸を披露してオモロイ!って魅せ付けるタイプで、さああなたの出番ですよさあどうぞ、はいっ!ってキューが出てようやく出来る子なので、菅原りこのようにもう勝手に爆発してわちゃわちゃわちゃわちゃと楽し気を振りまくタイプと比較すると清司麗菜は弱く見える。

 

なんで急に清司を持ち出したかって、にいがったフレンド!2年を過ぎて最多出演が21回の清司麗菜で次いで二番目が17回の菅原りこだ。

清司は炸裂すると絶妙に面白いんだけど、しないと暗いんだよね…性格とかそーじゃなくて、バラエティ番組の出演者として暗いオーラが発せられてしまう。それはもう前の埼玉回を観れば一目瞭然で、キューが出ないと暗さキープで手も足も出ない。

対して菅原りこはもう何をするともなく場を掌握し共演者(あるいは観る者)の心を引き付けて面白さを産み出せる。

アイドルはバラエティやテレビを最も大切にすべきと何度も語って来た、まさに菅原りこのこういった魅力は公演のMCやもちろん歌やダンス、あるいは握手会では映り出ない魅力、キャラクターだからしていかにアイドル女子たちにとってバラエティ(メディア)が大切かがよく分かる。

これまで2年間通して菅原りこが出演した回はどれも総じて「明るい雰囲気」を醸し出してくれている魔法が感じられるのは偶然そういった回になったのではなくて菅原りこという良き魅力的なキャラクターがいたからこそ。

そんな彼女が多分復帰までの3、4か月間出てこないという「欠き」は痛い。

中井りか、荻野由佳にはない「天性」の魅力を持ってる子ってなかなかいない選ばれし者だけ。

 

こーゆーユーモアの披露、機転がアイドル側で出来るようになると素晴らしいんだよね。

これができるのは指揮官タイプであって佐藤杏樹なんかはやってくれそうな雰囲気はありそうだ…。

中井りかは…う~ん…。

 

 

話変わって、ロッチコカドの名場面が炸裂したのでそれも書いておこう。

3年目突入にしてロッチ的感動的名場面ベスト1位になるくらい、涙があふれるほどに素晴らしいシーンを披露してくれたコカドケンタロウだ。

乃木坂が大好き!なんて言っちゃって一時期はヲタらから嫌われもしたコカドだが、なにはともあれにいがったフレンド!にロッチたちがいてくれてよかったなぁ~と思わせられた一場面。

やるじゃないかケンタロー!

 

臭いものにフタでは良くはない。

こーゆーことをネタにしていじられてナンボ。

アイドル女子ってものはいじわるな質問されたりいじりをされたりするものでそれはもう宿命みたいなものなんだよね。アイドル女子たちは常に「危機的状況回避能力」を試される。

メンタルの強さももちろんそうだが上手く綺麗に華麗にかわいらしく愛らしく回避してこそだ。

その練習…と言っては語弊があるしそんなたいそうなもんでもないが「残念だったね~」のお慰め会ではなくて安定のスルーではなくてあえて持ち出して「NGTぜんぜんアカンかったやんなんやねんなにしてんねん」って笑いを以っていじりいじられることは大切なこと。

 

それに乃木坂大好きコカドくんだって嫌味で言いたいのではなく…

これが芸人さんの頼もしさだ。

山口真帆の件で荒れに荒れたNGT48において、今のところたぶん唯一のバラエティ冠番組「にいがったフレンド!」とロッチたちの果たすべき役割は、あの日のやらかし峯岸みなみが、めちゃイケでハゲヅラで面白可笑しくすることでやらかしを笑いに変えて邪悪なイメージを薄めたように、にいがったフレンド!とロッチたちによって笑いに変換して楽し気、明るさ、愛らしさを存分に醸し出して邪悪なイメージを吹き飛ばす必要があるとわかる。

もちろん、その件に直接触れるんじゃなくて、そんなアホなやり方じゃなくて、ロッチと愉快なアイドル達として、菅原りこがそうしたように、メンバーたちが面白可笑しく明るく楽し気にやって笑いに変えていけるかどうか。

その手助けとして、ロッチたちの手腕を信じるに足るとコカドの魅力が大爆発した瞬間を観れた。