【豆腐プロレス感想文3】殻を破ったモーモー川本の渾身の猛りを魅よ!
第6試合 ヨコヤマジャパン vs 工事現場ナンタラ
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各種サイトでの豆腐プロレスのまとめ率は、異様に低い!
試合内容についてよりもむしろ、横山のドームでやりたい発言や、豆腐プロレス不要か否かのアンケートとか、そんなところでだけ盛り上がってあっという間に過ぎ去った。
とはいえ、各種(各グループ)のまとめサイトでは活躍したメンバーをピックアップして賞賛型でわちゃわちゃと感想を述べあっていた。
その中でも群を抜いてボイス山田の評価がエグい…いい意味で。
ユンボの精神継ぎとか魂の戦いとか、技術云々ではないド根性魂、日本人の大好きな要素をふんだんに爆発させたことで観る者を魅了した。
さあボイス山田の戦いぶりを存分に振り返っていこう!
モーモー川本…この人だったのか。。。
須藤凜々花と同じドラフトの子という覚え方で知りとんでもない美少女が一人いるのはAKBINGO!で幾度も観てきた。バラエティ重視で顔なんてどうだっていいんだよ!って姿勢で常に観ている自分だけど、やっぱり美しいものは美しいし可愛いものは可愛いものだから目を魅かれる…だから岩田華怜、岡田奈々、大和田南那同様にこの人も「なんつー美少女だ…」と目にとまる。
平安時代で言うところの「にほひ香る美しさ」 だ!
そんな話はど~でもいいんだけど要は、「こんな美少女が…」なところ。
前大会で総じてシャークやヤバクネやモーモーが出たチーム戦は、誰々が良かったね!って1人2人が褒められていたのではなくて、総じてみんなが素晴らしかったってことで高評価を得ていた。
その中のメンツで興行試合はこれで2回目のモーモー、この試合にマッチされたってことはやっぱりシャークやなんや同様にきちんと作り手からも評価されていたんだねってことで嬉しくもある。
それでこの子はたしか「ネ申テレビ」のトーク苦手な内気なヤツらだけでロケしてみよう企画!の一人でいたんじゃなかったかなぁ…
しゃべれない、前に出れない、恥ずかしがり屋?自分を出して前へ前へ出てくる西野未姫や山田野絵とか、そーゆータイプとは真逆で表舞台なのに猫被って物静かな女の子。金魚のフンで後ろにくっついてくるタイプ。
なんだけどー…
このリングの上での彼女はもはやそんな姿を微塵も感じさせない、闘魂感凄まじいオーラが漲っていたね。
だからなるほどなるほど…
極端な話、ホントに極端な話、気弱で軟弱な(男の)子が、カラテや柔道を習って、精神を鍛えて心強くなってって、そのくだりとちょっと被って見えた。
これもネ申テレビでベトナムだかタイで軍隊の特殊部隊訓練にも参加してた気がする…美少女ゆえに記憶に残っているものだ。。
それはあくまで企画でやらされてるところが多大だけど豆腐プロレスはまさに「やりたいです!」って挙手して己で鍛え込んで挫けず辿り着いた者が生き残り、このリングの上に立つ。
自分でやるしかない。
出来なければ己のせい。
恥をかくのも己のせい。
誰のせいにもできない、誰にやらされているわけでもない、誰のためとかではなくて自分自身でただひたすらにやり切るしかないのだ。
モーモーは(リアルに実際どうかは知らんけど)今までテレビで晒してきた内気で前に出れない金魚のフンの如き気弱な性格を打ち破って、堂々たる姿と魂を以ってリングに上がり戦ったということになる。
めちゃめちゃエエやん(笑)猛り具合も抜群だ!
なんだろう…この謎の面白み、心高鳴るワクワクゾクゾクする感動は…
彼女のファンでもなければほぼ何も知らない、知っているのは「おとなし気な美少女」だけ。
その彼女が、こんな戦いを繰り広げていることに衝撃を受けての感動なのだろうか…
声も出てる。素晴らしき雄叫び。
全力でぶつかりにいくからこそ出る魂の猛りだ。
バトンかとみなのくだりで述べた「彼女に足りないモノ」
肉体的なぶつかり合いが、ガラス細工の天女には見れなかった。
バトンかとみなは、モーモー川本をお手本としてモーモーの心の内や臨み方を憑依して、練習に励んで自身のスタイルを高めていくと良いかもしれない。
美少女だってやればできるんだ!って…
猛りのアクセル踏みこんでよ、猫かぶりを振り切るスピードで!って…
あるいは工事現場でバイトでもして松村姐さんにもんでもらうのも良いだろう。
アイドルの太ももちゃうでアレ(笑)
いいね!👍👍👍👍👍👍👍👍
…あの~女芸人ナンバーワン決定戦の「THE W」にAKBINGO!の企画でSKE48の後輩ふくしが出るっていうんで熱血指導してたあの姐さんだ。
すごくいい。こーゆー人(先輩)が女の子集団のいちグループにいるってすごく素敵で素晴らしいことだと思う。モーニング娘。初期に中澤裕子がいるかいないかでグループの完成度が大きく変わっていた、それと全く同じ。
それでふと気づく…
そうか…自分は「秋元才加のようなリーダーシップのある男前のエエキャラって全然出てこないよなぁ~…秋元才加は唯一無二の逸材だったなぁ~…」と、秋元才加のようなリーダーにふさわしい逸材メンバーの不在を常に寂しく思っていたけれど、なるほど…SKE48的にはこの人がずっといたのか!
どんな些細なことでも、あるいは他人から非難されているようなことでも、一生懸命努力して練り込みエネルギーを注いで鍛え込む、それを指導できる先輩と、それに喰らい付いていける後輩。
どちらも熱い…そんなアイドル。
イモトアヤコのような熱っつい魂持った連中にまみれているのがSKE48の魅力であって、だからこそAKBグループの中で最も素晴らしい情熱的な劇場公演を披露することで有名なのかもしれない。
だからこの姐さんもSKEなんだよ。。
ペチンッ!って、すごい音が鳴り響く…
美少女の顔面グー殴りするなんて…かとみなにやったら許さない…
遠慮しないで来いやぁぁってのが伝わるから遠慮しないでいける、そのかわりこっちも手加減しねーぞウラァァってのを心で伝えているからガチで当たりにいく…
工事現場はそーゆー熱血漢なところが魅力でありその熱血魂が練習の時点で相手の闘争心や戦意高揚にもなって、モーモーがより輝き魅力を爆発させたということだ。
熱い人たちと共にやることで、自ずと引っ張られて高みに上がる現象…プロレスに限ったことではない。一般人のレベルでも学生レベルでも経験できる心高ぶる現象だ。
ここまでくるともはや第一試合が霞んでしまったが、あの連中たちも工事現場と松村姐さんと絡む機会でもあれば、得るものもあるだろう。
ディーヴァとジャンボリーが技という見栄えで魅せたのに対して、この試合は熱血魂で魅せ付けられたプロレス試合となった。
あ…
山田の感想…
つづく?