AKB総選挙2018・93位!~あの日のクソガキ辻希美を彷彿とさせる!?SKE水野愛理がついに牙をむく!~
SKE48:水野愛理
【速報】47位!!
【結果】93位(15618票!)
この子を知った時、それはそれは驚いたものだ…
いそうでいなかった
いてもいいはずなのにいなかった
いなきゃおかしい、だがしかしいなかった
太陽があって当たり前のと同じが如くにいなければおかしいしかしいなかった
みんな誰もがあるべき髪が、無い!?のと同じ感覚
そう…
水野愛理、いそうでいなかったニュータイプのオリジナル通称「AKB界の辻希美」
すでに卒業した元AKB48の西野未姫や、大島涼花とは明らかに違うksgk(気色の悪いガキガキくんの略)
あの日の辻希美を彷彿とさせるksgkを醸し出している、AKBにいそうでいなかった完全オリジナルな逸材だ。
いじける、拗ねる、ふてくされる、すぐ泣く、すぐ怒る、わがまま、バカ、アホ、間抜け
悪口ではない。
あの日の辻希美の特徴だ。
その辻の特徴と照らし合わせてみるに水野愛理はピッタり見事に当てはまって辻化する。
この手のキャラの図り方の一つに、所謂「SM理論」を利用してはいけない。
辻ちゃんもこの水野愛理もMではない。
それではなくて、ほっぺたちねっていじめたくなる稚虐心駆られるか否か?を利用すると良い。
すぐ泣くしうるさいしわがままでバカでアホだからいじめたくなるんだけど、それはSとMの関係からくる「いじり」ではなくて、「このガキ…コラぁ…」から来る攻めだ。そしてMではないと述べたように、やられて引く(M化)のではなく、しっかりと反撃してくる「強さ」というものを持っている。
別に、自分が水野愛理のほっぺたちねりたいわけではない。
あの日の辻希美と合致する条件の提示だ。
今あの日のハロモニを振り返って観ると、そこには水野愛理がいるではないか!?
もうどっちがどっちかわからないよ;w;
なんなんだよもう…
双子なのか生まれ変わりなのか…
もしかすると辻ちゃんが「水野愛理」というキャラクターを演じているのかもしれない?
あの日の辻ちゃんの唯一の心残りは、大親友であり戦友でもあり最高の相棒(パートナー)であった加護亜依とのアイドル活動があんな形で終わってしまったこと…。
そうか…
それで「水野愛理」の愛に、あいぼんの「アイ」を託したというのか…
…
そんなワケないじゃん?
って思うじゃん?
どっちがどっちなのか…水野愛理が左のksgkでもいいし、右のでもいい…
笑ってしまうくらいにソックリで楽し気な世界、あの日の辻希美ワールドを描き出しているのが、SKE48ドラフト2期生の水野愛理という女の子なのだ。
そーいえばあの日の辻ちゃんもよく「う~ん」って言っていたものだ…
もちろん残念ながらあの日の辻希美は、飛ぶ鳥を落とす勢いの「国民的」と呼ばれて世界規模で知名度と人気を得ていた「あの日のモーニング娘。」にいたksgkだから、今いる水野愛理よりもはるかにそのテンション、はしゃぎっぷり、ksgk感、破壊的なパワー、暴れん坊嬢様のその様は凄まじかったのは言うまでもないだろう。
逆に言えば、モーニング娘。そこまでたいしたものでなければ、あの日の辻希美も今の水野愛理程度に落ち着いていただろう。
声の抑揚、発し、間とタイミング、言葉遣い、ワードセンス、言葉の後ろに隠される隠してるつもりなんだけどおバカだからまるわかりな「お子様感」とか。
飛びつく発想、すぐ顔に出る負の表情、周り(先輩、後輩)に気を使わせるやり方とか。
それでいて、愛される愛嬌たっぷりな性格とキラキラしい笑顔。
水野と辻が似てるからだから何なのだ?
と…?
最初に述べたように水野愛理の魅力はだからまずは「今のところのAKB界における唯一無二のオリジナルキャラ」であるという点。
辻希美みたいな女子が好きとか、魅かれてしまうタイプのオッサン連中あるいはヲタらは「水野愛理でしか」出会うことができないことになる。
さらには今までAKBに興味のなかった人たちや、オタクらを、このオリジナリティを以って引き寄せる新規獲得の力を秘めていることにもなる。
さらに大切なことはバラエティ的な活躍だろう。
ホントにここ最近、むすびからゼロポジから、やたらと出演する機会が多く、かなりチャンスを得ているメンバーの一人である。
身内の冠テレビ出演 = 暇なメンツがよく呼ばれる
と、思われがちだが(そーゆー面も確かに正解だが)そんなことはど~でもよくって、テレビに出れていることが何よりも大切なのは言うまでもない。
だからこの水野愛理の辻希美を彷彿とさせるエネルギッシュでわがままで泣き虫で腹立たしい喧しさとほっぺたちねりたくなるような稚虐心醸し出してる感じとか、どんどんテレビで描いていくべきだろう。
先輩が気を使ってしまうこの感じとか、絶妙に素晴らしい。
嫌いな人は絶対嫌いで、虫の好かんにあたるまさにそれ。
でもそれでいい。
水野愛理はまゆゆや…え~と…出てこない、ナンタラあつこさんのように、広く多くの人たちから愛されるアイドルではない。
いや違う。
「広く愛されようと、媚びいることをしてはならない」
「我が道を行くことでそれが自然と広く多くの人たちから愛されてしまう」
そうなっていけると良い。
自分が「水野愛理、コイツ…やるな」と、感銘を受けた場面。
開票前のゼロポジ生討論の場面。
「水野を速報に入れてあげたい」という強い思いを、握手会で多くのファンの方たちから言われた。
そして見事に速報47位にランクインした!
ここで、ありがとうとか、嬉しいとか、速報入れてくれてナイスヲタ!ってそこを言うんじゃなくって
「いい順位(高い順位)に入りたい気持ちはあるんですけど、ファンの人たちが速報に入れるところで力尽きてるんですよ(笑)」
「エゴサーチとかしてると、私は速報までで、今年はあまりいい順位にはなれない気がする(笑)」
力尽きたあたしのヲタwwwwwwwww
いいねいいね!
この感じ。
笑わせてくれるね。
「ファンの皆さんのおかげで」
とか
「ファンの方たちが頑張ってくれるから」
とか、もうそーゆーのは聞き飽きた見飽きた面白くもなんともない定型的なコメントでしかない。
そんなセリフは手握りの現場で勝手にやってればいい、大切なことはテレビなのだから、オタクらに媚びてる無様なアイドルとして映るのではなくて、面白可笑しくバカやって楽し気であるべきなのだ。
それでこれは言うまでも無く、彼女のファンやヲタってものは水野愛理のこの感じが好きで推しているのだから、変に大人びて媚び始めてはならない。
このままで突っ走って我が道を独走してほしい…
のだが…
困ったことに、SKEという世界が彼女の個性を奪いに来る。
同じくゼロポジ生討論より。
「公演のたびに騒いでるのがこの子たちなんですよね。」
「私たち先輩勢が、それ毎回注意するの?って思いながらも一応、年配者として言うところは言ってきてるんですけど」
「もう少しSKEとして自覚をもって、しっかりやってほしい。」
「周りを気付かってちゃんとしてほしい…」
芸事的な才能、能力、そして個性よりも、そこ…
SKE48の最大にして最悪の弱点、それが「単一化」「無個性」だ。
何か大きなテーマから逸脱している者を排除し、あるいは矯正しようとする暗黙の力が働き、プレッシャーとなり、個性が枯れる。個性が活かされない。みんな同じ。どいつもこいつも皆同じ。
「周りを気付かって…」
ってそれはお前らおばちゃん軍団だけのことだろが…と。
じゃあお前らおばちゃん軍団が加入当時のガキガキくんの時分に、どんだけ物静かにやっていたのだ?
…と。
態度が悪くて正規メンバーなのに降格した間抜けもいたではないか…
その間抜けは今どうなった?
若かりしテンションやパワフルな活力を、抑え込んではいけない。
そのテンションやパワーをおばちゃんの方向に合わせてはいけない、力加減をおばちゃんに合わせてはいけない。
おばちゃん軍団がストレスを感じて髪が抜け落ちるくらいに、若さというパワーで圧力をむしろ逆に与えてやるくらい、はしゃぎ散らかさなければならない。
反発するための口うるさいおばちゃんであれば問題はないが、有無を言わさず力で抑え込んではいけない。
それでまた周りも周りで馬鹿だから、「ホントそうですよね。。」「バードさんの言う通りですよね。。。」って泣いて、納得して、反省して、前ならえをみんなでしちゃうもんだから手に負えない。
情に訴えてはいけない。
母と娘の親子喧嘩の様であれ。
先輩は味方でも仲間でもない、敵なんだと知れ。
そうやって後輩たちが暴れまわっても大丈夫。
なぜなら彼女たちの心にはちゃんと「他人を思いやる優しさ、美しさ、敬愛」が備わっているのだから。
それを信じて先輩は、後輩の敵になることが必要なのだ。
敵対関係に持ち込め。好かれ慕われてどうする、嫌われろ。
それがまるでてきていない、後輩が育たない、逸材が開花しない理由。
真に新しいものは生まれない。出てこない。
みんな同じ顔触れ。同じパターン、同じやり方。見飽きた世界、退屈な日々。
SKE問わず総じてAKBグループのアイドルが欠く弱点なのかもしれない。
あの日の辻希美には、親友であり戦友でもあり良き相棒でもあった加護亜依がいたから、2人だったから喧しい先輩や大人たちに対抗できた。
そしてそのテンションが才能の成長促進剤となり開花を早めて早期に爆発した。
あの日の辻・加護は15歳前後のただのガキだ。
それでもあれほど素晴らしいパフォーマンスを披露できたのは、爆発するテンションを高め続けることができたからに他ならない。
しかし水野愛理は…
一人ぼっちで辻型をやるのは大変かもしれない。
その性格やテンションを抑え込まれる危機が幾度となく来るだろう。
そこで利巧になって大人になって、細々とつまらない存在に集束していくだけの小モノに成り下がるのか?
負けじと彼女の持つ魅力的な「最強の個性」を爆発させて演じ続けることができるのか?
水野愛理の今後の展開と彼女が描き魅せてくれる世界観が、とても楽しみである。