AKB48×ハロプロ 現代アイドル読解学

今をときめくアイドル達の輝きとそれらを取り巻くヲタらの生態を研究・観察していきま~す。

CHICA#TETSU路線はメンバーカラー争奪戦にあり?

グループ名についていう者などまるでいなくなった今日この頃のBEYOOOOONDS。

「ONLY YOU」オーディションも終わり、アンジュルムに大ワープしちゃってはいろもの集団BEYOOOOONDSのメンツらが哀れこの上ない。

この悲壮感を吹き飛ばすためにもやってほしかった「メンバーカラー争奪バトル大会~🎵」

対決ゲームバトルを展開して各自好きなカラーを勝ち取りに行く戦い。

いやいや、カラーはスタッフ(事務所)が提示した色の中から選ぶことにしよう。女子が大好きなピンクはもちろん黄土色や茶色、黒、灰色、カメムシ色なんてのも混ざっている。勝負に勝てずに負ければ負けるほど「ハズれ色」が残る。茶色やカメムシに収まったメンバーは涙を流して途方に暮れる、表現力豊かに一喜一憂する、そーゆー模様を動画で撮って面白可笑しく作り込んで「BEYOOOOONDSチャンネル」は恒例のYOUTUBEでもいいし、逆にあえてvimeoにしてみてもいい。バラエティ動画をあげていけ。これらの動画は短く作り込んで長々してはいけないからして「完全版!」としてDVDでまたヲタらに売りつける。内と外へ向けて刺しに行く。BEYOOOOONDSのDVDマガジンだけ異質でクオリティ高すぎwwwwwwなんてヲタらも絶賛してハッスルして発してくれる。

メンバーカラーカメムシ色になったメンバーのヲタらだって負けたりはしない。試行錯誤してカメムシ色をサイリウムで再現しようと頑張る、そうやって懸命に推してくれる。オタクってそもそもそーゆー種族のはずだ?なんでもかんでも与えられてばっかりの文句ばっかりの偽物が横行する中、こーゆー場面に出くわしたとき真のオタクがポロっとこぼれ落ちる。いつだったか今年秋ごろの、カントリーガール山木梨沙と小関舞が「青森のどこどこ辺り」でイベントをやると、場所をしっかり明記しないで発表した事務所に対して、「コイツら(事務所)来させるきないだろう…オタクを舐めるなよ」と言わんばかりに、燃えるんだよね、こーゆー時こそ。行ってやろうじゃないかと。こーゆーもの(出来事)にこそ熱くなれるんだよね。苦境にして虐げられる時、それはレア度を増して価値が高まる。「あの時のアレに行ったんだぜ~」って。

「メンバーカラーがカムメシ色のアイドルを推してる(てた)んだぜ~」

って、レア感は、ヲタのみならずカメムシ色のアイドルとしてその子にも輝く個性とガラ空きのオリジナルを与えてくれる。

それでこれは、旧スマイレージ的な(当時)グループ全体に押し付ける「カラー」ではなくて、グループの中にいるアイドルメンバーの1人、2人が損をする(ように見える)やり方なんだよね。これはどういうことかって元モーニング娘。ハロプロ史上飛び抜けて伝説的な女「道重さゆみ」と同じ手法になる。今では信じられないだろうがその当時、ハロプロアイドル達はブログを容易くは始めることが出来なかった。道重さゆみは長き期間を経て念願叶ってブログを始めたわけだが、同期の田中れいなは「ブログ始めました~♪」なんてあっけなく出来ちゃって、嫉妬深い道重は「なんでやねんっ。。。」「なんでれいなはすぐはじめてさゆみはぁ。。。」グチク゛チグチク゛チ、ラジオかなんかで泣きながら?グチク゛チイジイジ述べていた道重。当人(道重)は悔しくてなんでやねんっ。。って辛いだろうけど、レア度の高まりやヲタらの推し熱の高まりはすさまじいもので、そーゆーのを経た道重だから伝説的にまで登りつめたし、惜しい「再浮上」ではあったものの、14娘。の誰も否定することができない「かなりキテる!」は、道重さゆみのみじめで哀れな背景があればこそ。

 

なんであれこれはやらなくちゃダメだったよねカラー決め…大人たちが勝手に決める既存のやり方では、良くなかった。同じことの繰り返しだよこれでは…ヲタらのヲタ活と同じ、あるいは餌撒き、糧感。それではよろしくない。

 

なぜって…

 

笑いを取りに行くおふざけ集団を狙っていたのだから。

これは素晴らしい方針だ!

(アイドル界も海のように広いからどこかにいるかもしれないが)ガラ空きの席を狙いに行く姿勢、ハロプロ的に踏襲してももうみんな同じなんだよね、だったら変わったことをやってみようよって、違うパターンを繰り出そうよって。グループ誕生前までは期待値高まっていたはずだ。それが、結局、既存グループと同じことの繰り返しでしかないのなら数限りあるハロヲタらのとっかえひっかえの推し変でしかなく、個性が感じられずにそもそもBEYOOOOONDSに「変な名前のグループ」として興味はいっても「そのグループそれそのもの」にまでは魅かれやしない。

既存グループの完成度は思っている以上に高い。

初々しい新グループの成長する姿を…とかなんとか言っちゃってる間に高齢のヲタらはどうなる?

新規獲得、ネット動画世代、笑いを以って若者たちを刺しに行く姿勢を持ったグループであって欲しかった。

新曲が出る度に歌割り争奪バトル大会!

センター争奪ガチンコアイドルボクシング大会!

出すこのCDが○○万枚以上売れなかったら「即 解 散 !」

売るためにアイディア絞り出してあの手この手で挑む姿を映し出せ!

王道だが王道だからこそ常にこのパターンは刺さりやすい。

なんだったらAKBグループの豆腐プロレスに緊急参戦してみるのもいい。

松井珠理奈VS一岡伶奈…150億歳の地球が初めて経験する奇跡。

常に笑いを以ってバラエティの土俵で戦い遊ぶ。もちろんそれを身内限定のDVDやイベントshowで閉じ込めるのではなくて外へ外へ発信する。

そーゆー役割を担う20周年記念の新世代グループ「BEYOOOOONDS」だったはずだ?

雨ノ森川海は自然と戯れる担当という方向性がある程度示されているからさておき地下鉄なんかはコメディ路線でもう既に始動しておかなくちゃ、積極的に。

 

それでまた「アイドルがそんなことを!」ってヲタらが喚くのは承知の上で、「歌とダンスの質の向上」「歌とダンスに加え」と、強調しているんだよね。この辺は偉いと思うしさすが「ハロプロ」だな、と。

単なるおふざけ集団ではよくなくってそれだと結局ベリーズナンチャラのように気色の悪い群れに映って好かれない。

だからこそ「歌とダンス」をしっかりと、ここの完成度を高めてこの土俵でも既存のグループの先輩たちと戦う意識を持ち、超えていこうとする世界観を、グループ誕生前から掲げたわけだ。

 

アイドルは下手でもいい~♡

 

って下手でいいわけがないんだよやっぱり。

AKBG歌唱力対決を観ていて思うのは、やっぱり下手でいいわけがないと。

研修生実力診断テストなんてたいそうな大会を開催しているのがハロプロ勢で、またこれを、悲壮感をかき消すためにメークに衣装にステージ演出をしっかりやるもんだから、彼女たちも(緊張はそりゃするだろうが)ウキウキわくわくして臨んでるんだよね。BEYOOOOONDSって、こーゆーのを「経ている世代」

歌うことに関して意識付けがなされているから必ず伸びるという期待。

良いのか悪いのか小中学生の女の子が多いから、声がまだまだ未熟でステージで歌い踊るにはまだまだパワーも技量も足りていない、だからこそ、意識して鍛錬することをやめないメンバーが多くいる「この世代たち」の「歌とダンス」の伸びゆく様が見ものなわけだ。

単なる自然と戯れるとか、コメディとか、それだけやらせるわけではない、そんなのでは終わらせない、「歌とダンス!」にもちゃんと言及していた事務所側のメッセージと、また、既存のやり方を脱するやり方とを合致させて、しっかりと新グループで繰り出し魅せてもらいたいものです。

 

ハロプロもとうとうついにAKBのように、数が多い人数が多いグループ多すぎると言われてしまっているのだから、普通にやってる場合ではないということだ。

 

行事化が凄まじい軍事式形態に様変わりしてしまった今のハロプロに、外へ刺しに行く姿勢があるかどうか…新グループ「BEYOOOOONDS」の扱いを以って試される。

新年号となって最初に国民的女性アイドルとして名を馳せるのが、ハロプロでもAKBでもなくてもいいし、ハロプロから出てくるのであればそれはそれで素晴らしいことで、20周年記念と合わせて仕掛けた「BEYOOOOONDS」でなければならない。